2017年07月05日

【超ザッピング】TVシリーズ15話感想【シンジ無双序章】

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ここんところボーグマンはスマホ(dアニメストア)で流し見してたんですが、久しぶりに大きな画面で見たくなってブルーレイ引っ張り出して15話&18話を視聴。やっぱりブルーレイ画質で見るバンクシーンは最高ですわ。どっちの感想書こうか迷ったんですが15話を。いっつも長文になるんですが今回はかるーく。かるーく。
あ、アニスカレンダー7月分は次回アップします。

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15話はこのアニスが本編ではいちばん可愛い(よしかず屋調査)ところを見せたのに、ほとんど話題にならないことに遺憾の意を表明。ドスケベドレスまで付いてくるというのにお前らの目は節穴でいらっしゃいますか(誰にものを云ってるのか)。

メガロシティ1の歓楽街というフェイムブロックですが、渋谷に当たる街なんでしょうか。
・松井声のモブ娘が眺めていた水着が30万円はないわー。ただのドスケベ水着にしか見えないのに。後ろのサーフボード込みの価格なら納得いくけど。
ヨダレを垂らして女の子飲み込んじゃう妖魔(そして舌がカメレオンのような形状)に、制作者であるケルちゃんのムッツリ根性を見た(そうかな)。これはうすいほんが滾りますねえ…(今頃)。
・場面変わってサイソニック学園。12話から先生たちがボーグマンなのではという疑惑を抱いたシンジが、一度は否定されながらもやっぱり釈然としてない様子。そのまま忘れりゃいいものを(舌打)。
・14話でやっぱボーグマンが先生たちだなんてないわーと疑惑を引っ込めた乱堂たちですが、シンジに云いくるめられて一緒にフェイムブロックにパトロールに出向くリョウを尾行
・リョウは4話でボンクラの烙印を押されかけてましたが、なんだかんだで普通に授業こなしてるんですよね。でも男2人の「教師」としての成長は、描きたくても手が回らない要素になったのかなーとも思ったり。
ケンユーさん声のモヒカンオネエに心底ビビって逃げだす乱堂ですが、将来きっとそういう目に何度も遭う。わたしにはみえる(受信中)。
・バーガー署長に見つかって叱られ強制送還されちゃう子供たちですが、モーリーがいちばん気丈に反発したのがポイントかも。さすがは国語の先生に良妻アピールする女傑やでえ(何だと)。
・その様子を遠目に眺めていたボーグマン3人。アニスはいっそ本当のことを云った方が危険な目に遭わせずに済むかも、と云いますが、リョウはメモリーと相談してからにしようと保留に。
・ここにリョウがメモリーというリーダーありきで行動する主人公であることが表れてます。当時は独断で突っ走るやんちゃ系主人公が多かった中で、熱血漢でありながらリーダーを優先するタイプは珍しかったのではないでしょうか。
・単にメモリーが怖かっただけかも知れませんが。だとしたらどんだけ服従心を植え付けているのかメモリーヽ(´ー`)ノ
・フェイムブロックをパトロール中のリョウが、また新たな犠牲者を飲み込んだ妖魔と交戦中のファントムスワットに遭遇。もうこの時点でかませ集団のにほひが…(禁句)。
・基地で今後の調査に関して打ち合わせをはじめるボーグマンチーム。犠牲者は「15〜25歳までのとびっきりの美人」ということでアニスが囮になる流れとなりますが、リョウがその資質に対する疑問を呈して「失礼ね!」と先ほどの画像に。
・なんでここのアニスが可愛いのかって云ったらアナタ、本編で唯一女の子としてのプライドを刺激されて感情的になった場面だからですよ! 鷹森さんもそう解釈して役作りされていたように、アニスはあまり感情を表に出さない、ちょっとクール入った女の子なんですよね。そういう意味でも貴重な場面だと思います。
・深読みしたら、気になり始めていた男性であるリョウに云われたというのも大きかったのかも知れませんが。
・そして女の意地を賭けた結果がドスケベドレスである。こんだけドスケベなのに男2人の反応が「馬子にも衣裳」なのはどういうことか。やっぱりほもか
・まあ、リョウにとって(この時点では)アニスがそういう対象ではないということでもあったんでしょう。まだスタッフもその辺決めかねていた時期だっただろうし。
・囮としてフェイムブロックを徘徊しはじめたアニスを追跡するリョウとチャックの前に、ファントムスワットのリーダー(後の桂美姫)が登場そして彼らを速攻で拘束。逆らったら即銃殺上等で、職質も何もあったもんじゃない。
・ボーグマンとしての卓越した身体能力を見られたからとはいえ、あっさりカミングアウトしすぎじゃないのかリョウ。そしてそれをだから何? と返す美姫もたいしたタマである。
