2020年10月23日

【会川節】TVシリーズ16話感想【炸裂】

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今年は心身共に取っ散らかった状態が続いてしまい、やりたかったことがほとんどできずに終わりそうです(´・ω・`)ずっと云ってる体調不良に関してはトシがトシということでお察しいただきたい。哀しいですね加齢。チャック誕も見送ってすまない…。それでも年末のラバレ30周年だけは何とか。

とりあえず仕切り直しで16話感想です。意外にもリョウとチャックの関係の掘り下げが行われたのはこの回だけだったりします。ふたりの友情が必要以上に熱くクドく描かれており、リョウの美青年度が異常に増す池田作監でブーストが掛かったこともあり、見てて非常にこっ恥ずかしいエピソードです。しかし当時の腐女子にとって最高の神回だったことは想像に難くありませんが、ボーグマンに関してはくされはいまだに地雷気味なんで詳しいことは分かりませんヽ(´ー`)ノ
会川氏による愛…もとい熱い友情の描写は、後のアイアンリーガーやジェイデッカーにも通じるものがありまして、この辺に関しては「会川脚本と私」で長文記事打てそうなレベルで、会川氏はわたくしのくされ心を育んで下さいました。マグナム×十郎太とかシャドウ丸×カゲロウとかアンタロボット同士ばっかじゃん何か問題でも?
会川氏が天然だったのか確信犯(誤用)だったのかは不明ですが、最近になって会川氏がボーイズラブ作品のオーディオドラマの脚本を手掛けたことがあると知り、そういった素養を標準装備しているクリエイターだったということかしらと。メジャーセカンドの満田先生とかはじめの一歩の森川先生とか、「男同士の友情」に乙女のエッセンスを垂らせる男性作家は割と多いはずで、会川氏もそういう系統の方なんでしょう。「知ってるフリ」した作家がこれをやった場合、少しでも匙加減を間違えると女性ファンから反発される難しい部分だったりしますよ。何にせよありがとう会川脚本です。
余談ですが、わたし会川氏を全面的に肯定してる訳でもないです。ハガレン一期とリーガーOAVは絶許なんで。

前置きが不必要に長くなりましたが本題です。あいつくされな話題だと早口になるよな(セルフ)。

リョウたちに映画の話を持ち込んできたシンジに初っ端からイラっとさせられます。だから何でこんな危なっかしい餓鬼に正体を教えたし。今回のエピのシンジは人質になったりはしませんが、諸悪の根源ぶりが凄まじいのでその罪も記していく。
・親父の知り合いにボーグマン(みたいな先生)がいるって云ったよー喋ってないよー(笑)。そして「主役のスタントマン」であることを意図的に伏せている。なんという吐き気を催す邪悪。
「主役の体格的に」チャック先生の方がいい、と云わなかったことで、リョウとチャックの間に溝ができましたハイここテストに出ますよー覚えておきましょうねー。
・ここでアニスがリョウよりチャックの方がハンサムと認識していることが発覚。冗談で云っただけかも知れませんが、この煽り(?)でムキになったリョウがチャックに勝負を申し出ます。
ちょいズルして勝利したチャックですが、前述の通り実はスタントマンで火責め水責めとロクな目に遭わずいじけていくことに。それを(スタジオ見学の名目で?)高見の見物で笑っちゃうリョウと子供たち。

