2021年07月16日

【いまだに充電中】13話裏話発見&玩具レビュー動画紹介【小ネタ】

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今回はリンクのみで画像がないのでアニスカレンダー7月イラスト(たぶん再々掲)。
羽原氏のアニスは良いものです。


御無沙汰しております。飽きた訳ではないんです(仕込みはのっそり続けてますし)。しかし300記事越えた直後から燃え尽きた感が出てしまったのと、DMMブックスのセールがきっかけで、電子書籍で懐かしマンガを読む喜びに目覚めてしまったので、あんまりPC起動させてなかったりします。トシ食った分だけ発見も多くて実に楽しいので、SNSで何かやりたいと思っている所存。ちなみにここのさくらブログは新規受付を停止しているという寂しみ。サービス終了はまだないそうですが。

35話のアフレコ台本を入手したのでそっちをやろうと準備を進めていたんですが、「電脳冒険記ウェブダイバー」の20周年&ブルーレイBOX化キャンペーンの一貫で行われた座談会記事にて、根岸監督と松尾慎氏がボーグマン13話を語られていたので急遽紹介させていただきます。ウェブダイバーは主人公のお父さん役の大倉さんの声が目当てで(闘神伝のエイジの声が好きだったモンで)ちょっとだけ見てたんですが、ジャン君が好みだったのと主人公の弟が悪堕ちしたことぐらいしか覚えてません。期間限定でも配信してくれれば見る。

『電脳冒険記ウェブダイバー』20thアニバーサリー 豪華ドラマCD出演キャストの寄せ書き直筆サイン色紙が当たるツイッターキャンペーン実施中!
※上記記事より該当部分を引用させていただきます。

──80年代終盤でのネギシさんの監督作で松尾さんの作画というと、88年の『超音戦士ボーグマン』13話「血戦!リョウ最期の日」がすごくインパクトがありました。

ネギシ あれは最初から松尾君が1本全部自分で作監(作画監督)をやりたいという話を聞いていて。各話脚本だった會川昇氏(13話の脚本担当)も「自分のポリシーを出せる回をやりたい」と、すごく意気込んでて、ちょっと尖った感じの話をやってみたいということだったんですよ。そんなことを少し松尾君に話したら、「そういう話数だったらやってみたい」って言ってくれて。

松尾 その話を補足すると、それまで僕はメカ作監の仕事ばかりだったんですよ。それでキャラクターの作監もやってみたいと思っていて、当時の葦プロのデスクの下地志直さんに相談したんです。そうしたら『ボーグマン』を紹介してくれて。それで僕はTVシリーズをやりたい気持ちが強かったから、本当はそのままローテーション作監として入りたかったんですよ。そうしたら、佐野さんに今度は『ヴイナス戦記』(89年)に引っ張られて(笑)。

ネギシ こちらも13話の後も、シリーズ構成上の重要回は全部松尾君に作監で入ってもらおうと予定してたんですけどね。でも『ヴイナス戦記』の作業が一番忙しい時に13話を作監だけじゃなくて、原画も一番たくさんやってくれたんです。

松尾 僕としては、そこがアニメーター人生の分岐点だったと思ってるんですよ。TVをローテでやらずに劇場作品をやったことで、真面目な演出さんの元で真面目に作画する方向になった気がして。
ネギシ でも確かに、あの頃TVの仕事をずっとやってたら、松尾君は「TVアニメの人」になってただろうなぁ。


初耳情報が多くてテンション上がりました。こういう話が聞きたかったんですよわたしは! もう菊池氏関連はおなかいっぱいなんですよだいたい同じ情報だし!(こら)
しみじみ、13話は会川氏&松尾氏の意気込みと、スポンサーから批判を受けたスタッフの反骨心が生み出したエピソードだったんですね…。松尾氏にとっても13話は思い入れのある仕事だったことが分かって嬉しいです。
松尾氏は13話以降もローテ作監になるはずが「ヴィナス戦記」に拘束されてなかったことになった話は「80年代アニメ秘話」でも語られておりました。重要なエピを任せる予定だったということは、少なくとも18話と34話は松尾氏が手掛けていた可能性は高かったですね。18話は空気な印象ですが、あれ本当は構成上かなり重要な話なんですよ。園田氏と根岸氏の溝が埋まらなかったせいで毒にも薬にもならない内容になったと思ってますが、詳しい考察は18話感想をやる時にでも。
ところで、作監のスケジュールがそんだけ流動的(只野和子さんも本当なら何話か手掛ける予定だったそうで)だったのに、菊池氏のゼオライマーの進行止まってるから作監やらせてなおねだりを、根岸監督が「班体制が決まったから無理」と断り続けたということは、つまりそういうことなんでしょうなあ。根岸監督も間接的にゼオライマーに振り回された訳で、信頼関係を築けなかったのは仕方ない。

