2020年02月07日

【遅刻】アニス・ファーム生誕祭【ブログ5年目突入】

…5年? え? 5年目なの? まだやってないこと山盛りなのに? と我ながら素で驚きましたがそれはともかく。日帰り手術で右の頤にブラックジャック張りの縫合をされて週明けの抜糸までイテェイテェな状態だったりなんやかんやで忙しく、当日はついったで精一杯だったアニス誕でございます。今回は作画監督別に見るアニスの傾向と対策です。個人名は敬称略とさせていただきます。菊池氏のアニスだけがアニスじゃないよ、ということで前からやってみたかったんですよね。リョウ誕とチャック誕でもやろうかな。


【工藤征輝】


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1話、22話、34話と、ボーグマンで印象に残る回を担当。キャラは全体的にややシャープかつ骨太な印象。工藤作監の本領はアニスのバルテクターにあると思います。

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時々アレンジが加わるバルテクターのバスト部分や骨盤周りにこだわりが感じられ、独特の色気が漂ってます。ヒロピン属性の方に受けがいい回は高確率で工藤作監じゃないかと勝手に思っていたり。


【川筋豊】


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4話、17話、23話とモーリーと美姫が美味しく、作画面でも気合いが感じられる回を担当。アニスに関しては前述の2人程思い入れがなかったのか、どうもイマイチだったんですが、優秀な原画陣が揃い始めた後半からは安定。29話はなかなか神作画でオススメですよ。

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【野中みゆき】


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8話、15話、19話等を担当。キャラ表に沿った作画でしたが、リョウのモミアゲが妙に長いのが特徴(そんな)。どのキャラもマイルドな雰囲気を持っていて、アニスのふわっとしたボディラインを上手く表現されていたと思います。

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【池田好美】


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リョウがギャル化乱堂もイケメンにしてしまう超安定作監ですが、湖川キャラを彷彿とさせる画風だったので(お弟子さんだったのかしら)、キャラ表からはちと離れたものになってましたね。まあ当時のアニメでは珍しくもなんともないというか、そんなこと云ってたらクロノスは毎回ストール兄妹の顔が違ってましたしヽ(´ー`)ノ

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アニスは可愛いというより美人という印象。池田作監ならではのポイントがココ。

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アニスの襟足が見える作画は池田さんだけなんですよね。ただ、ポニテならともかくハーフアップでこういう見え方は難しいと思うんですが色っぽいは正義(終了)。


【本橋秀之】


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最終回を担当し、根岸監督から最も信頼されたと思われる作画監督。ゴットマーズのイメージからかラストバトルの起用からか、ボーグマンではあまり評価されてない気がする本橋氏ですが、安定という点ではトップクラスじゃなかったかと。コミカルな場面等、表情のバリエーションの広げ方は熟練ならではですし、キャラクターの掘り下げにも一役買ったと思います。

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ここからは単発の作監。


【只野和子】


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唯一のスタジオライブ回となった27話の作画監督。ぬーたいぷだったか、アニメーターのコメントコーナーで只野氏は27話以降も何回か作監を予定と語られていましたが結局27話のみだったのは残念。同時期で佳境だったはずのワタルに行ったのかしら。
どの作監よりもキャラ表に近く、尚且つ表情の付け方の解釈も素晴らしい。ぶっちゃけ菊池氏よりもキャラ表から広げた作画を成せていたのではないでしょうか。菊池氏が劣っているという意味合いではなく、絵の変化のせいでキャラ表に似なくなっていたのは確かなので。


【松尾慎】


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云うまでもなく13話の作画監督。松尾氏も13話以降レギュラーで作画監督を務める予定だったのが、諸事情で泣く泣くヴィナス戦記に行ったと「80年代スーパーロボットアニメ秘話」にありました。残念なハナシですが、松尾氏だとアクションに特化されすぎてて、22話みたいな日常回のキャラの芝居に対応できたかはちっと疑問。
アニスの出番は非常に少なかったのですが、菊池キャラから離れまくった「松尾アニス」として成立していてインパクトあります。

