2020年09月01日

【お察しの】クロ逆トークショーアーカイブ視聴【範囲】

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16話感想をやる気でいたんですが、先日あのシネマノヴェチェントで開催されたクロノスの大逆襲上映会&トークショーの、トーク部分のみの動画が有料配信されたことを知り、迷った挙句に視聴期限ギリギリで手数料込み2830円払って視聴しました。結論から云いますと2830円分の価値はありました。良くも悪くも。この出費のお陰でやっと買えたスイッチライトのソフトの購入選択肢が更に狭まる羽目になりましたけど後悔はない。
また画像ナシネタなので、だいぶ前にスキャンしてPCに取り込んだままにしていたぬーたいぷの記事から。年寄りだけが使い道を知っている綴じ込み付録。何月号のだったっけ…(駄目すぎる)。

以下はトークショーで語られた内容を下にした、剣狼を含めた考察との答え合わせとなりますが「有料」配信の意味を踏まえ、トークの詳細を記すことは控えます。2830円だし。ただボーグマンの時と異なり、ツイッターでイベントの感想を呟くのは(程度はあると思うのですが)OKと動画の最後で明言されていたので、検索して出てきた感想TLを物差しに書いていきます。万が一差し障りがあるようなら記事は削除します。

ゲストはトーク第一部が羽原信義・大張正己・園田英樹氏の3名で作画の話題がメイン、第二部が園田英樹&室賀厚氏の二名で文芸方面の話題が中心。羽原&大張氏のトーク内容に関しては、以前紹介したこの本とかなり被っているので、動画を見逃した方にこちらをおススメします。既にこれを読んでいたお陰で、話の飲み込みがスムーズに行きました。(画像クリックでアマゾンのページに飛びます)



お二人はトークお上手で驚いた次第。特に大張氏はなかなかのイケボそして発音も明瞭と、インタビューの文字起こしが楽そうだと思いました(元ライター目線)。
とにかくも、当時の葦プロが大味かつ上層部が外道だったのは嫌というほど察しました。まあAICも平野監督を過労死させる気だったのかという位こき使ってましたし、だいたい当時のアニメ会社なんてそんなモンだったようで。しかしタツノコのウラシマン班は優遇されていたと、前述の書籍で平野監督が語っておられましたね。その監督は畑に建てられたプレハブ小屋で寝ておられたそうですが。
話がそれましたが、第二部参加の室賀氏も話術が達者で面白かったです。ディオンドラが唐突にツンデレた回の方か…。

話を窺った限りでは、葦プロはアニメーターが死んでも納品が間に合えばすべて良し! と思っていたんだろうかと疑うような無茶振りをしながらも、仕事そのものは現場にぶん投げ…もとい自主性に任せ、あまり口出しをしなかった。クロノスは「いいんじゃない面白ければ」「時間ないしもうそれでレッツラゴー!」といったライブ感で成り立っていった作品であると知りました。2年で劇的に変わる訳ないし、たぶんボーグマンでもそのまんまだったんだろうなと。
なんとなくですが、葦プロと園田氏がその場の勢い任せでエンジョーイアンドエキサイティング! だったのに対して、根岸監督は真面目すぎたのかなあと思いました。だからこそ「メモリー・ジーンという母性に抱かれた都市の物語」が貫かれ、かろうじて地に足の着いた作品になったんでしょうけど。園田氏主導だったら、途中からメモリーが空気になってエスパーサイボーグになったボーグマンたちと妖魔がすっごい戦争はじめたけど風呂敷が畳み切れなくなったよメンゴメンゴ! 続きはアニス主役のOAVで! な素っ頓狂な作品になりかねなかったんじゃないでしょうか。
羽原氏のトークで吉田監督のスタンスが判明したお陰で、ちょっとだけすっきりしました。クロノスの制作に関しては、若手スタッフの育成が念頭にあったのかな。

で、参加者の質問のお陰で、剣狼伝説3でのロム兄さんの「あの」扱いが話題に上がったのですが、ああいうイベントに参加するようなコアなファンの間でもずっと謎だったのかと驚きました。円盤BOX関係のライナーノーツでちょろっとでも吐露してたんじゃないかと思ってたんですが、ずーっと沈黙してて現在に至ってたのか。

