2016年04月23日

記事100個目。

ra-27.jpg


更新頑張ると云っておきながらこの有様だよ!(もう誰も)。
云い訳ですけどペイントツール起動3回に1回の割合で線をごんぶとにし、なかなか機嫌を直さないペンタブ様と格闘しては疲れて寝るを繰り返しておりました。やっと原因分かってきたので、今後はもうちょっと動作が安定すると思うのですが。どうも元凶はWinにデフォで付いてるタブレットだったようで、いらんことしかしねえなマイクロソフト! Win10もいらんと何度関連ファイル削除しても更新ファイルの中に混ぜてくるし!ヽ(`Д´)ノ

それもなんですが、今回はボーグマンの記事100個目ということで、どうしても(再燃のきっかけになった)FOREVERを採り上げたかったのでした。その作業もあれもこれもと欲張ってしまい進まなかったんですよねー。更新優先にしたかったので、また色塗りごまかしてすまない…。恋人の肩を抱くのがチャックで、リョウは手を握りたがるイメージだったり。

FOREVERのレビューに関しては、また後日キャプ画面交えてやりたいので今回はさらっと。
つべで久しぶりに視聴した時の、あの思いはどう説明していいのか。20ウン年前に気持ちが急速に巻き戻っていった、あの感覚はもう二度と体験できないことだけは確かです。

それもこれも最後の方のリョウとアニスが、お前らそんな可愛いとかふざけんな! と夜中にのたうち回り、やばいやばい今更火が点いたところでどうすんの誰得じゃんでもやばい! と頭抱えたぐらいに可愛かった所為なんですけれども!
なんというか、トシ喰ってオタクをこじらせたからなのか、当時気づかなかった、演出に込められた情報量が非常に多い映像だったことに気づかせられて、そこに感動したのが大きいです。こんなに細やかに、しかも短時間でリョウとアニスの関係を成立させたクセに、ラストバトルはあんなにぞんざいという。

美姫と共に新しい道を歩み出したチャックと別れの挨拶を交わした後、校長室でひとり物思いにふけるリョウが終始描かれているのですが、常に自分の進む道を示唆してくれていたメモリーはいない。子供たちも卒業して去り、メガロシティは平和を取り戻している。妖魔と戦いメガロシティを守るヒーローでもなく教師でもなくなったリョウは、自分が次に行くべき道が見つからず、校長室(=メモリー)から離れられずにいた訳ですね。

そんな「何もない」リョウの前に現れたのが、彼と同じように「何もない」アニスで、それは教師そして共に戦う戦士という枷もなくなったということでもあり、そしてやっとふたりは「ボーイ・ミーツ・ガール」を果たせた。そこまででないと、そういう意味で向かい合えない関係だったんですな。

ただひとつ、アニスがリョウと違うのは、彼女の中にはずっと秘めてきたリョウへの想いがあり、彼を必要としている。その想いを込めたキスでリョウを「メモリーの呪縛」から解放し、彼を校長室から連れ出した。リョウもまた「同じサイボーグの女の子」に寄り添われたことで、「アニスを守る」ことからはじめようと思ったんじゃないかなあと。
この辺、実はラバレもおおまかな構図は同じなんですよね。そこにリョウの過去の清算とかアニスとのラブロマンスを放り込み、根岸監督と違う解釈で描いただけで。

ラバレのとっととDT捨てた(断言)リョウと違って、こっちは後からじわじわ自覚するというか、いきなり訪れた恋人モードに七転八倒するんじゃないだろうか。よく見たら可愛いとか胸でかいとか、仲間の時は気付かないようにしていたことにいちいち気付かせられて、ドキドキしてたらいいんじゃないでしょうか(ニヤニヤ)。

この辺はまた次回で(続くんです)。
posted by はらよしかず at 23:56| ボーグマン