2026年02月11日

【50周年】葦プロチャンネル徒然【あしラジ】

アニス誕のネタを固める前に、記事執筆のリハビリで葦プロネタです。50周年ということで公式のXやyoutubeが活発に動き始めてますね。



50周年イメージソングPV。思ったよりボーグマン含有率が高かった。葦プロはアカウント立ち上がった後も、ラムネとモモばかりでボーグマンの優先順位は低いなとがっかりしてたので、今後に期待が持てます。マシンロボが全然なかったのが疑問。そんなに版権ややこしかったっけ? ストール兄妹が葦プロの顔だった時期はあると思うんですが。



ずーっと採り上げ損ねていたのですが、葦プロチャンネルは去年まで「あしラジ-1.0」というラジオを配信してました。ねぎし氏と松尾氏のゲスト回では、ラムネの他にボーグマンにも少し触れておられました。どの回も再生回数が3ケタなのでお察しとばかりに中断(終了?)されてるのが寂しいです。今からでもせめて村山氏を呼んで欲しい。めちゃくちゃ葦プロ作品に関わられているのに。

で、このあしラジで園田氏回が4回配信されたのですが、どれも25分前後あるのにマシンロボもボーグマンも数えるほどしか単語が出てこず、園田氏のサクセスストーリーとアタッカーYOU等のナック時代の思い出とドン・ドラキュラの脚本回が幻のデビュー作になった経緯等に終始しています。首藤さんの話も長かった。
生放送じゃないので、パーソナリティの小林氏も葦プロサイドも事前に了承されてたんでしょうけど、葦プロのラジオを聴くようなファンが知りたいことに応える気がなかったのはどうかと。そこはぽりりんを見習って欲しかった。まあ園田氏の場合、(腐す意図抜きで)ガチで忘却されていることが多いので、あやふやな記憶で作品を振り返られるよりマシと云えばそう。

聞き役の小林氏が時々困ってそうなのは気のせいかしら…と思うほどフリーダムトークから得られた収穫は、「園田氏は今も昔もオタクではない」でした。文学青年が演劇の世界に飛び込んで、縁あってアニメ業界に入られたとかで、アニメ好きが高じて業界にきた訳ではなかったのだなと(ウルトラマンはお好きだったそうですが)。下手したらガンダムやヤマトの洗礼も受けてないんじゃないかと思えました。

オタクではないから、オタクなスタッフの視点では書けないしやらないことをやれたんじゃないかと思います。既にオタクの巣窟だったであろう葦プロで活躍できたのは読売広告のPと加藤Pに気に入られたのが大きいようですね。
剣狼伝説がああいう内容になったのも、ボーグマンで根岸監督と噛み合わなかったのも「オタクではないしアニメファンを知らなかった」で片付くというか、だから「ロム退場」でファンから反発されて、そこから「アニメファン(オタク)」を意識されたんじゃないでしょうか。以降の作品でアニメファンに対する解像度を上げていかれたと思います。

この「notオタク」が強みになったのがライジンオーと超者ライディーンだったとも思います。ライジンオーには既存のロボットアニメではなく児童文学のエッセンス。超者は「5人組の美少年て→アイドルだから全員イケメンで当たり前でしょ」「寮で一緒に寝泊まりて→アイドルとしてのレッスンも対超魔の作戦会議もできるでしょ」「変身後に全裸て→むしろ服が元に戻る方がおかしいでしょ」とあざとい設定に説得力のあるアンサーが用意されてるのは、腐女子の概念なき発想によるものではないかと。
超者に勇者ライディーンへのリスペクトがないのも納得。ボーグマンでも近年になって(一応前作の)ジリオンは見てなかったと公言したぐらいだからなあ。夏目想太郎はJJを意識してたのかずっと疑問だったのでスッキリはしました。もし想太郎設定が通ってても、JJに似なかったのか。本当はガチムチ兄ちゃんなデザインだったチャックの美形化の提案はチャンプを意識したのかも疑問だったんですが、それも偶然だったのか。あしラジを聴いた限りでは、自分が関わってないアニメには興味なかったんだろうと思いました。
しかしよくTHE☆オタクビデオ! なレディウスやれたなあ。あれは佐野氏をはじめとするアニメーター無双を楽しむ作品だったから…。

長年に渡って園田氏に関しては思うところを書き連ねてきましたが、大半が「オタクじゃないなら仕方ない」で終わる話だったのかもなと気が抜けました。アニスありきでボーグマンの設定をかき回したのは許されることではないですが。ホームグラウンドは演劇でアニメファンではない園田氏と、ディープなオタクだった会川氏が一緒に脚本を回していたボーグマンは、よく作品として成立できたなあと今更思います。岸間氏が間を取っていたんでしょうか。