記事全部に目を通すと、根岸監督は玩具と絡めて設定やSF考証をみっちり詰めるタイプなようで、その辺良くも悪くもイージーな園田氏と合う訳なかったんですな。なんというか、根岸監督が明確にしたい設定を、園田氏は不要として放置したんじゃないかと思えます。たぶん(ライジンオー以前の)園田氏的には、玩具は自分の作品の良さを縛る枷で、できればシカト決め込みたい制約だったんじゃないかと。逆もまた然りで、園田氏がこだわった要素を「玩具アニメ」にこだわる根岸監督が採用しなかった。この平行線がボーグマンを粗い作品にしてしまった大きな要因だともう何度も云ってますが、園田氏がいたからこその魅力もボーグマンにはあるので痛し痒し。
また機会があれば触れますが、園田氏のツイッターを遡った時に、ちょっとしたカミングアウトをされていたTLを見かけて、それであの気質に関して腑に落ちたところはあります。あーだから剣狼3でやらかしたんだなーと。

あとボーグマンの玩具関連のコメントもありました。

──作品の話になりますが、『ウェブダイバー』の話がネギシさんのところに来た段階では、どの程度設定などは決まっていたんですか?

ネギシ 設定も何も……まずタカラさん(現タカラトミー)からイオン(のちのウィーヴ[現フリュー])さん経由で玩具の遊び方についての企画書が来たんです。「TVに繋いで連動する『プラグイット』という機能を使った商品を出したい」ということだったんですよ。ただ『ボーグマン』もそうでしたけど、僕としてはTVと玩具の連動ってなかなか難しいという印象があって。『ボーグマン』では玩具と連動させるために、放送コードギリギリの高い音を本編中に効果音として流しましたからね。だからプラグイット機能でTVゲームと連動するって、すごいむちゃぶりだな!というのが、最初はありました(笑)。でも発想はすごく面白かったです。コントローラーが変形ロボの玩具そのもので、そこはビックリもしました。


あのキュイーンはそういうことだったのか…!(目からウロコ)根岸監督は初の玩具アニメで無茶ぶりさせられてたんですね。実際は(レビュー動画を見た限りでは)あんな虫歯が疼きそうな音が出たからどうなのかというカンジでしたが(ひどい)。セガはその辺でもうひとひねりする気はなかったんでしょうか。

玩具の話題つながりでもういっこ。



バトルフィギュアのレビュー動画。非常に丁寧で愛のある解説が素晴らしかったです。玩具弄りに慣れた方の撮影で見る分にはカッコよく見えますねえ物欲動かないけど(ボソリ)。
しかし、以前紹介させていただいた動画もそうでしたが、「ポロリ」という単語が多すぎませんかねえ…ヽ(´ー`)ノこういう動画を見る度に、わたしは手に入れてもムキー! となるだけでこんな楽しみ方は絶対できないと確信する次第です。ありがとう玩具ユーチューバー。
アニスがちゃんと女性の体型とありましたが、リョウよりバストがちょっと大きいだけに見えなくもない。バルテクター装着という前提があるから仕方ないとはいえ、随分…鍛え直したな…という言葉しか浮かばない。しかし確かにリョウとアニスのメタリックカラーはキレイですよね。ふと思ったんですけど、ジリオンの玩具と互換性はないのかしら。リョウをトライチャージャーに乗せられるとか。
ソニックウェポンとフィギュアの凸凹が合わない云々とありましたが、原因は経年劣化なのか個体差なのか。それともセガの玩具のノウハウが甘かったのか。星矢の聖衣との比較が少し出てましたが、やっぱりアッチの方が遊びやすさは段違いだったんですかねえ。セガよりノウハウはあったはずのタカラのるーぱーは、何で技術面で聖衣に及ばなかったのかしら。ボーグマンもるーぱーも、星矢のヒットがあって生まれた後発作品なのにねえ。

しかし衝撃だったのは、おまけのふるプニアニス簡易レビューで「箱の下に組み立て説明があった」ことです。そんなん全然気づかなかったわ!(白目)箱の底まで誰が見るんじゃ! えっみんな見てて当たり前!?