【剣狼伝説3】OSTライナーノーツ【寄稿文】

以前アップした剣狼考察ですが、結論から云いますとだいたい合ってました。書きながら的外れであって欲しいと思ってたんですけどね…。いっこ訂正するなら、最後のロム&ガルディとレイナの会話は羽原氏が追加したそうです。園田氏はああいう救済措置(?)は考えてなかった模様。
質問に対する園田氏のリアクション及び返答は、あのトークショーの肝のひとつなのでお察し下さいレベルのことしか書けませんが、憤り以上に、「作り手」と「受け手」の温度差を痛感しました。キャラに対する考え方が根本から違うので、ファンがどれだけ「ロムの死」を嘆いても園田氏にはそれが理解できず、隔靴掻痒にしかならなかったんでしょう。それぐらい斜め真っ逆さまな反応をされたということで。あの場にいた方々一瞬「えっ?」となってましたよねアレ。

割と腑に落ちてしまった理由に、園田氏はヤマト及びガンダムをはじめとする富野作品の洗礼をバッチリ受けた世代で、スタッフが作品の成立のために、登場人物の生殺与奪の権利をばしばし行使していた「当時のアニメ作品事情」があります。富野アニメは云うまでもないし、ヤマトなんて完結編で話題作りのためだけに沖田艦長が復活し、島大介は西崎Pに殺されたことを考えると(どう考えてもストーリー上で島が死ぬ理由はまったくないんですよね)、少なくとも80年代まではまだ「非実在キャラクターの人生」が軽かった時代でしょう。90年代アニメのナディアのフェイトさんのエピソードは、そういった「80年代の空気」を逆手に取った演出だったのかと今思いました。

園田氏にとってロムの死は、「妹であり愛する女性でもあるレイナを守り抜き、すべてを彼女に託してこの世を去っていく」というヒーローの“熱く尊い終焉”であり、それ以外に「剣狼伝説」の幕を引く術はなかった。それ以上でもそれ以下でもない行いであり、なぜファンが自分が決めた“たかが”アニメのキャラの死をそんなに怒り嘆くのかと困惑し、羽原氏にフォローを任せて沈黙したんじゃないでしょうか。

ボーグマンも「メモリーの死」は確かに物議を醸しました。メモリー考察でも書きましたが、メモリーの場合は根岸監督が「それを以て終わらせる」つもりで終盤の物語を構築し直し、彼女自身もレミニスの下に行くことで背負った業から解放されたという描き方をしていた訳で、根岸監督の「覚悟」は伝わるものだったと思います。ある程度の非難は想定済みだったんじゃないかと。
どう見てもレイナたんペロペロしたいお! だけの行き当たりばったりをやった挙句、唐突にレイナを宇宙最強のソルジャーヒロインとして君臨させるために、すべてを「…げる」した剣狼にそういった「覚悟」は果たしてあったんでしょうか。
個人の体感ですけど、無印セーラームーンのクライマックスのセーラー戦士の退場劇辺りから、業界がキャラの生死に関して慎重になっていった気がします。

しかし園田氏が後年「ロムの死」を反省しなかったのかと云えばそうでもなかったようで、ライジンオー“以前”の仕事は「若気の至り」だった旨を述べておられたし(拗らせたファンからエライ目にも遭ったとか)、謝罪らしき言葉もあったので、もう初老のおじちゃん突いても仕方ないんじゃないかな…。というか、クロノスの時はまだ二十代半ばだったそうで(30手前と勘違いしてました)、そんなに若かったのならボーグマンでも夏目想太郎や後半でのアニスへの執心等も、若気の至りで納得できる…かな…(ちょっと無理かも)。
あと、意外なことに(これは書いちゃっても大丈夫だと思うんですが)園田氏はライジンオーまで、子供を意識した作品作りをしてなかったそうです。妖魔の設定などのザルな部分は、「子供には難しいからやらない」ではなく、「主人公が夏目想太郎ではなくなったのでやれない(やりたくない)」だったのかしらね。演出陣に対するわだかまり等、たぶんボーグマンでもそうだったんだろうなと思われる内部事情語りも少しだけありました。やっぱり根岸監督への不満は相当あったんじゃないでしょうかね。

