2025年02月05日
【アニス誕】1/3.5スケール バルテクターアニス胸像【ブログ10周年】
去年はほとんど更新しておらず、10周年だぜヒャッハーと騒ぐのはおこがましいので普通にアニス誕で更新です。それと今回の記事は「このブログでの」最終更新となります(次回は今後のお知らせ)。詳細は記事のラストにて。
今年のアニス誕はXで交流させていただいております、元二郎(@GENJIRO2024)様が制作されたアニスの胸像を紹介させていただきます。元二郎様は吸血姫美夕やアニス等で精力的に造形活動をされておられ、フィギュアとドールの中間な美麗な立体をハイペースで完成させているパワフルな御方です。去年の12月に送っていただいてたのですが、わたしがもたついていたせいで紹介が遅れてしまいました。アニス誕ということでご容赦を。
このアニスの胸像は同時に複数制作されており、麻宮先生をはじめ、Xで活動されている面構えの違うボーグマンクラスタの方々の手元にあるそうです。何でわたしみたいなファンの風上にいたら嫌な顔をされる(いや風下にいるつもりですけど)文句垂れに送っていただけたのか。それは分かりませんが、誠にありがたいことでございます(拝)。
ちなみにいただいたのではなく、ご厚意で手元に置かせていただいているとだけは明記致します。
まず四面図。バルテクターは3Dプリンターで出力されたそうです。素材はUVレジン製。バルテクターの主要パーツのほとんどはマグネットで装脱着ができるようになってます。
耳のセンサー部分は可動します。7話のトオル探査場面が再現できますね。
デカールによるアレンジが細部に渡って利いております。好みで張り替えもできますよとのことでしたが、そんな恐れ多い(震)。
台座はなんとソニックレシーバー。磁石を近づけると…
光ります。画像では光り方が弱く見えますが(実際はもうちょっと明るいです)これは電池の残量が不足しているのが原因。電池を交換したらもっと光るし、何なら内蔵のLEDライトを別の色のものに交換することも可能だそうです。これはいつかやってみたいです。アニスなので赤色がいいなあ。しかし中を開けるのが怖い…。
ゴーグルもマグネットで脱装着可能。
アイペイントの解釈が素晴らしい。アニスの版権イラストのイメージを立体に落とし込んだ上で、ドールのテイストが入っていて独特の魅力があります。おい聞いてるかメg(自粛)
みんなだいすき胸部パーツですが、キャストオフしてインナースーツ姿にすることが可能です。それには頭部を抜いて、バルテクター上部パーツを首から外すという手順を踏まないといけないので、繊細な取り扱いが苦手なわたしにはとてもできません。胸は固いシリコンなので、そういう意味での装着シーンの再現は無理なのでしたヽ(´ー`)ノ
撮影場所を変えてちょっと撮り直し。前述の通り頭部が抜けるので、首を動かすことも可能です。
角度によってはちょっと憂いのある表情も見せてくれることに気づきました。語彙が不足してて申し訳ないのですが、本当に素晴らしい作品です。毎日が眼福ですありがとうございました。アニスだけでなく、リョウの制作も予定されてるそうなので期待してお待ちしております。
そして重大な(?)告知。
このさくらブログが新規受付終了して以降、さくらインターネットが放置していたらしく使いづらくなる一方だったのですが、新さくらブログのサービスを開始したということで、次々回からそっちに移行します。URLの変更等、詳細は次回の更新にてお知らせ致します。
なんだかんだでボーグマン一辺倒でやってきましたが、移行後は009や(庵野監督による企画が目白押しな)ヤマト等、もっと他の懐かしアニメも取り入れた懐アニ総合ブログにしようと思っています。SNS依存になるのが嫌だったので新規サービス開始は朗報でした。ずっと企画だけで止まっている、懐かし漫画ブログも別でやりたいです。
データの移行はまだできないそうなので、ここはアーカイブとして置いておきます。しかしX等で公表された、当時のスタッフのコメント等から記事の修正を必要とするものも増えたので、一旦非公開にする記事が増えます。ご了承下さい。
2024年12月13日
【LIFE】009×クロス×ボーグマン【回帰】
時は2005年。
人類は地球人以外の生命体を発見するために、太陽系惑星内でその可能性が最も高い火星に、有人探査機を送り込むプロジェクト「ワレワレハコドクデハナイ」を立ち上げた。