またちょっと間が空くかもですが、次回はアフレコ台本の予定です。
posted by はらよしかず at 18:00| Comment(4) | ボーグマン
この記事へのコメント
 ご無沙汰してます。再開できてなにより。
 ツイッターの方で色々と語られている昔のマンガに関し。読んだことのない作品に関して、そして読んだ作品に関して、色々と目から鱗な発見をさせていただいてます。
 35話の台本に関しても、期待しております。ご自身のペースで続ければそれでいいと思いますので、どうかご無理なさらぬよう。


 ボーグマンったらイコール菊池氏のキャラデザインとビジュアル……ってのは、自分もそろそろ飽きて来たので、文芸関係やスタッフ関係のお話を聞きたいですね。
 特に、各回に登場した妖魔に関して、どう決めて、どう劇中で動かすつもりだったのか。そこんとこが聞きたいです。あれだけ劇中で空気だったのは、一体なぜなのか。そのあたりマジに知りたく。

>根岸監督は玩具と絡めて設定やSF考証をみっちり詰めるタイプなようで、その辺良くも悪くもイージーな園田氏と合う訳なかったんですな。

 そのようですね。良くも悪くも、真面目というか。
 しかしだとしたら、後年にあかほりさとる氏と組んだ「ラムネ&40」の時はどうだったんだろうと、ちょっと疑問。あの作品も、当時流行りのSD体型のロボットものであり、それらの玩具も発売していたのですが。作品は人気が出ても、玩具がほぼまったく売れなかったとの事。ぽりりんもこのあたり同様だったのか。

>なんというか、根岸監督が明確にしたい設定を、園田氏は不要として放置したんじゃないかと思えます。たぶん(ライジンオー以前の)園田氏的には、玩具は自分の作品の良さを縛る枷で、できればシカト決め込みたい制約だったんじゃないかと。

「スポンサーは玩具を売るために、脚本や作品内容にケチをつける」みたいに感じていたのはありそうです。当時はそういうふうに考えて、スポンサーを、特に玩具主導で販促ありきの作品のスポンサーを、敵視するという考えは結構ありましたしね。
 ただ、ライジンオーも玩具販促という点を中心に見たら、正直どうなのかと思うとこはありますが。

 しかし、どうしてこうも玩具販促に向いてない人が、販促ありきの作品にずっと関われたのか。皮肉でもなんでもなくすごく疑問です。


>バトルフィギュアのレビュー動画

 自分も時折、こういう玩具解説動画を見ております。
 玩具として見たらボーグマン、アーマーを装着する系の玩具としてはそれなりなんですが、やはり『アニメ本編と離れたところでの、玩具の楽しみ』が出来ん事もネックかなと。
 本編がつまらん云々はおいといて、ソニックウェポンを除けば、手持ちの武器もほとんどなく、必殺技も微妙、パンチやキックのような技もなし、武器も拳銃とバズーカだけ。ギミックらしいギミックも、ソニックシステム以外に無し。
 せめて、TVから離れて、玩具として楽しめるオリジナルのギミックがあったら、まだましだったのかもしれませんが。


>セガよりノウハウはあったはずのタカラのるーぱーは、何で技術面で聖衣に及ばなかったのかしら。 
 
 タカラっつーメーカーもまた、ちょっと癖があるメーカーで。
 時折、余計とも思えるギミックを付加したりする事があるのです。トルーパーに関しては、「超弾道」という、「腕にばねを内蔵する」というギミックがそれになりますね(このおかげでポージングできず、手首パーツも武器の保持が出来ない始末)。

 普通に作ったら、変身サイボーグとかミクロマンとかのノウハウがあるので、それなりに出来のよいものは作れたはずなんですが。恐らくは「それだけじゃ弱い」と考えたんでしょうね。そうであっても、この超弾道は失敗ですが。
 素直に「劇中を再現できる」ような玩具で良かったんですが……。このあたり、メーカーと消費者との食い違いと言うべきか。