もう何べんも書いてきたことですが、改めて本編の途中で、園田氏からボーグマンを取り上げた根岸監督の判断は正しかったと確信しました。前述の通りキャラの扱いが軽かった上に、あの頃の自分はどうかしてました(意訳)な反省の弁まで飛び出すぐらいにジャイアンメンタルだったのなら、もし根岸監督がアニスを園田氏に譲渡していたらリョウは間違いなく酷い目に遭っていたでしょう。アニスがぼっくんの分身の篠田君(仮名)と素敵な恋をするために死んでくれ、と悪い意味で第二のロム化していたか、そこまででなくとも「園田ヒロイン」としてのアニスを輝かせるための道化にされてたか。とにかくリョウの冷遇は待ったなしだったと断言できます。
トークで垣間見えた当時のレイナへの思い入れから、各雑誌のアニス特集でのアニス語りは、各誌の編集部補正なしのガチだったんだろうなと。アニスはレイナに続くレイナ以上の「セカンド園田ヒロイン」だったはずだし。同時にリョウに対するコメントがぞんざいになっていったのがいただけないんですよ。あれもガチだったと思うとゾっとします。

まあ、園田氏の年齢相応の語りからして、もう自分からレイナやアニスに関わったりしないんじゃないかと思いました。レイナはもう“思い出”なんだなあ…という印象だったし、最近の園田氏の舞台の仕事の傾向からしても、わざわざ二次元のヒロインを掘り起こす理由が見当たらない。ねぎし氏のラムネ再起動ぐらいの愛着とエネルギーと業界での地位がないと無理でしょう。葦プロがサンライズ並にやる気を出してお膳立てを整えれば話は別でしょうけど、絶対ないね!(涙)

長文となりましたが、喉に刺さってなかなか取れなかった魚の小骨が取れた気分にはなりました。ありがとう2830円(←
次回こそ普通にボーグマンネタで更新したいです。
posted by はらよしかず at 18:00| Comment(6) | その他アニメ

2019年09月17日

【剣狼伝説3】OSTライナーノーツ【寄稿文】

今回の記事は、ずっと発表しそこねていた剣狼伝説3のサントラのライナーノーツ感想です。ラストバトル関係が落ち着いたらひっそり出そうと考えていたのですが、現在プライベートでばたついている最中で、リョウ誕を最優先しないと間に合わない状況となっているので埋め合わせに使います。これでもう剣狼に関して云うことはなくなるかなーと。たぶん。まだライトニングトラップがあるので安心して下さい(何が)。
我ながらけなしすぎだろうと書きながら思っていたので、頭が冷えた後で何回か書き直したり削ったりしました。これでも。それと、剣狼シリーズ肯定派の方がいらっしゃったら申し訳ないとも思っております。これでも。肯定派の方の感想も聞いてみたいんですけどねえ。たまに検索したりしてるんですが、(音楽以外)絶賛している文章にお目にかかったことがない。いやアニメVの読者レビューにありましたけど、読みやすいだけで納得できる内容ではなかったので…ゴニョゴニョ。



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もうラストバトルのことを考えよう。そう思った矢先にうっかり入手した画像のアイテムのせいでそういう内容です。本当に申し訳ない。
奥で入手したのですが、落札直後に剣狼伝説のサントラ全部アマゾンミュージックの有料サービスで聴けることを知ってアチャー(ノ∀`)だったんですが、あの御仁が何か寄稿している匂いがプンプンしていたので、私的に剣狼最大の謎である「ロムの死」について云い訳のひとつでも残しているのではと、それなら元は取れるかなーと到着を楽しみに待った訳です。あと園田氏が手掛けた挿入歌の歌詞をちゃんと見てみたかったというのもあります。

予想通り、コラムが載っていたので損はしませんでした。羽原氏のイラストも良かったし。
ご覧ください。この当時既にアニメ業界で中堅以上の地位にあったシナリオライターの文章です。

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これはひどい!
さんはい!