そのプロジェクトで、長年密かに研究されてきた“サイボーグ・アストロノーツ”の起用が決まっていた。
“サイボーグ・アストロノーツ”、それは火星の探索及び開発目的の性能を組み込まれた乗組員。9人の人間がその施術を受けた。
1人目は脳をスーパーコンピュータと連動され、その副産物で超能力に目覚めた赤子。
2人目は常人の5倍のジャンプ力を持つニューヨークの不良少年。
3人目は壁の向こうを見る視力と、10キロ先の物音をキャッチできる聴覚を持つフランス人の少女。
4人目は体の2/3を機械仕掛けにされたドイツのトラック運転手。
5人目は起重機の性能を持つアメリカ先住民の末裔。
6人目は岩をも溶かす熱線を放射できる中国の料理人。
7人目は擬態動物をベースにした、細胞配列の変化による変身を可能にしたイギリスの舞台俳優。
8人目は500メートルの深海まで潜れるアフリカの青年。
9人目は常人の9倍のスピードで動くことができるハーフの孤児。
しかし、「火星に人類の未来を見出す」は大義名分であり、真の目的は宇宙空間での戦闘を可能とする「人間兵器」の開発、黒幕は謎の組織「影の存在(シャドウ)」。9人は選りすぐりのアストロノーツではなく、組織が拉致した一般人であり、実験動物だった。
シャドウの目論見を知ったひとりの科学者は、9人を誘い反乱を起こし、プロジェクトの一部は瓦解。逃亡者となった9人はシャドウと戦い続け、やがて世界中に散り散りとなった。
2010年。ある不穏な未来を予見した赤子は、過去に向けてテレパシーを送り始める。自分たちの戦いを記録できる者に向けて。テレパシーは53年前にまで遡り、ある漫画家がひらめいたアイディアとして、それを受信する。漫画という媒体で彼らの戦いの日々が(漫画ならではの誇張が入った形で)「記録」されていく。
漫画家のライフワークとなったその作品のタイトルは「サイボーグ009」
さらに一年後。老境に差し掛かった漫画家、そして「記録者」の石ノ森章太郎の前に、自身の作品の登場人物だったはずの科学者・ギルモア博士が現れる……
以上は「文藝別冊 総特集石ノ森章太郎 増補新版」に収録された「サイボーグ009完結編構想ノート」のプロローグ部分の構想を、時系列etcを整理して書き出してみました。おこがましい行為ですが、こうしないと伝えきれないので。
これでも(各人の009の知識量によって差はあると思うのですが)「?」となると思われますが、ひらったく云うと自分たちが読んできた「サイボーグ009」は、超能力者の赤子、つまりイワンのテレパシーを受信した石ノ森先生が、それをベースに自身のアイディアも盛り込んで描いた作品。9人は2005年に「実在」するサイボーグたちで、彼らも「サイボーグ009」を読んでいたというメタな設定なのです。これによって、サイボーグ戦士たちを「21世紀設定」に置き換え、歴史の一部と化した時代背景や設定の矛盾をクリアした上で、「神々」との最終決戦に挑ませる意図があったと思われます。
例えば「フランソワーズ・アルヌール」は当時の石ノ森先生がイワンのテレパシーで知ったサイボーグの紅一点に、ファンだった女優の名前をそのまま付けたもので、彼女には本名が別にあるのです(全員もまた然り。グレート・ブリテンも変えたかったと思いますし)。有名なハインリヒの過去「ベルリンの壁の悲劇」も、石ノ森先生が受信したテレパシーを咀嚼し当時の世界情勢を反映して描いたものであり、実際は異なる状況でハインリヒは「ヒルダの死」を体験してるんです。
なぜ本名で呼び合わないのかというと、9人は漫画で付けられた名前を気に入り、それを愛称としたからです。でもそれぞれの個人的な知り合いからもそう呼ばれてるよね? という疑問に対しては、いんだよ細けえことは(byザ・松田)としか云えません。
実在する彼らの能力は「惑星の開発」が前提なので、張々湖が口から出すのは火ではなく熱線。ジェットは驚異的なジャンプ力に留まり、飛行能力はありません。
これらの事柄から、イワンのテレパシーはイメージを伝える程度で具体性に欠けており、そこを石ノ森先生が補完し、漫画の形で出力したという設定だった模様。
で、構想ノートの「断章」には「9人はシャドウ(=ブラックゴースト?)に拉致されてサイボーグ手術を受けさせられた」という記述がなかったので、わたくし読んだ時には、9人は一般公募のアストロノーツとして選ばれたのかと思ったンですよ。これってボーグマン計画じゃん! リョウたちと同じ境遇じゃん! とひっくり返ったんですよ。