それ以外に情報なかったのかと問われたら…なかったねと。マシンロボやボーグマン等の葦プロ派ではなく、ライジンオーやアニポケで園田脚本を気に留めるレベルで氏に興味があった方か、お芝居関係で園田氏のファンになった方なら聴く価値はあると思います。あしラジなのに(二回目)。多忙を理由に星矢の脚本のオファーを断ったら、東映から一切依頼が来なくなった話はちょっと面白かったです。

思い出したのでこれも貼っておきます。



ジリオンVSボーグマンイベント後に園田氏がアップされたイベント感想動画。チャックの名前すら忘れている園田氏と、聞き手の方がジリオンもボーグマンも知らない方だったせいでグダグダ感がありますが、作品トークは貴重。ちなみにこの頃旧ツイッターで「イベントで再会した鷹森さんを荘真由美さんと思い込んで会話してました(意訳)」と呟かれておられました。HAHAHA!(脱力)
posted by はらよしかず at 22:51| Comment(2) | ボーグマン
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。最近じゃピクシブで、生成AIですけべいなイラストばっか描いてる自分であります。
お元気そうで何よりです。
最近じゃボーグマンから離れてしまい、過去のあの情熱を再燃させたく思う次第。

今回の記事、「園田氏はnotオタク」というとこにすげー納得しました。
考えてみれば、確かに悪い意味で「非オタ的な点」が、作品の魅力を削いでいたなあと。
自分のように、作品世界の細かな設定や世界観を考察し、色々妄想して作品世界を深く掘り下げる事が好きなクソめんどい奴は、ボーグマン劇中の設定説明の足りなさに物足りなく思っておりましたが、非オタだからと言われたら納得です。園田氏は「物語は、設定や専門用語を語るより、内容が重要」ってスタンスでしょうし。
そういう「オタクでないゆえの『分かってなさ』『理解の無さ』」が、物足りなさにつながったのかなと。

そういや、2026年春アニメにて。
「こめかみっ!ガールズ」https://komekamigirls.com/
この作品の脚本に、園田氏の名前が出てるのを見て驚きました。うーむ、どういう作風になるのか、想像つかん……。

と、短いですがこれにて。
季節の変わり目、どうかお体にはお気を付けてお過ごしください。
Posted by 塩田多弾砲 at 2026年03月31日 19:50
塩田多弾砲様

おおおおお久しぶりです! メールの通知来なかったので気づくの遅れましたすみません。もうカタギ()に戻られたのかと思っていたのですが、お帰りなさいと云っていいのでしょうか。

>最近じゃボーグマンから離れてしまい、過去のあの情熱を再燃させたく思う次第。

自分も現在冷却期間というところですね。書きたいことはいっぱい残ってるんですが、プライベートの事情でPCをあまり立ち上げられないのと、Xでの界隈の風潮に付いていけなくなって、冷めてしまってるのもあります。SNSではマンガの感想とBLゲームの話題ぐらいしかやってないですね。

>考えてみれば、確かに悪い意味で「非オタ的な点」が、

アニオタ界隈の空気を理解してなかったのはあったと思います。でもアニポケとか、オタクには任せられない完全な子供向けの仕事では「非オタ」が強みになったのではないかと。クロ逆(レイナ)の成功体験がボーグマンではマイナスに働いた気がします。

>園田氏は「物語は、設定や専門用語を語るより、
>内容が重要」ってスタンスでしょうし。

面白いか面白くないかの物差しが常に「自分」だったんではないかと思います。そこを崩したくないから、勇者ライディーンもジリオンも見なかったのではないかと。番茶のインタビューでもそんなカンジのことを仰ってられましたよね。たぶんアニメ自体、演劇ほど入れ込めなかったんではないかと思います。あしラジ聴いてても、生い立ちではアニメの思い出はあまりなかったようですし。
ライジンオーと超者は良作だったので、ただのビッグマウスではなかったと思うのですが、アニメ誌のアニス特集の露出具合とか見ると、ボーグマンの現場では浮いていたんじゃないですかねえ。

>「こめかみっ!ガールズ」https://komekamigirls.com/
>この作品の脚本に、園田氏の名前が出てるのを見て驚きました。うーむ、どういう作風になるのか、想像つかん……。

ああ、もうアニメからは身を引いて完全に演劇方面に移行されたのかと思ってたんですが現役だったんですね。ボーグマンはまだ現役で頑張れるスタッフが多くて、そこは凄いことだと思います。

改めてまだここを見て下さってる方がいると知り、モチベ上がりそうです。次回の更新時期は未定ですが、気が向いたらのぞきに来てやって下さいませ。ありがとうございました!
Posted by はらよしかず at 2026年04月03日 21:53
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