・ファントムスワットの基地に連れていかれて監禁される男2人。彼らが脱走したら殺る気マンマンで、このおっかないおねいさんとチャック先生がくっついてしまうなんて、当時見ていたお子様たちはだれも思ってなかったでしょうなあ。
ボーグマン関係の資料を全部破棄してましたとかちょっとよくわからないですね。フリッツ博士何考えてたんだ。ボーグマン計画で得た技術と研究結果は医療にも貢献できたはずなのに。
・一方アニスは妖魔が出てこないことにおこ気味。こういうとこやっぱり可愛い。
・通りかかったブティックで微かに聞こえた声で、ブティックのマネキンが犠牲者の女の子たちであることに気が付いたアニスの前にケルベルス&妖魔獣バランダ出現。
・バランダは女の子から生気を吸い取ってマネキンにしちゃうんだそうで、本当にマネキンなのか。まさかオリエント工(それ以上いけない)。どっちにしてもケルちゃんはちょっとマニアックすぎないか。アレか。今で云う石化属せ(だからそれ以上いけない)
・しかしマネキン化美女を並べることに何の意味があったのか。ジオラマ感覚でブティックごっこしたかったのかと思うとちょっとほっこりしますね(しない)。
・まあブティックや映画スタジオやナイトメアシアターを乗っ取ってる辺りで、なんとなく傾向が窺えますけど。全部リア充向けスポットじゃないか人間止める前の恨みか。
・変身しようとしたアニスですが、そこでずっとアニスをつけていたシンジ現わるで流れるように人質になるのは自然の摂理。
・シンジくん、前日に君の親御さんはおまわりさんに子供がこんなところ(フェイムブロック)に来ないようにちゃんと見てなさいと怒られていたはずで、それは君も知ってるよね? なんでいるの? ばかなの? しぬの?
シンジの前での変身を躊躇うアニスですが、リョウとチャックは囚われ中で来れるはずがなく結局変身して孤軍奮闘するハメに。いっぱいいっぱいでリョウとチャックを待つ様子に(鷹森さんの演技込みで)ちょっとくすぐられます。こういうところがアニスならではの色気に繋がってると思うんですけどねえ。変身バンクとぱんちらしか思い出せないようではまだまだよ(謎の居丈高)。
・リョウたちは自分たちを囲っていた強力なバリアをやっと解除して脱走。ファントムスワットあっさり吹っ飛ばされてちょっと弱くないか。その後もちょっとどころじゃなく順調にかませ街道を突っ走った訳ですけど。
・がんばってじゃねえよアニスの云う通りはよ遠くに避難しろよというおっきなおともだち視点のツッコミをヨソに先生を置いてなんか逃げられないよー! と戦場の近辺で叫ぶ小学生男児。
・いまこの場でしかもノーガードのお前がいてなんの役に立つのかシンジ。サイソニック学園は私立のエリート校なので、ものの分別のつかない小学生だからと云う弁明は通じない。時事ネタはアレですがこの身にキチガイミュージカル議員を憑依させたい。そんなーつもりじゃーないんですーがつうじるのならーアァ!(ドカンバキン)
・ガンウォーリア呼んでも苦戦していたアニスがガチなピンチに陥る直前にリョウ&チャック到着。ここらへんの戦闘シーンはテンポ良くて見てて気持ちいいです。15話は根岸監督絵コンテ&寺東さん演出なんですが、お2人の手掛ける戦闘場面は安定してるんですよねー。
・それにしちゃ根岸演出回の18話はパッとしなかったんですが、これはまた次の機会に。
・最後はシュインシュインピーーーーーン(ドカーン)でバランダ撃破。女の子たちも元に戻ってめでたしめでたし。アニスだけでなくリョウとチャックもボーグマンであることがシンジにバレて「オレたちだけの秘密だぞ!」とさわやかに15話終了。
・しかしここからです。後におおきなおともだちの間で語り継がれる、シンジのトラブル量産伝説が築かれていくのは。16話でリョウとチャックの関係に罅を入れ17話でモーリーと一緒に人質となり(ケルちゃんもまたこいつかよと内心思ったであろう)18話は霊圧が消え19話はそっくりさんのロボットが焼死してアニスにトラウマを残し20話は不在で21話23話24話以下略。ちょっとそこのパイプ椅子に座って懺悔してもらおうか。(それは別のシンジくんです)

ホラやっぱり長文になったじゃないの!(逆ギレ)
しかしスタッフですらあまり考えてなかったはずの、ケルベルスについて語ったのは絶対わたしだけと断言しよう(ふんぞり)。

長文ついでに。

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このシンジとか、Bパートのシンジ全般(15話と19話で原画を担当していた)木村貴宏氏が手掛けた気がして仕方ない。ただそう感じるだけですが。アニスはあまり描いてないような。キムタカのアニスは今だからこそごっつ見たい。
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posted by はらよしかず at 00:00| ボーグマン