そこを確認したくて、石ノ森プロによるコミック版と小野寺丈氏によるノベライズ版の両方の完結編を読んだら、前述の通り「拉致されて改造された」原典に近い流れに変更されていたのでした。発端となった「サイボーグ・アストロノーツ計画」の内容も少し変更されていたのですが、これがかなりボーグマンクラスタとして唸るものになっておりました。ここはe-bookのノベライズ版の試し読みで読める範囲なので(他の電子書籍サービスでも読めるかも?)、目を通してみるのも一興かと。
サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD’S WAR I first
サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR 1巻(コミカライズ版)
(e-bookjapanに移動)
注目点を書き出しますと、
・構想ンート:人類以外の生命体を探すために火星を目指す→本編:とある大国が、太陽系惑星のいずれかを「第二の故郷」にするための開発計画を立ち上げた。
・開発計画の課題「人間が地球外惑星の過酷な環境に適応するには?」をクリアするべく、人間を科学技術で補強する「宇宙探査用改造人間(サイボーグ・アストロノーツ)」計画が発足。名称は「サイボーグ・アストロノーツ・プロジェクト(略してC・A・P)」。世界中から有能な科学者たちが集まり計画を進めていた
・この計画の「サイボーグ」は実際はアストロノーツではなく、成層圏で起こる戦争を想定した「成層圏戦争用兵士」。資金も国の援助ではなく、「死の商人」と呼ばれていた軍需産業だった
「実在した」9人のサイボーグ戦士たちのプロフィールの変更は非常に興味深いのですが、ここにまで触れていくと、いつになったらボーグマンの話題になるねんとなるので割愛。機会があれば(ここ以外で)感想を書くと思います。いや充分ぼやき…思いつくままXやら青空やらで書いてますけど。
ここまで書くとお察しですが、「完結編」でリニューアルされた009たちは、建前であっても「地球外惑星での活動を可能にする肉体に改造された宇宙飛行士」で、その計画は「ボーグマン計画」の上位互換と呼べるものだったのでした。完結編既読の方的には今更知ったのか案件ですが、完結編に関しては、009への思い入れ故に積極的に知ろうとしてなかったので…ぶっちゃけ、この記事の確認ために読んだとはいえ、やはり知りたくなかったと思ったこともゴニョゴニョ
そういえばボーグマン計画は国の立案なのか、メガロシティが「復興を越えた未来」を示すために血税つぎ込んだ(嫌な云い方はやめなさい)のか、ちょっと気になってきました。
ボーグマン廉価版ブルーレイBOXのブックレットのねぎし氏のインタビューによると、009の初期に「宇宙開発」とあったのでそれを意識したと語られていたのと、サイボーグの開発目的は宇宙用か戦闘用の二択しかなく、後者は(番組の制約として?)NGだったので「ボーグマン」は宇宙用のサイボーグになったとのこと。完結編がボーグマン計画に近いものになったのは、石ノ森先生が着想を得たというアメリカの科学雑誌「LIFE」の記事に原点回帰したからでしょう。
これに関して検索したら、なんと望月智充監督が言及していたブログ記事があったのでリンク貼っておきます。該当の記事の画像も掲載されております。
日本語あれこれ研究室:最初にサイボーグを描いた漫画家
水木しげる先生が石ノ森先生に先んじて、サイボーグを題材にした作品を発表していたとはびっくりしました。
ブックレットのねぎし氏インタビューによると、ボーグマン計画はメモリーとメッシュというふたりの天才科学者が主導権を握り鎬を削り合い(ライバルであって恋愛関係ではなかったとか)、火鷹は妖魔を知る前に計画から離脱。フリッツはセクションの違う(転送装置の開発メイン?)同僚と、科学者たちのコミュティでは様々な思惑が交錯していたと取れる設定が語られてましたが、それ以上は存在してないようです。まあ玩具アニメでしたしね…。その影でやはり「戦闘用」が開発されていたのですが、これに関しては「メモリーが詳細(ダストジードの正体等)を知っていたか否か」で、會川氏とねぎし氏の間で認識の食い違いが生じていたので、深追いは避けさせていただきます。