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ロボコップを意識したように思えるデザイン。


・この辺で残念なのは、チャックが不満を抱えていく描写が弱いことです。特に作画がそんなに不満げに描かれてないせいで、後のリョウとのやりとりでの意固地ぶりが不自然に見えるんですよね。
思ってたのと違うすぎて嫌になって帰ろうかなーとか云っちゃうチャックの前に、ヒロイン役の美女・岬ハルカが接近。まんまとハニトラに引っかかってもうちょっと頑張る決意をするチャック先生でした。ちなみに美姫と出会うのはこの直後の17話なのでノットギルティ。
・撮影続行中に、殺傷能力アリアリなビームで狙われたことで、撮影を抜け出し調査に出すチャック。その前にスタッフにクレーム付けても良かったんじゃないのまあ全員妖魔の手先にされてるンですけど。
・撮影所から離れた公園? でお弁当タイムなリョウとアニスと子供たち。演出程度のここの会話、非常にいい味出ていて聞き流すのが勿体なかったりします。
アニスが「初めて作った」おかずを敬遠するリョウと乱堂という内容の会話だったんですが、お前らアニスが作った食事の何が不満か! 例え銀魂のお妙さんが作るダークマt…卵焼きレベルだったとしても食え果報者が!(噴火)
・乱堂との弁当の取り合いでモーリーに「先生子供みたい」と云われ、ちょっと恥じるリョウがよろしい。こういうキャラの肉付けは実は会川氏ならではだったりします。
・妖魔反応に気付き、アニスに子供たちを任せて駆け付けたリョウの前には、妖魔獣と交戦するチャックの姿。助太刀するつもりが、意固地になっているチャックに拒絶されて云い合いに。その隙に妖魔獣に逃げられ、ふたりはますます険悪なムードに。

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・正直チャックの方が悪いんですよね。チャックひとりでどうにかなった相手とも思えないし。しかしご機嫌斜めのチャックは「お前が勝手にしゃしゃり出てきた」とリョウをなじってしまい、さすがにリョウも怒って撮影所を去ってしまいます。
・割と面白いのが、こういうパターンだと主人公の方がムキムキして当たる側になりがちなのに、それを冷静に受け止めて諫めるのはリョウの方なんですよね。「お前ひとりでボーグマンをやってるつもりか?」とか。
・このケンカに遭遇したアニスとシンジ。状況が飲み込めないアニスは困惑。チャックは(本気で怒りやがって…)と思いながらも、ちょっと云い過ぎた自覚はあったり。
・サンダーに乗り撮影所を後にするリョウですが、すぐに頭が冷えたらしくもう怒ってません。それどころか「オレも云い過ぎた」と反省までしています。ここがリョウのいいところで、自分が一歩引いて諍いが収まるならそうする性格であることが表れてます。ただ会川氏の解釈であって、園田氏だったらこういうリョウにはしなかったと思いますけど。
・場面変わって撮影所の地下に向かう映画監督。そこにはディスボールという妖魔が、撮影スタッフの生命力を吸ってエネルギーを溜め込んでました。そして監督の背後には岬ハルカ。彼女の正体は妖魔人ウシャスで、ボーグマンチームの結束が乱れている間に各個撃破しろと命令されます。監督の正体はケルベルスだったのでした。
・えっちょっと待って。ケルちゃんはアニスがボーグマンなのは確かに知ってるはずですが(15話)、チャックとリョウはいつ分かったの…? ああそうか。リョウだったらダストジードとの闘いをウォッチしてたか。
・ケルちゃんによると、撮影所を妖魔基地にするために乗っ取ったらしいんですが、ええと人間が娯楽を楽しんだ時に発生するエナジーが目的なら、撮影所より映画館の方が良くないかしら。と云うか、ケルちゃん映画監督やりたかっただけじゃないの…? 前回の妖魔ブティックといい17話のナイトメアシアターといい、娯楽施設めっちゃ好きやな。
・そしてケルちゃんはボーグマンをおびき寄せる手段として撮影所を乗っ取った訳ではなく、「偶然」彼らが来たのでラッキーという本音。
・はい皆さんここでテストです。本来なら来るはずがなかったボーグマンたちがこの撮影所を訪れるきっかけはなんだったでしょうか?
・リョウが去った後の公園のベンチで、シンジがアニスにリョウとチャックに失望したことを訴えます。ケンカなんかしてあんなのヒーローらしくないじゃん! 僕あんなボーグマン嫌いだ!
・さあ皆さん先刻のテストの答です!「そのケンカの原因を作ったのはてめーだよ糞馬鹿!」
・会川氏もそこまで考えてた訳ではないんでしょうけど、わたくし普段の人質の呼吸壱ノ型! 妖魔召喚! よりも、この回のシンジが最終回のシンジと同レベルにムカつきます。悪気がないというのは本当に罪。
・アニスは静かに淡々と、リョウとチャックの過去をシンジに打ち明けます。ここでリョウとチャックが単なる宇宙環境対応型のボーグマンではなく、妖魔と戦うために更に肉体改造を施した戦闘用サイボーグであることが判明。それを申し出たのはふたりでメモリーは反対していたようですが、どう説得したのか気になる。
・メモリーは多分、二人ともスペースブロックの悲劇のことは忘れて、それこそNASA辺りでやり直して欲しいと願っていたんじゃないでしょうか。その願いを退けてでも、リョウとチャックは妖魔を倒すことを望んだと。

