・冒頭のオーガン無双がカッコ良すぎてしっこちびりそうでした。ちびってないけど。メインテーマ曲が卑怯なぐらいカッコよすぎる。
・当時は別段思いませんでしたが、いま見直したらトモルがめがっさえろい。わたしがくされだからとか関係なく。多分。
・しかし当時の菊池キャラの色っぽさをここまで引き出した作品は他にないでしょうなあ。ボーグマンもゼオライマーも菊池さんの絵の変化に影響されすぎた印象ですし。
・トモルの青二才若造な演技が新鮮でたまらん。山ちゃんこういう正統派のヒーローって今でもあまり演じてらっしゃらないですよね?
・ずっと思ってたんですがパスフーいいなあ。うすいほん的な妄想も楽々作れそうじゃないですか(それか)。
・1巻のオーガンに対して繰り返されるエディフィー幹部たちの「これは何だ?」から、少しずつオーガンの全貌が見えてくる過程に震えました。トモルとオーガンのすれ違いも良い。
・フォレストン局長って人間くさくていいですよね。
・ノックはゲーム内の未知をどうこうしたということは、つまりトモルがそういうプログラミングをしたんです? しかし作った本人は見れてないんです?
・演出はちょっとキツイ部分と今でも鑑賞に堪える部分と未来に生きてたんだなあと感心する部分が混在している印象。まあ90年代SFアニメの良さがぎっちり詰まっていることは確かで、今ならGAIJIN受けしそうな気がしますが実際どうなんでしょう。
・ゾア指令の声を聴くとちょっと切ない気持ちに。内海さんすごい存在感ですよね…。
・トモルの面白いところは、ちょっとオタ入った内向的な青年なのに妙にアクティブなんですよね。逃げたくなったら徹底的に逃げるし、よしパスフー使ってオーガンの記憶を記録すっぞ! 寝るぞ! と本当に即寝るし。守るべきものが見つかったので命を懸けてオーガンになるよ! で本当に地球を守り切るし。
・でもトモル30歳ぐらいでお亡くなりになっちゃうんですよね確か。せめて未知と結婚できてたらいいんですが。マモルくんは子孫なんです?
・未知はちょっと掴みづらいヒロインだったような。性格良すぎるというか聡明すぎるというか。あの流れでなんでトモルに心惹かれたのかちょっとピンとこない。アレなら陽子がトモルのDT食う展開の方がまだ納得いったような。(えー)
・DTがDTのまま戦い抜くからいいんだろいい加減にしろ!(某バルバッドの王様と某ブリタニア王を思い出しながら)
・その陽子は1巻2巻とおっぱい担当の域を出なかったのにフイタ。2巻でトモルに助けてもらったお礼、とあっさり彼の唇奪ったのが大人の女の余裕すぎてすげい。
・ぶるあああああああ云わないラング若本の演技がオーソドックスで、これまたかえって新鮮でした。ラングがぅうおおおおぉぉおおがぁぁああんん!!! とか云ったらきっと萎えた。でもああいう芸風に切り替えたから生き残ってこれたんでしょうなあ。
・平沢進の音楽がやっぱり最高すぎて辛い。3巻クライマックスのオーガン登場→オーガンVSゾアに至るまでのサウンドはゾクゾクしました。余談ですがついったで平沢信者のフォロワーさんに、平沢氏が出演しているニコ動とかを教えてもらって見たんですが、想像以上の変態紳士だったことに驚きました(褒めてます)。そして当時出版されていたムック本のインタビューも読み返したんですが、正直何を云ってるのかちょっとよく分からないですね。
・久見のポジションが最初分かりにくかったんですが、3巻で腑に落ちました。久見という“過去”と、ミークという“未来”がぴったり重なり合う構図が上手い。
・それでも、ただの予知能力者かと思ってたらいきなり太陽を動かしたので超びっくりした。ちょっとチートすぎませんかねいんだよ細けえことはですかそうですね。
・全編通して、「オーガン」という“ヒーロー”の存在感が終始際立っていて、いま見直しても実に気持ちのいい作品でした。オーガンの包容力溢れる演技も聴いてて心地いい。あれを別録りなしでトモルと演じ分けた山ちゃんマジ化け物。
もう1回通しで見直して、もうちょっと感想追加したいです。
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