「サイボーグは地球外惑星と地球の架け橋となる」という一冊の科学雑誌の空想の中で、009とボーグマンはリンクしたということですね。009は建前とはいえ、「サイボーグ・アストロノーツ」計画に参加していた科学者たちは、あくまで「地球外惑星での活動」を目的に9人を改造していたので、従来の設定のリミテッド版となった彼らの性能は、ボーグマンとの互換性もあって面白いと思いました。口からシン・ゴジラみたいな熱線吐くリョウが見たいのはメモリーぐらいだと思いますけどヽ(´ー`)ノ
と、師走までここを放置しておきながら、何ごともなかったかのように更新したのでした。ひたすら精神的に疲弊してたのと、脳がシン・仮面ライダーの円盤の発売までの日めくりカレンダーと化していたので…。来年もプライベートがかなり不透明なので何とも云えませんが、今回みたいに書きたいことができたらふらっと出てきて更新します。
ちなみに009完結編の本編ですが、石ノ森先生のご子息と石ノ森プロのスタッフの苦闘が伝わる力作でしたが、はっきり云ってそれ以上ではありません。「石ノ森章太郎の呪縛」がそのまま反映されていて、いちいち察してあげないといけない作品でした。石ノ森先生の構想から必要な要素だけを拾い上げて、映画作品として昇華した「009 RE:CYBORG」を見れば充分です。DVDで見た当初はけっちょんけちょんにけなしてすまない…と思ったぐらいに、本家本元たる(?)完結編はまあうn…でした。似た状況で連載継続しているベルセルクを案じずにいられなくもなりました。
あと009ではあり得なかったぐらいにグロ描写のオンパレードなので、そういう意味でもお勧めはし辛いです。特に003がめちゃくちゃ酷い目に遭います。「島村ジョー」というヒーロー像の破壊に挑戦してたのはまあ評価でき…るかな…?
2024年04月30日
「ジリオン対ボーグマン」参加者イベントレポまとめ&おまけマンガ
まずは井上さんファンのもっちー様のレポ。さすがガチ勢…!
本日は「赤い光弾ジリオンVS超音戦士ボーグマン」上映&トークイベントに参加しておりました。
— もっちー (@mochi_manpuku) April 13, 2024
以下、本日の覚え書きのメモです。
(当方和彦さん推しですので、内容はほぼ和彦さん観点となります。)#ジリオン対ボーグマン
■ ジリオン上映
第1話「コードネームはJJ」
第21話「激突!… https://t.co/NiMf8wPvNC
ジリオンクラスタの百合野。様のレポ。長編マンガでまとめられていて読んでて楽しいです。
ピクシブにも上げられておりますが、どちらもすぐ消されるとかで閲覧はお早めに。
(1/9)
— 百合野。 (@yurino32) April 26, 2024
4/13 #ジリオンVSボーグマン イベの私的日記を描きました。画像全部で33枚。既に脳内思い出補正がかかり始めてます。故に内容に違いがあると思います(老い)忘れないうちにアウトプットしたかったので描いてみました。あの日の私を追体験♪1週間で消す予定です。#赤い光弾ジリオン pic.twitter.com/RQroiyKmYh
Xでジリオン情報でいつもお世話になっております、ジリオンブログで御馴染みのSiFi_TZK様のレポ。たぶん(自分が認知した中で)一番詳しく書かれていらっしゃると思います。後日声優さん編のレポを上げられる予定だそうです。
ジリオン30周年ブログを更新しました。先日行われた「『赤い光弾ジリオン』対『超音戦士ボーグマン』」イベントのトークショー、クリエイター編のレポートです。https://t.co/jHtatvBAlz#ジリオン対ボーグマン
— SiFi-TZK (@SiFi_TZK) April 27, 2024
あとアメブロユーザー様の記事。当時の興奮がダイレクトに伝わる内容です。
萌園萌雅のなんでもブログ
「赤い光弾ジリオン」VS「超音戦士ボーグマン」のイベント参加してきました。」
https://ameblo.jp/moezonomoega4/entry-12848412648.html
グランザフトの野次馬本舗
「赤い光弾ジリオン」VS「超音戦士ボーグマン」のイベントで井上和彦氏のコメント
https://ameblo.jp/granxaft1972/entry-12849767577.html
予定押してるので今回はここまで。またレポを発見したら追記致します。
ありがたいことにレポがきっかけで得た新情報等がありますので、また改めて記事書きます。やっと分かった新事実が…! これで進められる考察がある…!
