そんな訳で、4/13についったに思いつくまま上げたネタからチョイス。まずぬーたいぷ1989年4月号の綴じ込み付録より。色々問題作()となってしまったファントムスワットのイラスト。裏は時間割表になってます。初出のぬーたいぷでも画集でも見開きで掲載されているので、折り目無しで楽しめるのはこれだけではないかと。LD-BOXの菊池氏インタビューによると、美姫以外のメンバーはぬーたいぷの編集者にノせられて独断で起こしたデザインだったそうで、制作サイドではどういう「女性だけの特殊戦闘チーム」構想が進んでいたんでしょうね。
死んだ子のトシを数えるようなもんですが、もし葦プロがあの彼女たちを容認していたら、サイメビのAMPと一線を画す美少女集団として、菊池氏(とぬーたいぷ編集者)がノリノリでプロデュースしてたんじゃないでしょうか。それはそれで見てみたかったですが、本編で活かせたかというと無理だったでしょうね(断言)。実際起用された本橋デザイン
アニメディアの読者ページより。1-4話に関してはぐうの音も出ないというか、すごく…同意見です…。「ヒーロー」と「教師」でテーマが割れてしまい、方向性が定まるまで時間かかっちゃったのが1クール目の悪いところなんですよね。フリッツ博士はツンデレポジで、後のファントムスワットにそれを継承しないといけなかったので仕方ないです。ところでファントムスワットが女性だけのチームなのは彼の趣味ですか?(真剣)
5話はまだレビューやってないのであんまり深追いしたくないんですが、ちょっと褒め殺しじゃないですかね(えー)。いや、4話までがあんまりな出来で、ここで頑張らないとヤバイ感はあって実際いいエピソードではあるんですが、このレベルで神回認定はどうかなーって…。やっと普通になっただけで、また落ちたり上がったりするから…。
5話は妖魔とチャックが運転するバスのカーチェイスが、当時では画期的な画面だったというか、時々演出や作画スタッフに何か降りてくるんですよねえボーグマン。3話でガイコツに追い回されるアニスとか。
確かに基盤は良かったんですけどねえ、そこに各スタッフが好き勝手にいろんなもん建てちゃったからねえ。振り返ると根岸監督が後半であそこまで立て直して、最終回に持って行ったのは相当な力業だったと思います。
これもアニメディアの読者投稿。トシを食ったBBAオタクとなった今、こういう愛の深い考察ができなくなってしまっていることを痛感せざるを得ませんでした。
時を経てそれなりに情報を入れた上で、作品を見てしまったことが大きいのですが、スタッフはそこまでダストジード(レミニス)のキャラ造形を考えてなかった、考える余裕がなかったと思いますよ…スマンよ…。
ダストジードはぬーたいぷが菊池氏と一緒に作り上げたイメージの独り歩きや、本来なら4クールかけてなされたはずのキャラ造形が、打ち切りによって別の形での補完を余儀なくされたことで、歪な存在となってしまった。園田氏の没案では、彼はレミニスの記憶を取り戻し、苦悩の末にリョウたちに協力して姿を消す予定だったそうですし。
ただ失敗キャラだった訳ではなく、34話のあの退場を視聴者の解釈に委ねたことで、視聴者に強烈な印象を残した。当時のライブ感なくして成立し得なかったキャラクターだったと思います。少なくともジリオンのリックスの二番煎じにならなかった点は評価したい。役作りにおける情報不足で悩んでいたであろう山ちゃんからしたらたまったもんではなかったでしょうけど。
しかし彼の場合、限られた情報が女性ファンにとって好都合に働くものばかりだったことで、根強い人気を得た面もあったんじゃないですかね。レミニスはあれだけしか登場しないのに、おくされな方々に愛されてましたよねヽ(´ー`)ノ
ぬーたいぷ見直しててめっちゃハマった読者イラスト。いやー可愛い。リョウは絵が下手というのはわたしの発想になかった。神田川かな(えー)。
今後の更新は腰のご機嫌次第です。ネタはあるんですけどねえ(涙)。とりあえず何かお絵描きしたい。