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アニスの語りが入ったことで、この横顔に哀愁が加わって好き。

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アニスの優しい表情と、シンジの手の組み方が細かくて好きなショットです。


・だから、ふたりとも本当は分かり合っていて、妖魔を早く倒したくて焦っているだけ、とアニスに諭されたことで思い直すシンジ。いや思い直さなくていいから、もうボーグマンなんて嫌いだから別の学校に転校すゆ! とか云ってくれ。お願い。
・会川氏的には、アニスは一歩下がったところからリョウとチャックを見ている立場で、ジリオン3人組のように「均等」ではなかったのかなあと思ったり。その辺のバランス取りは岸間&園田氏もずっと模索してたっぽいですね。園田氏は途中でアニスに入れ込んだせいで、アニスの方が一歩前に出ちゃった気がします。
・岬ハルカに呼び出されて直球ハニトラ仕掛けられたチャックは、彼女が妖魔であること、先刻逃がした妖魔獣ラグナドンとグルだったことを知りボーグゲットオン。でもさすがに二体同時はきっついわーな事態に。
・その時、撮影所に妖魔反応が出たことをリョウに伝えるサンダー。チャックなら大丈夫だよと答えたリョウですが、妖魔反応は三匹分(ディスボール追加)と云われて何ィ!? と即Uターン。案の定チャックは大苦戦中でした。
・そこにスーパーサンダーと共に駆け付けるリョウ。ちょびっとバツが悪いチャックに対してまったくいつも通りなリョウがとても良いのです。さあスーパー腐女子タイムがはじまるわよー!
・妖魔工場で三体合体トリプルモンスター化した妖魔を相手に、超ノリノリバカップル化したリョウとチャック。後からやってきたアニスは今日のオレたちに敵はないふたりで充分! といらない子扱いされ、どう見てもうすいほんで当て馬扱いされるヒロインです本当にありがとうございました。
・「チャック、例の手で行くぜ!」どんな手? とか云ってたら妖魔の反撃喰らってお仲良く一緒に吹っ飛ぶふたり。アニスをないがしろにした結果このザマである。
・いやいやこれはリョウとチャックがラブ…もとい熱い絆を結び直す前フリなのです。咄嗟にリョウを庇っていたチャックにんほぉぉ! となった腐女子も多かったろうて(ゲス顔)。