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という訳でアニス誕でした。今年はプライベートとボーグマンで山積みの宿題と向き合う所存(主に二次創作)なので、更新頻度は非常に遅くなります。まったりお付き合い下さると幸いです。まだまだ何かやれそな感じなのが我ながら恐ろしい。まず資料の整理しないとなあ…。
ついったでは思いつくまま何かやってると思います。
posted by はらよしかず at 18:56| Comment(3) | ボーグマン
この記事へのコメント
>はらよしかず様

 お待ちしておりました、アニス誕!
 どうかお体に気を付けて、可能なペースで投稿なさって下さいね。

 こうして見ると、菊池氏の作画をそのままコピーしただけにとどまらない、それぞれの『違い』と、それに伴う『良さ』とがありますね。80年代アニメの作監の違いによる作画の違い、昨今じゃああまり注目されないもんなあ。
 菊池氏以外の作監のアニス、これらもインパクトはやや欠けるものの、決して魅力的じゃないわけではないんですよね。

 この中では、只野和子氏が良いかなあ。後にセーラームーンも手掛けられるわけですし、既にその才能の一部が萌芽しつつあったような。

 池田氏の作画は、頬のラインがちょっと異なりますね。ほっぺの膨らみまたは『ぷに感』がちょっと少な目ですが、その分どこか鮮やかで、印象が異なります。
 本橋氏も、こうやって見るとボーグマン劇中では違和感はそれほどでもないですし、安定感はあります。

 でも、こうやって『作監の違い』が並べられると、乖離はしてないものの、どうしても「菊池氏の作画とは違う」事の違和感も伝わってしまいます。ヤシガニレベルの酷さはないし、全編比較的安定はしてた印象ですが。
 しかしそれでもやはり「菊池氏のあの絵柄でがっつり見たい」と思ってしまうのも道理(自分もそういうとこあったし)。
 ラバレが作られたのは、アニス込みで、そういう「菊池氏作画がっつり」を望む人も多かったんだろうなと、改めて実感です。
 ただ、それを逆に言うと、
「菊池氏以外の作画」はあまり期待も注目もしてないって人たちも、少なからずいたんだろうなとも予想してしまいますが。

 更新は慌てず、ご自身のペースで進めて下さいね。
 
>まだまだ何かやれそな感じなのが我ながら恐ろしい。まず資料の整理しないとなあ…。

 個人的には、
「登場した妖魔」
 に関するデータをまとめたものを、見たいところです。
 要は、「怪獣図鑑」ならぬ「妖魔図鑑」みたいなものを。
 
 ビジュアルのみならず、作戦内容とか、能力とか、いかにボーグマンと戦い倒されたかとか、そういう関連の資料って全く存在しないですからね。商業はもちろん、同人誌でも。
 まあ、大抵はボーグマンは「キャラ(リョウやアニスやダストジードのアレコレ)」や「メカ(主にバルテクター)」ばかりが目当てで、「妖魔? なにそれ」でしょうけど。
 ただ、おそらくシリーズ構成のあの人が設定し、それがろくに活用されず終わり消えてしまった事を鑑みると、どうにも不憫にも思ったり。

 まあ、あくまで「こんなんあったらいいな」程度の思い付きなので、ご参考までに。

 それでは、寒さがまだ続きますが、お風邪などひかぬようご自愛くださいませ。では。 

Posted by 塩田多弾砲 at 2020年02月08日 13:35
>塩田多弾砲様

作監別の特徴は90年代アニメまでのお楽しみでしたねえ。ファイバードは山本佐和子さん、リーガーは本橋さんサイコー! とかそんな見方してました(追憶)。
作業の際に、最近のアニメは安定第一になっていることに気付かされました。良い傾向だと思うんですが。
個人的には池田&野中の女性作監回のアニスが好きです。「ヒロインを可愛く描く」という基本に忠実だったことが窺えるので。