 ボーグマンも、ソニックシステムを抜きにして、バルテクターと乗り物とで遊ぶ玩具という点を、もっと押し出せていたら。本編はどんなふうになったのか。ちょっと想像してしまいます。

 それでは。
 まだ緊急事態が続く昨今、どうか気を付けてお過ごしくださいね。
Posted by 塩田多弾砲 at 2021年07月17日 00:45
>塩田多弾砲様

お久しぶりですー。

>各回に登場した妖魔に関して

そこを追及すると、根岸監督と園田氏の確執に触れざるを得なくなるので、仮にトークショーが実現したとしてもオトナの対応で結局謎のままになる気がします。なので、「反根岸」派の菊池&園田氏中心だったシネマノベチェントでどのぐらい語られたのかは気になりますねー。園田氏が最終回の脚本を手掛けたと誤解を招いてないといいんですが、まあ調べればすぐ分かることですし。
会川氏は筋を通せばいろいろ語って下さる方なのはついったでも窺えますし、13話を公式で扱える上映イベントをやって欲しいですね。

>「ラムネ&40」の時はどうだったんだろうと、

ラムネまだ未見なので突っ込んだことは云えませんが、先日立っていたシュラトスレによるとぽりりんは玩具の企画のセンスに欠けていたそうなので(ミニ四駆になるシャクティはぽりりんのアイディアだったとか何とか)、無印ラムネの段階では根岸監督とぽりりんがまだ噛み合ってなかったのかしらと。ぽりりんも園田氏と同様、キャラクタービジネスを最優先するタイプだったと思いますし。

>「腕にばねを内蔵する」というギミック

関連動画見てて気になったんですが、バネだと子供が無茶な遊び方したら指挟んで痛めそうですよね。まだそこまで親のクレームを気にする時代ではなかったかもですが。

以下は前回の記事のレスのレスです。だいぶ前に書いてたんですが、更新が遅れたせいで返信しそびれてましたスミマセン。


>大畑氏のセンスはすごくいいのに、

云われて気が付いたんですが、大畑氏的には菊池氏のバルテクターのブラッシュアップにも不満があったぐらいなので、大畑氏のセンスに現場が追いつかない状況だったのかも知れませんね。大畑&会川氏の起用でOAVのエッセンスを入れるという、根岸監督の意向が裏目に出た印象を受けます。玩具スポンサーの駄目出しもあったかも知れませんけど。
そもそも大畑氏のアイディアを園田氏が活かす気があったのか。妖魔の設定の消化不良感を考えると、園田氏は大畑氏ともあまりディスカッションしてなかったのかも知れませんね。大畑氏は画面に出ない、細かいディテールもきっちり考えそうな方なので。ラストバトルのオメガも、単体で見たら良デザインだしギミックも凝っていましたしねえ。

>星矢から始まる『鎧もの』

るーぱーもそうですが、玩具的には派生作品として成立し損ねましたよね。嫌な云い方ですが、もっと上手くパクれなかったのかと。88年だと星矢はまだ絶好調だったので、メインターゲット層を奪い取れなかった、そうするには存在が強すぎたのかなと思いました。

特撮は義務教育時代以降はほとんど見なくなったクチですが、近年の特撮はそんなにレベル高いんですか。ライダーはデザイン見ただけで好みじゃないなーと己のトシを痛感してたんですが。シン・仮面ライダーのせいで、ちょっと予習したくはあります。

>「この頃の記憶が欠落してる」って、おいおい。覚えてないんかい。

ソースはお察しということにしますが(そろそろ時効な気もしますし)、実はク〇〇スもそんなカンジの反応でしたよ。鉄人に関しては門外漢なので、ツイートから受けた印象しか云えませんが、園田氏にとって「鉄人」は自分が手掛けたFXであって、原作を含めたコンテンツとしての鉄人には興味なかったのかなと。園田氏のカミングアウト? でその辺はかなり腑に落ちましたね。玩具も視野に入れていた「ビジネスマン」の根岸監督と、その気質故に自分の考えた「坊ちゃん」的世界観に執着して他を顧みなかった園田氏では、水と油の関係に終始しても仕方なかったんだろうと。きっとライジンオー&超者のスタッフは(平たく云えば)介護が上手かったんでしょう。
実力はケタ違いですが、某カントク君も同系統ですよね。カントク君は奥さんのサポートでビジネス方面にも長けたクリエイターになられましたが。