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・とは云え、それなりにダメージ喰らっていたふたりでしたが、「オレたちは妖魔と戦うために生まれた! そうだろうリョウ!」「ああ!」と毅然と立ち上がるふたりがこのエピのクライマックスで、熱さ極まれりで最高に恥ずかしい。臆面もなくこういう場面を描いてしまえるのが会川氏の強みで、岸間&園田氏にはない持ち味でしたがやっぱり恥ずかしい。
・つか、本当は宇宙飛行士になるために生まれてきたんじゃないのチャック。それすらも「妖魔と戦うための布石」としていたのならたいしたモンですが、その場のノリで云った気がして仕方ない。たぶんその後は「オレは美姫と出会う為に生まれてきたんだ…」になる。
慌ててスーパーサンダーに飛び乗ったアニスと合流し、スーパーサンダー特攻を妖魔にかけるボーグマンチーム。でもね、チャック的には妖魔に「お前らでも裂けられないオレとリョウの絆を見せつける」特攻だったので、アニスがいようがいまいが同じだったの。しゅごいよね。この後美姫が出てこなかったらきっと結婚してましたね(真顔)。
・無事に妖魔を倒してやったぜ! とふたりだけで目くばせし合う様子を前に「男の気持ちは分かんないわね!」と呆れるアニス。ヒロインは在れども空気がごとしは会川脚本作品でよくある図で、ジェイデッカーでも似たようなシチュやってるんですよね。あずき姉ちゃんがこういうポジにいたような。
・一件落着での帰り道、映画は結局お釈迦になってチャックのスタント仕事もなかったことに。そこでリョウが混ぜっ返してチャックと云い合いになりますが、ここの(演出上の)会話も何気に面白いんですよ。「妖魔の女とデレデレしやがって!」ああ、じぇらしいだね…気の毒だけどチャックにはこの後すぐに彼女できちゃうからね…。
・そんなふたりをとても優しく見守るアニスという構図でスーパー腐女子回終了。ああ、シンジもいたかどうでもいいや(疎まし気に)。
・この16話はメモリーが回想以外で出てこなかった珍しい回でもあり、「リョウとチャック」を中心に置くためにそうしたことが窺えます。会川氏のこだわりはふたりに寄ってて、それにはメモリーがネックになってたのかなと思ったり。実際、会川氏がきちんとメモリーを描くようになったのは23話以降なので。

というカンジの16話感想でした。分かっていただけましたかリョウとチャックの愛…いえ織田シンジの極悪さを。

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余談。クレジットにはなかったんですが
このスタッフのモブ兄ちゃんは佐々木望氏じゃないかしら。
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posted by はらよしかず at 15:32| Comment(3) | ボーグマン
この記事へのコメント
 寒くなってきましたが、どうかご自愛くださいませ。
 この回、チャックのスタントマンのコスがロボコップっぽいのが、なんとなーく狙ってた感じがしますねえ。

 我らが邪悪の権化、厚顔無恥で悪鬼外道な餓鬼こと織田シンジは、改めて言うまでもなく。つーかほんとに、ヘイトを溜めるような行動ばかりだなこいつ。スタープラチナのオラオラ食らわせてー。前にも言ったけど、「自分が悪と思わない、最もドス黒い悪」そのものじゃんこいつ。

 まあそれはともかく、今回の妖魔の皆さんの行動はちょいと遠回りですね。作劇的に「撮影所と監督に妖魔が紛れ込み、撮影とともに侵略する」みたいな内容にしたかったんでしょうけど。それこそ、東映の特撮ヒーローのノリだったのかも(ギャバンとかでも、撮影所を敵が乗っ取って、そこを舞台に大暴れみたいな話がありましたし)。
 とはいえ、妖魔はここで映画撮影して何の益があったのか。ひょっとしたら撮影所を基地にする事で、一般人に妖魔を目撃されても「映画の撮影に用いるもの」ってカモフラージュするつもりだったのかしらん。っても、サンダーにすぐ「妖魔反応です!」って感知されるから意味ないだろうけど。


 でも、この回はリョウとチャックの相棒感が強かったですね。たとえケンカしても、すぐに仲直り。ぶつかる事もあるけど、心の底では互いに信じあっている。だからすぐに抜群のチームワークを発揮できる、と。
 考えてみればこの二人、NASAの宇宙開発用ボーグマンに改造された時から、ずっと既知で仲間だったわけで。アニスより付き合い分、信頼も深いでしょうし。
 でもだったらなおのこと、リョウとチャックの息の合った攻撃でとどめさすとこを見せてもらいたかった。火器でチャックが掃射したとこに、接近したリョウの拳が直撃し、止めは二人のダブルパンチを食らわすとか。こういう事ができんかったとこが、作品としてもったいない感があります。