こ れ は ひ ど い !


ボーグマンのサントラの寄稿文という前科があったのでさほど驚きはありませんでしたが、あまりにも稚拙な文章に開いた口が塞がりませんでした。素直に疑問なのですが、園田氏は当時まだ四百字詰め原稿用紙を利用していたのか、ワープロ導入していたのかどっちなんでしょう。ワープロ使っててこのひらがな率だとしたら、失礼ながら漢字の候補一覧の開き方を知らなかったんだろうかとすら。原稿用紙だとしたら、晩年の栗本薫女史のように意図的にひらがなで字数稼ぎしていたのか。あの女史はいろんな意味で手遅れだったようなのでともかく、まがりなりにもそこそこのヒットメーカーだったのに、国語辞典を手元に置く習慣がなかったのかと疑わざるを得ません。まさかとは思いますが、ライナーノーツを手にするファンの読解力に合わせたつもりだったとか、さすがにそこまでアニメファンを下に見ていたなんてことはないですよね…?

要素の抽出もひどい。マイナーバンドのサクセスの例えはそんな長文いる? かつてゲーム雑誌の編集部で、わたしにライティングを教えて下さった上司にこんな文章見せたら、無駄しかねえじゃんかもっと要素を絞れよとけちょんけちょんで全リテイク一択でしたよ。
剣狼三部作に対する各コメントですが、ワタクシ1は速水声のロリコンと女子高生の着ぐるみを着た園田氏の一人芝居にしか見えませんでした。退屈な日常を変えるのは自分自身、なんて既に手垢のついたテーマで、視聴者的には分かっとるわ! だったんじゃないですかねえ。というか、視聴対象となるおっきなおともだちはオタクという時点で楽しみを得ていた訳で、釈迦に説法だったんじゃないの。それより当時は「ムー」か「マヤ」の熱心な読者だったんですか?
2はロムとレイナの「兄妹の絆」を描きたかったことまでは分かります。しかし「ロム(兄)の強さの源はレイナ(妹)」にお、おぅ…? となったファンは多かったんじゃないでしょうか。クロノスのロムの強さはキライの教育と修業に基づいた強靭な信念と正義感にあり、可愛い妹を守りたいというミニマムな意志でハイリピードを手にしてきた訳ではないと思うんですけど、もっかいクロノス見直せそうしたら納得できるから案件でしょうか。いやーロムはただのシスコンですよ? と云われたようで不愉快でした。ストーリーは3部作の中でいちばんマトモだったんですけどね。レイナの金魚のフンみたいなおっぱい2人組はどうでも良かったですけど。
で、3ですがもう嫌気がさすぐらいにツッコミどころしか浮かびません。見事な位にレイナのことしか記述がなく、ロム死亡にまったく触れてないのがなんともひきょうきわまりない!(武神流39代目自重)ネタバレ回避の云い訳は通じません何故ならストーリー紹介ページでしっかりバラしているからです。
レイナは兄が死ななければ自立できないポンコツ娘なんですか? レイナのお守り役だったジェットドリルジムの3人は一応健在な訳で、それなら彼らも退場させるべきだったんじゃないですか? プロットを詰めれば回避できたはずなのに、何が何でもレイナのためにロムを(この世界での死を以て)退場させないと駄目だ、と思い込んでいたんじゃないですか? それ以前に伏線ってご存知?