>シンテツジン

100%冗談だと思います。「FX」をいまならもっと面白く作れるかもという旨を述べただけで、それだけで商売にならない自覚はさすがにおありなんじゃないですかねえ。ねぎし氏レベルの人脈とビジネス力があれば話は別ですけど。レイナやアニス全盛期のような、自分から企画を起こして売り込むような情熱はもうお持ちではないんだろうなあと、ツイッターを見ていて思います。
※追記:でもこの間ライジンオーリメイク妄想なさってたので、ライジンオーにはまだ愛着あるようですね。
Posted by はらよしかず at 2021年07月20日 22:05
>はらよしかず様

 どうもですー。

>>各回に登場した妖魔に関して

>そこを追及すると、根岸監督と園田氏の確執に触れざるを得なくなるので、

 なんか奇妙な事に、妖魔が不憫に感じてしまった。ここまでどうでもいい扱いされるのは、正直単なる「真剣に斬られるためだけの巻き藁」じゃないかって。
 まあ、園田氏は正直あまり考えて無さそうなのでどうでも良いですが(ヒデェ)、菊池氏の方は、妖魔にどのようなイメージを持っていたのかが気になります。サイレントメビウスのルシファーホークみたいな感じだったんかなー。


>ぽりりんは玩具の企画のセンスに欠けていた

>ぽりりんも園田氏と同様、キャラクタービジネスを最優先するタイプだったと思いますし

 まー、確かに。シャクティのミニ四駆云々は、自分も聞いた事があります。
 それに、ぽりりんもまた玩具関係はやや弱いというか、あまり得意ではないですね。
 とくにラムネに関しては、キャラクターの掛け合いの方が目立ち、かつ魅力的でしたが。ロボット及び劇中のメカに関しての商品化、それらを魅力的に描く事は不得手でした。
 ただ実際、商品は売れずとも、作品としては成功したのは事実なんですけどねー。ラムネスは。
 根岸監督とあかほり氏との食い合わせは、無印ラムネスとテッカマンブレードを見てみたら、ある程度は大体わかるかと。どちらも作品として人気は出たけど、玩具関連はショボンでしたからねー。


>大畑氏のセンスに現場が追いつかない状況だったのかも

 確かに、ボーグマン作中ではビジュアルというか、外観が先行して、大畑氏の提供しただろうセンスは無視または活用できずってのがなんとなく感じられました。
 正直園田氏も、あまり大畑氏と話し合ってたとは思えんのですよね。自身のアイデアとセンスを先行または押していく事はやるだろうけど、他者のアイデアを引き立てる……って事を実行する事に関しては、はなはだ疑問ですし。

 ボーグマン・オメガも、デザインとギミックだけ見たら、単体のメカとしては良かったと思うんですよ。ええ、単体のメカとしてなら。
 それをいかに魅力的に描いていくかは、監督や演出の力量になりますからねー。素材が良くとも活用できねばドッチラケでありますし。


>嫌な云い方ですが、もっと上手くパクれなかったのかと。

 というか、「鎧着たキャラが戦う」ありきで進めていった……とこが、星矢からパクリきれなかった元凶じゃないかと。
 星矢の聖衣っぽく、キャラが鎧を着て戦う。これがありきで、戦い倒すべき「敵」がおろそかに。
 なにより、敵側も鎧を着た同等の存在をより多く登場させ、鎧と鎧との戦いのぶつかり合いを見せ、鎧そのものの魅力、戦いの魅力を見せる。そのあたりが出来なかったのが、ポスト星矢になれなかった理由の一つではないかと思うものです。
 それでもまだ、るーぱーは妖邪側に鎧ギアを着た者が四名、なによりアラゴ自身も鎧ギアの化身のようなものなので、まだ鎧ものとしての体裁はそれなりにありましたが。ボーグマンの場合は、「バルテクターとは、具体的になんぞや?」という、味方側の設定も妖魔みたいにあやふやだったりするしなあ。パクる以前の問題だったのかも。