>只野和子氏

初のボーグマン仕事でこのクオリティなので、回を重ねたらもっと魅力的なアニスを見せていただけたかも知れず、単発で終わったのは残念でしたね。ついったで当時のアニメーターの方が、葦プロの進行担当者の杜撰さ(そのせいでボーグマンの仕事を断ったと)にすこーしだけ触れたTLを見かけたことがありまして、あっ…(察し)という感じでした。先日でのイベントの會川氏の一件といい、葦プロはどうにも大味な会社だったんでしょうねえ。

>どうしても「菊池氏の作画とは違う」事の違和感

正にボーグマンの残念な点の一つですね。菊池氏が参加したOP&変身バンクの出来が突出しすぎていたのと、版権イラストを手掛けるほどに絵が変化していったせいで、本編の作画レベルとのギャップが生じたのは確かなので。実際作画は良くても動きが紙芝居、脚本はいいのに作画が残念と各話ムラがあり、安定したのは終盤からになったのは残念。葦プロ作品あるあると云えばそれまでですが。少なくとも作画はクロノスよりはマシだったと思うんですけどねえ。

>「菊池氏以外の作画」はあまり期待も注目もしてない

こうなったのも残念ですが、この辺は監督をはじめ他スタッフの責任ですよね…。本編は結局菊池ビジュアルに負けてしまったと思うので。ボーグマンを菊池ビジュアル以上に魅力のある作品にできなかったが故の「アニス以外どうでもいい」という後の評価で、悔しいですが仕方ないですね。

妖魔関連は先になると思いますが、大畑氏のデザインまとめと一緒に進めたいネタです。
Posted by はらよしかず at 2020年02月11日 19:37
>はらよしかず様

 ついったの方でエヴァの感想やらワンフェスのアニス新作やらが目に入ってきて、
「銀さんがなんかのクロスオーバーでエヴァの世界に行って、ゲンドウことマダオ(この場合「まるでダメなお父さん」の略)を弄り回してくれんかな」
「アニスのガレキは、未だスケベ水着と大股開きポーズに呪縛されてんのね」
 という感想を覚える今日この頃です。というわけでこんにちは。

 作監別の魅力云々、そういえば菊池氏からしてそうでしたっけね。
「魔法のスター マジカルエミ」における、菊池氏の作監。正直、キャラデザインを担当した岸義之氏のキャラ表と比較すると、結構違いが見られますし。
 ちなみに同作のOPは、もりやまゆうじ氏が担当。つべでOP見たら、キャラ表よりも可愛さがマシマシになってる感がありました。なんつーか、こうやって日本のオタクの嗜好、および「萌え」の萌芽と定着は、行われて来たんだなあと、ちょっと実感。


>最近のアニメは安定第一になっていることに気付かされました。良い傾向だと思うんですが。

 某ヤシガニやキャベツのような作画崩壊なども起こりましたし、作画が崩れていると評判悪くなるって事も衆知はされたでしょうし、自分も悪い事ではないとは思います。
 ただ、作監や原画などの諸氏の、手書きゆえの個人が有する「絵柄」の違い。そこから生まれるだろう「新たな魅力」の発露などは、生じにくくなったようにも感じられますね。ロボットものでいう、大張氏の「バリデザイン」みたいなものとか。
 時代は変わり、事情も好まれる傾向も変化したわけですから、致し方ないとは思いますが。でもちょっと残念と思うとこもあったり。

 考えてみれば、最近じゃCGでメカのみならずキャラも描き動かせる時代。アマチュアでもMMDなどありますし。
 なので、こういう「作監別による違い」は、今後もあまり出てはこないでしょうね。ほんと、時代は変わった。