で、おまけマンガ。ネーム切った時点ではチャンプ&アニスの寸劇の詳細が分からなかったので、こうですか分かりません的に上げてしまおうと思っていたら、作業がトロかったせいで各所から詳細が判明し、ズレた内容となりましたが気にしないで下さい。
2024年04月19日
「ジリオンVSボーグマン」イベントレポ要点まとめ
…と当日は名古屋の庵野秀明展も開幕だったので、脳内阿鼻叫喚でチェックしていた「ジリオンVSボーグマンイベント」、大盛況で幕を下ろしたそうで何よりです。その内容をXで投下されたレポ(及び個人的に送っていただけたDM)から要点を書き出しました。特に詳しいレポをここに貼り付けるつもりでしたが、その選別だけでも骨が折れるほど多く、ジリオンも追っているとキリがないのでボーグマンサイドだけ簡易でまとめました。もっと詳細が知りたい方は、該当ワードでXをチェックするのが良いと思います。検索サイト経由なら、登録なしでもある程度は見れるんじゃなかったっけ? トゥギャッターでまとめようかとも思ったんですが、慣れてないので見やすくする自信がありませんでしたすみません。
レポの詳細ぶりから、トークショーの内容はお漏らしNGではなかったようなので、代わりにアーカイブ配信はないかもですね…(´・ω・`)
上映プログラムですが、ジリオンは
第1話「コードネームはJJ」
第21話「激突! ザ・スナイパー」
第28話「神秘!? ジリオンパワー」
28話は登壇者の黄瀬氏作監ということでチョイスされたのかなと。21話ははっちゃけすぎて本編から少し浮いてたので、これが選ばれたのは驚きました。面白いですけどね。
そしてボーグマン。
第5話「スーパーサンダー発進せよ!」
第28話「アニスの決意! この子たちは私が守る」
第35話「妖魔王復活! さらばボーグマン」
やっぱり最終回以外は園田脚本回からしか選べなかったのか…と微妙な気分になりましたが、5話はチャックも目立ってるしアニスとの絡みも多いし、スクールバス爆走場面はスクリーン映えすると思うので、悪いチョイスではないです。まあチャックとアニスメインを意識するなら、27話(会川脚本)がベターだったかな…? もう云うても詮無いことですが。
28話は鷹森さんが登壇されることと、園田脚本限定なのを考えるとこれしかないかなと。
素朴な疑問ですが、これ葦プロ(&東宝)主導の「完全公式」でイベントやる場合は、会川&岸間脚本回の上映は可能なんでしょうかね。岸間脚本上映のハードルの高さが謎なので。22話が採り上げられないのは残念すぎる。自前のイベント会社(アニ友)持っているねぎし氏に期待したいですが、妖逆門とかバウンティ・ドッグ等の企画が控えてる(天地無用もまだ弾がありそう?)ので優先順位低いでしょうなあ。
あと井上さんが一時降板されてなかったら、24話が上映されていた気がします。
トークショーは二部構成で、第一部がきくち氏&羽原氏、後藤氏&黄瀬氏の作画スタッフ、第二部が井上さん&鷹森さんだったそうです。
拾い上げてみた第一部の要点。(長くなるので自分的に新情報な分のみです)
・作画陣共通で「後期型ジリオン銃描きにくい」ジリオンはノーザのキョンシーモチーフが意外だったので、記述させていただきました。
・ノーザの顔のデザインは西久保監督の案でキョンシーモチーフ
・きくち&羽原氏は当時ジリオン第一話の作画の完成度の高さを羨ましく思った
・葦プロの発注体制が色々アレだった模様(しってる)
・ボーグマンの衣服デザインはポケットを付けることを意識した
・アニスの変身バンクの胸揺れは、きくち氏は露骨に揺れるのは嫌と羽原氏と密に打ち合わせ、結果「ポヨン」ではなく(背後から手で持ち上げるイメージで)「むにっ」が誕生した
きくち氏の胸揺れに対する解釈は、答え合わせとして手前味噌を持ち出してみます。
ANICE in Wonderland簡易レビュー・補足