>近年の特撮はそんなにレベル高いんですか。

 そうですね、見て損はないとは思います。
 昨今では、戦隊もライダーも、イケメン俳優の登竜門みたいになってますし、ビジュアルがカッコいい連中が、敵味方で別れて戦っている様子を見るだけでも楽しめるかと。
 こう言ってはなんですが、「腐」な面から楽しんでおられる方もかなりいらっしゃいますし。
 ストーリー自体も、「玩具の宣伝とプロデュース」という点を入れつつ、一筋縄ではいかない展開のものも多いですし。ついでにライダーのデザインは、繰り返し見てたら気にならなくなったりします。
 実際、一年間の放送を見た後だったら、その特撮番組のアイテムが、ちょっと欲しくなるような事も少なくなかったり。

>園田氏にとって「鉄人」は自分が手掛けたFXであって、原作を含めたコンテンツとしての鉄人には興味なかったのかなと。

 もしそうだとしても、こういうとこなんですよね。気になるのは。
 鉄人ほどの名作であっても、それに対し見せかけだけでも敬意を表す事をせず、あくまで自分が本意。
「自分」こそが中心で、「自分」こそが最高。「自分」以外はどうでもいい。過去の名作? 知るか、「自分」にとってはそんな事関係ない。なんかそう言ってるようで、ほんとモヤります。
「介護がうまかった」というのは、上手い言い方ですね。適当におだてすかして、変なとこをサポートすれば、モノになる……といったとこでしょうか。

>「FX」をいまならもっと面白く作れるかもという旨を述べただけで、それだけで商売にならない自覚はさすがにおありなんじゃないですかねえ。

 さすがに、そうであってほしいものです。昨今のような状況でも、鉄人FXのように「既知の作品を、オレ流に改造」みたいな事の危うさは、理解してるかと。
 ……と思ったけど、この人は「理解したつもりで理解してない、理解できてない」って悪癖もあるからなあ。引っ込んでてもらいたいもんです。

 更についでに言うと、自身が手掛けた作品のリメイクも、あんまりいい出来にはならなそう。
 

 それでは、長くなって失礼しましたー。
Posted by 塩田多弾砲 at 2021年07月21日 02:27
すみません、エントリの内容に関係ない追記ですが、
ジリオンに関し、こちらのブログはご覧になった事はありますでしょうか。

:ZILLION ARCHIVE ROOM

https://zillion-archive-room.hateblo.jp/

ジリオンの非公式ファンブログとの事で、検索してたら偶然見つけました。

で、ブログ内のこちら。
https://zillion-archive-room.hateblo.jp/entry/65079234

ここでは、アップルやアディに関し考察されてます。
(あと、スーパーボンボン版のコミカライズの一ページも載ってますが、JJがすごい真面目な熱血漢っぽくて笑ってしまいました)。

こちらでは、海の向こうでアメコミ化されたジリオンなんかも。
https://zillion-archive-room.hateblo.jp/entry/64774923

で、こちらで「ジリオンの後継者」として、ボーグマンやシュラトなどを取り上げておられます。
https://zillion-archive-room.hateblo.jp/entry/64890642

残念ながら、ボーグマンよりシュラトの方が多く取り上げられてますが。

しかしJJが「いままで応援ありがとう!今度から始まる『闘将!!拉麺男』をよろしくな!」ってな事言ってた(かもしれない)とは……。
うーむ、ちょっと聞いてみたい気も。

もしこちらのブログを既にご存じでしたら、失礼しました。


あと、特撮に関し追記ですが。イケボな声優さんも最近のライダーにはかなり(声で)出演されておりますので、それ目当てで見てる方もかなりいらっしゃいます。
07年「仮面ライダー電王」に登場する怪人「イマジン」。
本作では、このイマジンが人に憑依し、怪人や仮面ライダーになります。そして、主人公側の味方として登場するイマジン「モモタロス」の声は、関俊彦氏が担当されており、今も多くのファンが居たりしますね。
平成ライダーは今も視聴がそう難しくはないので、もし興味が湧いたら、ちょっと見てみては。

 というわけで、お目汚し失礼しました。
Posted by 塩田多弾砲 at 2021年07月24日 13:12
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