>葦プロの進行担当者の杜撰さ
>會川氏の一件といい、葦プロはどうにも大味な会社だったんでしょうねえ

 確かに、葦プロが手がけるとどこかイマイチというか、いい加減じゃないかと思う事もしきりでした。
 ボーグマンから離れますが、「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」
 トランスフォーマーは純日本産のアニメシリーズもあるのですが、90年代に入ってからのシリーズ「ビーストウォーズ」にも、海外が手がけた無印(およびメタルス)の他、「ビーストウォーズセカンド」「同・ネオ」の、日本オリジナルのアニメシリーズが存在し、それらの制作を葦プロが行ってました。
 ただ、作画は崩壊気味、設定の活用下手など、正直シリーズ全体でもあまりよろしくない作品になってしまいましたが。TF好きな人たち(自分も含め)からも、あまり良い評判は聞いてません。
 つーか、「玩具の販促が第一」の作品であり、実際当時の玩具は売れてはいたのですが。それにしても前期OPが劇中シーンからの編集など、どこかちぐはぐな点も多かったり。

 それなりに老舗で名のある作品を手掛けている製作プロダクションなのに、どこか大味……というか「いい加減」。こういうところが各作品に良くはない影響を与えてしまっている、といったところでしょうか。

>作画レベルとのギャップ
>少なくとも作画はクロノスよりはマシだったと思うんですけどねえ。

 あと、本編戦闘シーンにおける、外連味や決め台詞など見栄の張り方など、「カッコよさ」が足りなかったのも、それに拍車をかけてたかと。
 前にも言ったと思いますが、ボーグマンたち三人の戦闘スタイルは、どれも中途半端。
 火器戦闘も、接近戦・格闘戦も、印象に残るようなものはあまりなく、普通に撃つか、殴るかして、最後にトリプルアタック。そんなんばっかだったイメージです。
 バルテクターのデザインも悪くないのに、その魅力を活かせるような演出がイマイチだったことも、版権イラストとのギャップになったんじゃないかと。
 クロノスではロム兄さんの口上とか、そういう「視聴者を引き付ける」カッコよさがあったのは事実ですし。


>>「菊池氏以外の作画」はあまり期待も注目もしてない

>こうなったのも残念ですが、この辺は監督をはじめ他スタッフの責任ですよね…

 ですね。シリーズ構成に大いに問題あったのも事実ですが、それ以外にも、監督も他の脚本家諸氏も、どっか足並みがそろっておらず、菊池氏のキャラデザイン以外の魅力や特色が打ち出せてなかったのが、最も残念な点であるかと。
 多分ですが、ラムネ&40シリーズは、あかほりさとる氏の作風のみならず、監督としても「作画に頼らず、文芸的に、キャラをできるだけ魅力的にしよう」という試みがあったのかもしれません。


 あと、ついったでのアニスのフィギュアに関して。
 自分もあのスケベ水着に関しては、そろそろいい加減にしてほしい感があります。あれはあくまで、NTのグラビアにおけるイレギュラーであり、アニス本人が常時ああいうのを着用してるわけじゃないっつー事を衆知させてほしいとこですが。
 鏡の国の〜もそうだけど、本当にあのスケベ水着が、アニスのフィギュアとしての方向性も縛ってしまい、展開できなくなってる感があるよなあと。実際、裸に近いからエロ方面からの需要も高いでしょうし。

 つーか、これも前に言いましたが。今の技術を用いた、アニスの決定版なフィギュアは作られないものか。
 普通の、普段着のあのアニスを立体化したものを手にしたい。ただそれだけなのに、なぜそれがかなわぬのか。
 立体物に関しても、どこか敷居が高く恵まれない。これもまた、ボーグマンの呪いなのか。

 いつもながら、長くなり失礼しました。
 妖魔関連、まとめられるのを期待しつつ待ってます
 それでは。
Posted by 塩田多弾砲 at 2020年02月12日 12:08
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