云われてみたら、ボーグマンキャラほとんどどこかしらにポケット付いてるんですよね。リョウも三箇所あるし。あと「夏目想太郎」は漱石の子孫(房之介氏?)のクレームを危惧して没になったというレポもありましたが、知る限りでは根岸監督はそれは仰ってなかったですね。それだったら園田氏の初期案は早々にPが駄目出ししてたんじゃないかしら。まあ園田案を見直すと、「想太郎は自分を夏目漱石の子孫と思い込んでただけで、実は妖魔退治のスペシャリストの子孫」という「八千草薫!(…のファン)でございます!」の和子のおばちゃんのノリで通すつもりだったと思われますけど。(古の吉本新喜劇を知らないとまったく分からないネタ)
第二部がファン狂喜な内容だったようで、
・アニスがチャンプをチャックと間違える寸劇でスタート
・水谷さんと本多さんが他界されているのは寂しい
・チャンプはオーディション(チャックは不明)で、主役ではなく脇役で演技の幅を広げたかった
・チャンプもチャックも同じ()
・鷹森さんはなぜかジリオンの打ち上げ旅行に同行していた
・クロ逆の打ち上げ旅行で鷹森さんはしゃぎすぎて骨折した
・「ぼくマシンロボ出てたんですよ」(えっ…)
・しかもぱーいるふぉーめーしょん! まで飛び出した模様
ジリオン関係を省略したので、だいぶあっさり気味になりましたが他にもちょこちょこ語られていた模様(山ちゃんの話とか)。旅行先でジリオン銃で遊びまくったのが楽しい思い出になっておられるようですね。
寸劇っぽいことはやるんじゃないかなーと何となく想像してましたが、本当におやりになられたのですね…それだけは参加者の方々をうらやましく思いました。ロム兄さんまで飛び出すとは。しかし井上さんどこまでチャックの感覚を覚えていらしたんでしょう。そこは本当に「チャンプです」なのかしら。
禁句と分かりつつも、水谷さんがご存命なら…と改めて寂しく思いました。
当方が拾い上げた情報はここまでとします。取りこぼしはまだまだあると思いますので(ジリオンにはほとんど触れてませんし)、Xで目を皿のようにして探すか、もうちょっとしたらブログ等で参加者によるレポ報告が増えると予想されますので、それを待ってみてもいいと思います。わたしの心は名古屋行きの準備に捕らわれてるのですみません…。だってシンライダーの展示物過去最多ですよ…? オーグメントのマスクが全部(略)
実はおまけのマンガをアップする予定でしたが、お絵描きが久しぶり過ぎて作業が進まなかったので、後日追記にてアップします。
2024年03月30日
【声優】続報:ジリオン対ボーグマン&個人的なお知らせ【降臨】
【今夕18時よりチケット販売??】
— ロボ石丸 (@robo1954) March 29, 2024
4/13(土)
祝!作品誕生35周年突破!
『#赤い光弾ジリオン 対 #超音戦士ボーグマン』
【イベント内容】#ジリオン #ボーグマン 両作品をメモリアル上映&スペシャルトーク、二大作品の歴史的邂逅??
・会場 池袋新文芸坐
・日時 4/13(土)14:00?19:00頃予定… pic.twitter.com/GjWdYwTmlp
既にチケットは発売され、即日完売されたそうですが一応。
鷹森さんもさることながら、井上和彦氏の登壇は凄いサプライズですね。いや、チャンプはともかく、チャックはチャンプの延長で、当時は盲腸で一時降板した以外にあまり覚えてることがないと、LD-BOXのインタビューで仰っておられたので…。鷹森さんはサクラ3の花火絡みのトークイベントでアニスのことを少し語っておられたので、当時の思い出を語る余裕がお出来になられたのかなと。鷹森さんもLD-BOXのインタビューでは、印象に残ってるのは(アフレコではなく)ボーグマンライブの振付の練習だった等、現場での思い出をほとんど語られなかったんですよねー。
主人公の関さんと松本さん登壇がないのは残念ですが、これ以上ゲスト豪華にしたらファン層が違うイベントになるので、これは仕方ないですね。特に関さんは下手したら今がいちばん人気絶頂かも知れないですし。松本さんお芝居のお仕事中でしたっけ?