>ここでリョウとチャックが単なる宇宙環境対応型のボーグマンではなく、妖魔と戦うために更に肉体改造を施した戦闘用サイボーグであることが判明

 ここんとこは失念してました。こういう「ボーグマンというサイボーグとしての過去」のエピソードを、もっと見せて欲しかった。
 こういうとこから、「ボーグマンとはどういう存在なのか」ってのを視聴者的に伝えられるもんなのに。どうにも印象が薄く、この点ももったいないよなあと。


 あと、特撮版「ガンヘッド」について呟かれてましたが、
「特撮は確かにスゴイが、画面暗くてよくわからん」
「会話が英語と日本語のチャンポンでよくわからん」
「監督も『普通に理解されよう』と考えてないようで、視聴者に対して不親切」
「それでも、惹きつけられる魅力はあるので(メカとか特撮とか根底に流れるノリとか)、受け付けられる人はとことん好きになれるが、そうでない人は好きになれずスルー」
 ……みたいなもんだと思っていただければ(余計に理解しづらくなってしまったでしょうが)。
 自分は特撮版も麻宮版マンガも、ついでに会川氏のノベライズも、それぞれそんなに嫌いではなく、むしろ好きな部類の作品ではあります。
 ちな、ノベライズは会川氏のオリジナル要素がかなり入ってて、ほぼ別作品になってます。一番見やすく理解しやすいのは、麻宮版コミカライズかなと。

 ではでは。
 超者およびライジンオーの感想も、期待してますね。
Posted by 塩田多弾砲 at 2020年10月24日 02:08
>塩田多弾砲様

>今回の妖魔の皆さんの行動はちょいと遠回り

会川氏的にメインテーマはリョウとチャックの関係で、妖魔の暗躍は副菜程度にしか考えてなかったんじゃないかと。ふたりの絆の強さを描写するための当て馬というか。ケルちゃんはアミューズメント施設大好き妖魔神官なので、とりあえず拠点として自分のものにしてから作戦立てるタイプだったのかも知れません。私がメガホンを取った映画でメガロシティの愚民共を虜にしてやる! と思ってたかも知れない…と好意的に考えてみましたヽ(´ー`)ノ
とはいえ、確かに映画撮影所という美味しい舞台を、イマイチ活かし切れてない感はありましたねー。映画の主題と実際のボーグマンの活躍を重ねるとか、そういう調理の仕方もあったと思うんですが今更ですね。

>リョウとチャックの息の合った攻撃でとどめさすとこを

そこはスーパーサンダーで決めないと駄目というお約束を守らないといけない玩具事情だったのかしらと。ソニックウェポンを絡めることが優先で、ボーグマンそのものの強さはあまり描写されなかったのが残念なところです。根岸監督に経験値があったらまた違ったのかも知れませんが、…園田氏がネックになったのには変わらないかもですね(こら)。

>「ボーグマンというサイボーグとしての過去」

会川氏はそういうテーマをもっと掘り下げたかったんだろうと推察してますが、とにかくボーグマンは「教師」「ヒーロー」「サイボーグ」と要素が多かったんで、スタッフがどこに焦点を当てるか、終盤まで絞り切れなかったんだろうと思います。根岸監督が終盤ですべてをメモリーに絞り込んだことでまとまったんじゃないでしょうか。園田氏はたぶん、そこまでメモリーを中心に置く意図はなかったように思えます。園田氏が重視したのは「ボーグマン3人と子供たちの関係」だと思うので。

(みんなガンヘッドのことになると早口になるよな)(小声)
ガンヘッド公開当時はぬーたいぷの宣伝の力や、何より駄作だとかそういう批判が聞えてこなかったので、面白かったんだろうとずーっと思ってたんです、よ…? というかみんなの云う評価が分かるようで分かんないンですけど!ヽ(´ー`)ノモヤるんでどっかで配信されたら見るんですが無理なんですかねえ。
麻宮作品でいちばん読みやすくて、まとまりもいいんじゃないですかねえコミック版。しかし会川氏は不満だったとガンヘッドスレのとしあきが云ってた記憶。会川氏と菊池(麻宮)氏の蜜月と確執も(両氏のキャリアにおける影響という面で)興味あるんですが、あんまりいい話聞えてこなさそうなのでお触り禁止のままの方がいいのかなと。
Posted by はらよしかず at 2020年11月03日 17:35
>はらよしかず様

