2022年03月25日

【速報】コンプリート・BD-BOX 6/29発売【ミュージックビデオ円盤化】

お絵描きするので来月まで更新しませんと云った端から更新です。何度もこういうウソをついてその度に反省してましたが(本当か)、今回ばっかりはウソつきにならざるを得なかったのです。まあ黙ってこの動画を見なされ。



という訳で、フロンティアワークスさんからブルーレイBOXの廉価版発売のアナウンスが本日ありました。ディスク2枚なので画質はVAP版には劣るようですが、特典が豪華なのと、アマゾン&楽天ブックス先着順の予約特典(尼:ミニジャケット3種 楽:アクリルスタンド)がレアアイテム化待ったなしなので、円盤よりもそれらを本命にできる人向けの商品ですね。あと、VAP版にないミュージックビデオが収録されるのは大きいです。LD止まりだったFOREVERを高画質で拝めるんですよそれだけで最高じゃないですか(滂沱)。

以下はフロンティアワークス公式ページより抜粋。

【特典内容】
封入特典:
●特製ブックレット
・スタッフインタビュー(監督・根岸 弘×作画監督・松尾慎)
・歴代ビデオジャケットギャラリー

●メインキャラクター設定集(縮刷レプリカ版)
当時の作画スタッフ用にまとめられたキャラクター設定を縮刷複製冊子化

●原画修正集(縮刷レプリカ版)
当時の作画スタッフ用にまとめられた原画修正集を縮刷複製冊子化

映像特典:
●メモリアル・ミュージック・ビデオ「MADNIGHT☆GIGS!」
未DVD化だったミュージッククリップ集。TVシリーズ最終話のその後を描いた新作画映像も収録


LD-BOXもVAP版BD-BOXも、先ず「菊池通隆ありき」の仕様だったのに対して、今回は根岸監督主導の内容となっている模様。この時点でスルーするファンも多そうですが、おそらく「当時現場で奮闘したスタッフの軌跡」を特典の形で残す意図があるのではないかと。ラムネやウェブダイバーのBD-BOX等、根岸作品は近年フロンティアワークスからリリースされているので、根岸監督の意向が濃厚に反映された内容となっていることは間違いないでしょう。そういえばウェブダイバーはGYAOで配信開始されたそうで、dアニに来るのも時間の問題かしら。
もうスタッフインタビューが早く読みたくて泣きそうですが(やだキモイ)、何故13話のみ参加の松尾氏だけなのかはちょびっと疑問。それならせめて會川氏も交えて13話談義して欲しかったですが、ブックレットの編集スケジュールの都合ですかねえ。贅沢ですが、あともうひとりぐらい当時のメインスタッフを呼んで欲しかったです。大畑氏とか村山氏とか。
設定資料集はキャラのみなんですかね。ムービックの設定資料集+αなカンジかしら。原画修正集、わたしが先日奥で惨敗したあの原画集の再録だったりしませんかね。それならもう奥とメルカリを張り込まなくていいんですねーやったー! なんですが。

ここからは完全に私見。このブログを通じてお付き合い下さっている方々はお察しかと思いますが、もうめっちゃ私が得な特典内容です。円盤はおまけです偉い人には(略)。FOREVERはおまけで済まないけど。
わたしはどのジャンルでも公式至上主義で、ボーグマンの公式は園田氏でも菊池(麻宮)氏でもなく根岸監督という認識なので、ねぎし氏を中心にした商品なのが本当に嬉しいです。監督なのにLD-BOXでも存在がスルーされたりと冷遇されがちだったことを思うと、やっと「根岸監督のボーグマン」にスポットが当たるのか…と感慨深くなったり。それはそれとしてラストバトルはゆるしませんけど。
いや、ねぎし氏のアーカイブ事業はテッカマンブレード以降の作品が対象と勝手に思ってたので、今回のボーグマン商品化は本当に驚きました。ねぎし氏はビジネスマンなので、玩具アニメデビュー作のボーグマンに思い出はあっても商品としては厳しい目で見てると思ってたんですが、ワンチャンあると期待していいんですかね。

真面目な話、このBD-BOXの売れ行きにそのワンチャンがかかっているはずなので、投資と思って購入可能な方はぜひ前向きに検討していただきたい。業界というか、ボーグマンに更なる商品価値をねぎし氏に見出してもらう最初で最後の機会になるとわたしは思ってます。ラムネの再起動があれだけ盛り上がったのも、ねぎし氏がファンの反応をチェックして、動いていたからだと思うんですよ。ラムネがBD-BOX発売に留まらず、ファンミーティングやWEB小説とすそ野を広げられたのはねぎし氏の尽力の賜物でしたし、きっかけがあれば動いてくれる方だと信じてます。ボーグマンがラムネが敷いた道に続ける夢を、わたしが見続けるためにもお願いします(何て?)。わたしはもうぽちってますよアクリルスタンド楽しみだな!

しかし菊池氏がノータッチの企画とは思い切りましたなあ。しかもメインビジュアルに使われている版権イラストは、(画集のコメント等から)菊池氏にとって思うところが多かったことが窺える作品だし。過去の素材で充分と踏んだのかしら。この分だと園田氏も関わってないんでしょうなあ。仕方ないんですが、そこがボーグマンの寂しいところなんですよね。

そうそう、ラムネもウェブダイバーもそうでしたが、ねぎし氏は商品化のアナウンスと同時に、ツイッターで関連情報をこまめに呟かれるのでチェックをお勧めします。ウェブダイバーの対談記事みたいな企画ものも期待していいんでしょうか…(ドキドキ)。
posted by はらよしかず at 17:36| ボーグマン