制作スタッフからは菊池氏&はばら氏と後藤氏&黄瀬氏の登壇となりましたが、完全にビジュアルに照準を絞ったんですね。ぶっちゃけますが、自分はこの時点で断念を決めました。自分のような「作画以外の話が聞きたい」という闇の厄介オタクより、光の厄介オタクが行くべきイベントだと思いましたので。
トークショーは二部構成だそうですが、声優パートとスタッフパートなのか、ボーグマン関係者パートとジリオン関係者パートなのか。不参加なので気にしても無駄ですが、後藤氏と菊池氏の顔合わせが実現するのかは気になります。意外に初対面だったり? しかし後者だと井上さんがフル登壇になってしまふ。
告知後の反響がすごかったそうなので、アーカイブ配信に期待したいところです。いやもう本当にお願いします…。
さて、ここからは個人的なお知らせです。
ここのボーグマン36周年企画ですが、前述のイベントで何をやっても消しと飛ぶと思われますので、前倒しで4/13より前に更新予定です。上旬は予定が立て込んでるので、どこまで進められるのやら。
その後ですが、これを一区切りとしてX(旧Twitter)のボーグマンアカウントを停止し、今後はブログを優先します。停止と云っても、たぶんロム専でRPメインになって、呟きはブログの更新報告程度になるかと。blueskyで何かできそうなら、そっちに移る可能性もありますが選択肢のひとつということで。
今回のイベントのスタッフとファンの熱狂にいまいち乗れなかったことで、もう自分はここにいるべきではない、老害ルートに踏み込んでると実感したのと、もしかして:SNS依存…? と我ながらゾっとしたので(えっ今頃気が付いたの? は禁句)、とにかく距離を置こうと決意した次第。でもまったりやれてる漫画感想アカは通常営業です。というか、あっちと一部統合を考えてるので、勝手ながらフォロワーさんを整理させていただきます。ボーグマンアカの相互フォロワーさんに、もしかしたら漫画アカからフォロー申請がいくかも知れません(フォローバックは随意です)。
そういうことにしましたので、「不快なら読まない」を重ねてお願いします。正直、ここまで考えて一気に結論を出したのも、どれだけ言葉を選んで自分なりに丁寧に語ったつもりでも、そういう捉え方をされてしまうんだなあ…と無力感を覚えることがあったので。Xのように不意に視界に入って不快にさせてしまう事故はこれでなくなると思います。まあついったを開設した理由はブログの宣伝目的で、もう周知は成されてるのでそういう意味でも続ける必要はなくなったかなと。漫画アカはジャンプとサンデー(+昭和マンガ)の感想を一方的に垂れ流してるだけなので、今後もまったりと。
このイベントは諦めても、渋谷事変の上映会のチケット争奪戦には参加しないと…五条の女の妹に託されたこの願いなので…。
(※ここから下はただの荒ぶりなので読まなくても大丈夫です)
続きを読む
2024年03月22日
【両雄】(追記有)「赤い光弾ジリオン対超音戦士ボーグマン」イベント開催【相まみえる】
【情報アップデート
— ロボ石丸 (@robo1954) March 22, 2024️求む超拡散️】
4/13(土)
祝!作品誕生35周年突破!