>会川氏的にメインテーマはリョウとチャックの関係で、妖魔の暗躍は副菜程度にしか考えてなかったんじゃないかと。


 今回の作戦、撮影所での映画撮影と絡めなくともいいのでは? って思うとこありますからねえ。
 あと、妖魔の神官には「遊びながら侵略活動する」ってのがいませんから、どうにも違和感があります。
 特撮関係では、ノリが良く、こういう場所で楽しみながら侵略の作戦を遂行する、みたいなキャラが結構いますし、ケルベルスにも最初からそんなキャラとして設定しても良かったかも。
「エンタメ関係が好きで、それらと絡めた作戦を好む」みたいにして。妖魔ってこういった方向性でも、キャラ付けというか特徴が付けられてないんですよね。

>とはいえ、確かに映画撮影所という美味しい舞台を、イマイチ活かし切れてない感はありましたねー。

 映画館の中を妖魔空間にして、西部劇とかホラー映画とか、映画の世界をボーグマンたちが活躍するとか、撮影機材を妖魔機械と化して、撮影することで妖魔の力を増すとか、ほんともったいないです。
 まあ、今更ですけどね。こういう事が実現できなかったのが、悲しいけどボーグマンクオリティ。

>とにかくボーグマンは「教師」「ヒーロー」「サイボーグ」と要素が多かったんで、スタッフがどこに焦点を当てるか、終盤まで絞り切れなかったんだろうと思います。

 成程、言われてみれば頷けます。
 考えてみれば、妖魔が何かという説明も無かったですが、サイボーグとしてどんなものなのかという説明も最初から無かったですしね、本作は。
 終盤は全てメモリーに持って行く事で、かろうじてまとまったとは思いますが。結果的に「教師」としても「ヒーロー」としても中途半端、「サイボーグ」という点に関しては最終回にはほぼ見られず、でしたからね。
 やはり、詰め込み過ぎた感があったんかなあ。それらの要素を減らし、もっとシンプルな構造にした方が、かえって良かったのかも……と夢想。

 園田氏は、ボーグマンと生徒(子供)との関係を重視……ってのはわかります。あの人は良くも悪くも、「子供」の行動を肯定する(もっと言えば、贔屓する)事が良し、みたいなとこがありますし。


>ガンヘッド

 いやあガンヘッドは発表時には楽しみだったんスよ。なんせ巨大ロボで、しかも特撮で実写、しかも着ぐるみ感ゼロでハードな作風っぽいから、男の子的にこれは期待大!って感じで。で、公開してワクワクしつつ見に行ったら「……あぽーん」でありましたから、なんやこれはと慟哭してしまいましたはい。もしもあの時にネットあってツイッターとかもあったら、罵倒しまくって角川と監督のアカウントに罵詈雑言して炎上させてたかもしれません。それだけ色々と期待して期待外れだったとこがあったわけで(早口)。

ニュータイプ誌もそうでしたが、当時出てた他の特撮関係雑誌とかでも、期待してた分、「あれはダメだ」と言えなかった空気があった事は事実でしたが。

まあ、実際に見てみない事には何ともいえないので、ご興味があればレンタルででも視聴をお勧めします。ある意味、ボーグマンの持つ「中途半端さ」が共通してるとこがありますので。


 あと、ついったの「600万ドルの男」ですが、何分古い作品で、しかもTVシリーズですので、視聴はちょっと難しそうですね。自分も再放送で見てましたが、もうほとんど忘れちゃったなあ。
 むしろ、スピンオフの「史上最強の美女 バイオニック・ジェミー」の方を良く見てたかも。
 OP https://www.youtube.com/watch?v=2QKombo45ow
 子供心に、ジェミーの活躍は夢中になって見てた覚えがあります。

 それでは。
Posted by 塩田多弾砲 at 2020年11月04日 00:57
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