2020年05月29日

【マンガ更新】FOREVERアフター

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いい加減今年こそは描かねばとじみーじみーと作業していたFOREVERネタマンガです。たった2ページ仕上げるまでどれだけかかっていたのか。下描き以降は液タブに乗り換えたので、ツールになれ直すのと作業に間が空きがちでその度にリハビリになってしまい、ガラパゴスの亀の歩行よりものっそいことになったのでした(;´Д`)しかし、この厚着ップルを見たくなくなる時期の前に仕上げられたので満足です。

ネームは他にも山積みなので、今年はいっこでも多く出力したいです。そのための液タブ様ですし。おすし。りょあにのクセしてここ最近りょあに分が少ないので、その辺を頑張りたいです。えっちも描かねばならんのに(謎の使命感)なんでシンジの話を熱心にしてるのか。

ところで5/22にリリースされた(ステマか)例のウィンザーちゃんですが、発売後のレビューでアレなオチなのが判明したのでわたしは身を引きます。いやーソレはちょっと無理ですわー。予告? の動画でちゃんとおっぱいが揺れるべきところで揺れているのは分かったので満足しました(えぇ…)。ヒロピンジャンルは業が深いんですね…(遠い目)。
posted by はらよしかず at 19:48| Comment(3) | ボーグマン

2020年05月19日

【ジリオン22話】奴の名は織田シンジ・蛇足【アディ】

という訳で遅くなりましたが前回の続き。ここまでシンジを極力冷静に(そうかな)考察して差し上げたのはわたしぐらいだと思うので感謝していただきたい。誰に云ってるのか。

シンジがスタッフから優遇措置を受けていたのは根岸監督のインタビューからも明白ですが、シンジ以前、ボーグマンの前番組である「赤い光弾ジリオン」にもスタッフから謎の優遇を受けていた子供キャラが存在します。それが1話と22話に登場するアディです。
アディは本来1話のみのキャラだったそうですが、22話で再登場。その際に設定を盛られるなど、スタッフ内にアディ推しがいたことが窺えます。しかし、この22話のアディは後のシンジと同様の問題を孕んだ「子供の在り方」を見せています。

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22話は偶然再会したアディが「ウソつきアディ」と周囲から疎まれていることを知ったJJとアディの交流、そしてコンビでノーザを撃退する様子が描かれます。
アディを放っておけないJJは、彼女のついた「ウソ」を真実にするべく、本来なら一般人は立ち入れないホワイトナッツの本部に彼女を迎え入れますが、そこでアディは無断でトライチャージャーに乗り込み基地内を荒らしたり、JJが「友情の証」として渡した通信機で、出撃寸前だったJJを強引に呼び出すという「試し行為」で彼を振り回します。

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JJが出撃しなかったことでホワイトナッツは任務に失敗。JJはチャンプに殴られなじられる羽目に陥ります。ちなみにJJは通信機を渡す約束として、「二度とウソはつかない」とアディに誓わせましたが、アディは「悪ガキ共に追われている」というウソでJJを呼び出したのでした。
JJは激怒し彼女を突き放しますが、アディは寂しそうな顔を見せるだけで、特に反省する素振りはありません。
アディが「ウソつき」になった理由。それは彼女が両親がノーザ兵に殺される場面を目撃し、そのトラウマからウソをつくようになったと前半で語られます。この「戦争孤児」という面がポイントになります。

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で後半、アディはひょんなことからノーザが情報通信センターを占拠していることを知りJJに伝えますが、当然JJは信じません。ここで「オオカミ少年」的な展開になると思われましたが、すぐに入ったアップルのフォローでJJはアディの下に急行。ノーザとの交戦となりますが、彼女の機転によるウソで撃退。その活躍を認められ、アディは軍から勲章を授与される「英雄」となる顛末を迎えます。ここでやっとアディは「もうウソはつかない」と云い切りますが、オチは「やっぱりウソつきアディでした」。アディは最後まで「ウソつき」の自分を恥じることもないまま。周囲もそれを認める「やさしい世界」で22話は幕を下ろしたのです。

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アディのこの好待遇、つまるところはシンジが「ボーグマンが守るべき生徒の象徴」として、足手まといになろうがリョウたちの傍に寄り添うことを(世界によって)許されたように、アディも「親を喪った孤独な少女」の罪を問うてはいけない。憎まず罰さず許しましょうだって「子供」なんだから。という当時のTVアニメにおける不文律から生まれたものじゃないでしょうか。
当時はまだTVアニメのメイン視聴者は子供であるという大前提があったはずで、彼らのアバターである「子供キャラ」が否定されることはタブー。それを踏まえてスタッフが子供の目線に合わせて送り出したのがアディであり、その流れはシンジに繋がったと思えるのです。
今だと「名探偵コナン」の少年探偵団が知名度も高くてスタンダードな「子供ポジション」なんですかねえ。個人的に一時期あの餓鬼共がシンジなんぞ目じゃない位に苦手で、アニメも原作も奴らのメイン回はすっ飛ばしてたほどです。しかし、奴らは映画版では出て来ると観客席のお子様たちのテンションが上がると聞きかじったので、あのテの子供キャラとしては成功例なんでしょうね。でも嫌ですよね死体見ても動じないどころか張り切る小学生。

まあワタクシ的には、主題や書き方にもよりますけど「罪を犯せば罰が振ってくる」という因果応報、それによる悔恨と成長を、「かわいそうだから」「可愛いは正義だから」で回避する作品には抵抗を感じます。誰もレイナの悪口なんて云ってませんよ?
鬼滅があんなに受けたのも、「因果応報」を潔く書いたからじゃないでしょうか。

ただ、前回の記事でも触れましたが、園田氏はシンジを含めた子供たちに関しては、もっと違う可能性を探っていたのではないでしょうか。同時期のトルーパーで(子供キャラとして絶妙なポジションにいた)ジュンを書いていた園田氏がシンジの在り方の不自然さに気づいてない訳がなく、シンジ以外の子供たちにも目を向けたかったのに対して、根岸監督はシンジを「便利要員」として重宝し使い回しまくった。アニスの扱いといい、このかみ合わなさがボーグマンの欠点だったと改めて再認識しました。ライジンオーで確信した部分もありますが、これは後日に。

あ、dアニメストアでジリオンの配信が始まってます。まだ未見の方はぜひ。ボーグマン沼にどっぷりなわたしが軽くハマったぐらいには面白いですよヽ(´ー`)ノ
posted by はらよしかず at 17:13| Comment(3) | ボーグマン