『赤い光弾ジリオン対超音戦士ボーグマン』
池袋にて #ジリオン #ボーグマン 両作品をメモリアル上映&スペシャルトーク開催️
【イベント内容】
・会場 新文芸坐
・日時 4/13(土)14:00〜19:00頃予定
・ジリオン… https://t.co/OiyRUlpvcH pic.twitter.com/UWqnqr37oW
※追記1:更新直後にXにて情報が追加されたのでポストを差し替えました。さすが池袋分かりにくい…ビッグカメラ方面に行けばいいの…?(何気に脳内シミュレーション)
なんとびっくり! 今まで実現しそうでしなかったジリオンとボーグマンの共演イベントが開催されるそうです。詳細は来週に発表されるとか。わたくしは登壇者が発表されるまで保留ですが、今回はジリオンが絡んでるのでチケ取れる気が全然してないのと、宿泊等諸処の問題をクリアするのに、上京する気になっても二週間ちょいはキツいかな…といまだに悩んでいる最中です。しかも庵野秀明展が名古屋でファイナルという追い討ちまで食らってるので、毎日頭を抱えております。本郷のスーツとハチオーグのマスクを拝める最後のチャンスなんですよ!(ドガンドガン)
非常に喜ばしいことであるのですが、上映プログラムはどうなるのか。全体的にクオリティの高いジリオンに見劣りしないエピを、出来にムラのあるボーグマンから選ぶとなると、数年前のイベントでは上映中止になった13話や、ボーグマンの魅力が凝縮されている22話は外せないと思います。最終回はチョイスされると予想。今回は葦プロも後押ししているようですし、會川氏に交渉する余地はあったりするんじゃないでしょうか。知らんけど。さすがに前回のように、
※追記2:それぞれ3話ずつ上映ということで予想というか妄想。
ジリオン→1話・7話(JJ対リックス回)・最終話
ボーグマン→1話・13話(リョウ対ダストジード回)・最終話
13話の上映許可が下りなかった場合は、22話か28話かなあ。22話も岸間氏次第ですが。もし22話なら、コミカル回対決でジリオンは21話? 28話ならヒロイン対決でジリオンは25話かな。アップルのシャワーシーンはつおい…。
登壇者も、主宰のロボ石丸氏の傾向からしても菊池氏の登壇ありきでしょう。しかしジリオンが絡むのならOPや変身バンクではなく「本編」の制作事情に通じたスタッフ、シリーズ皆勤賞の村山氏やそれこそねぎし氏を呼ばないと、結局ボーグマンサイドでは「菊池ビジュアルの話」しかできないことになるんじゃないでしょうか。両作品共通のスタッフなら音響の清水氏とか、演出なら寺東氏もいらっしゃいますし、「そうきたか!(ニヤリ☆)」が欲しいトコロ。
まあ後藤氏と菊池氏の登壇が実現したら、それだけでもテンション上がりますけど、ボーグマンはいい加減ビジュアルではなく「本編」と向き合うイベントがあってもいいと、そこはちょっと苛立ってます正直なハナシ。
長くこことお付き合い下さっている方は、登壇者に園田氏がいれば(いや実際参加されるかは分かりませんが)ノープロブレムということではないとお分かりいただけるかと。根岸監督主導で主題も構成も見直しが成され、制作された28話〜最終回で作品をまとめあげた現場のスタッフの功績を評価せずにボーグマンを語ること自体、不自然なことだと思っています。その「不自然さ」はボーグマンが今後も抱える問題点なのですが。
ジリオンシューティングやゲーム等、セガ関係の話題が多目だったら、らしくていいかなーと思いますが、どうなるんですかねえ。後日アーカイブ配信やってくれると悩まなくて済むんですけど。
双方の界隈が盛り上がってる中で、しょっぱいことを書きましたがわざとです。わたしは「本編ありき」で、菊池ビジュアルは本編の一部というスタンスです。ずっとこうでしたけど、今後もこういうしょっぱいことを書いていくと思いますので、不快に思われたならどうぞ「読まない権利」を行使して下さい。一部スタッフの批判は見ただけで血圧が上がると云う方にとって、ここは特級呪物にしかならないので健康のためにスルーして下さい。もうお互いいいトシなんですからヽ(´ー`)ノと、同世代しか読んでないと決めつけて書いてます。
いや、ウチを楽しめないなら別に読まなくていいのに…なぜそんな無駄な時間を…?と脱力することがあったので、改めて注意喚起させていただきました。ここを始めた当初はグーグルに一向に引っかからず、だったら認知するまでやってやる! とムキになって更新続けてたらホイホイ引っかかるようになったし300記事超えも果たしたので、今後はご理解いただける方限定でやっていこうと。それができる(検索に引っかからない仕様の)SNSも併用して続けようと考えております。
ただ、記事内で看過できない事実誤認がある場合は、具体的にご指摘いただければ謝罪及び記事訂正させていただきます。情報の大半の拠り所にしている当時のアニメ誌の記事もソースとして絶対ではないようなので、むしろありがたいです。「個人の感想(考察)が不愉快」は論外です。
…ウチはもしかしたら、SNSより云い捨ててナンボの二次裏のとしあき向けなのかも知れません。再燃のきっかけになったのもたまたま二次裏で見かけたアニススレでしたし。
イベント自体はどういう内容や登壇者になろうが応援します。クリスタのファイルに塩漬け状態だったジリオン&ボーグマンクロスオーバーネタ描こうかな。