何がいけないって、スタッフにとって「ロム・ストール」が“その程度”の存在だったことじゃないでしょうか。クロノスで幾度も死線を潜り抜け、己が住まう惑星だけでなく宇宙の平和のために戦い抜こうとしたヒーローを、ただのシスコン恋愛脳な“ロム兄さん”として最期を迎えさせてしまった。少なくとも、ロム兄さんを心の支えにしていた女性ファンに配慮する神経はなかったんでしょうね。

そんなやるせなさを覚える反面、この歌詞でちょっと拍子抜けしてみたり。

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「はるかな旅路へ、きみと」と「想(おもい)」は園田氏の作詞です。

歌詞の内容から、少なくとも園田氏がいちばんロム×レイナのカプ厨だったことは確信できました。作中でも「死んだ訳ではなくどこかで必ずまた会える」的な発言を強調していたことからも、剣狼三部作の「次」でフォローするつもりでいたと解釈できるのではないかと。要望が多ければ「ロム復活」も視野に入れたんじゃないでしょうか。
園田氏も他スタッフも「ロムを殺した」自覚は本当になく、剣狼3リリース後に羽原氏が雑誌等で「ロムは死んだ訳ではない」と主張していたのは、弁明ではなく素で「彼はレイナとはすぐに会えない世界に旅立っただけで、いつか必ず再会してその時は兄妹ではなく恋人として結ばれる」としていたんでしょう。
ロムとレイナがカップルになるお膳立てを整えて「あげた」のに、なぜファンは怒っているのだろう? と困惑していたのだとしたら腑に落ちます。ただ、羽原氏が矢面に立ってファンに対応したのに対して、園田氏はダマテン決め込んだのはいただけませんけど。

結局剣狼シリーズ以降、レイナが再登場したのは剣狼とは縁遠いライトニングトラップで、それを最後にレイナは表舞台から姿を消したキャラクターとなりましたが、ああいう番外編しか出せなかったのは、剣狼でモチベを使い果たしてしまったんでしょうか。なんとなくですが、アニスというレイナ以上の可能性を秘めたコンテンツの登場も関係していたんじゃないかと思ったりします。レイナという“守られるヒロイン”の限界を感じ、剣狼3で彼女を独り立ちさせた後は「第二のレイナ」アニスに移行しようとしていたのかなと。


という内容でした。ではリョウ誕の準備続けます。
posted by はらよしかず at 18:13| Comment(5) | その他アニメ

2019年08月16日

猛残暑お見舞い申し上げ雑談。

9/1はラストバトル30周年なので、さすがに何もしない訳にいかないことに気が付いたのは先日。そしてそこから三週間ちょい後にリョウ誕という事実にマジで白目剥いているある日の猛暑ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。まあぼちぼち準備進めます…ます…(震え声)。

そんなこともあって当面は更新する気はなかったのですが、こないだのマツコの深夜番組でバブル期の日本の狂騒を題材に語っていたのを見た際に、ふと考えたことがあったのでだらーっと駄文。そしてやっぱり園田脚本の考察になっちゃうのでした。すみません。

ボーグマンは正にバブル真っ盛りの時期に生まれた作品ですが、それが作品にどれだけ影響を及ぼしていたのか。当時でもアニメ制作現場は決して恵まれたものではなかったのは、「いまだから語れる80年代アニメ秘話」からも窺えました。正直AIC上層部は現場スタッフを同じ人間だと思っていなかったのではと疑うレベルに(特に平野監督を)酷使してましたし。
しかし若手アニメーターが才能を花開かせられるチャンスがそこかしこに転がっていて、菊池氏や羽原氏、オーガンの大張正己氏もその土壌なくして頭角を現すことはなかったでしょう。

で、ボーグマンですが、本編は案外そういったリアルの世相は取り込まれておらず、これは根岸監督が(SFアニメ作品として)普遍的な要素を重視し、時事ネタを入れることを好まなかったからではないか、と思っています。“前番組”であるジリオンもそこは配慮されていたのではないでしょうか。リョウたちの服装やガジェットも、今見てもそんなに古臭くないのはスタッフのセンスの賜物ではないかと。ラストバトルも、とにかく要素を削ってシンプルな世界観にしたことがプラスに働いたのか、そんなに見ててキツい部分はないんですよね。アニスのルージュの伝言が当時でも失笑レベルなこと以外は。
しかし、ラバレは当時の「トレンディドラマ」を意識してしまったのか、リョウとアニスの部屋のデザインや小物、アニスのコスチュームはかなりバブル臭がするものとなっており、この辺はスタッフの、恋愛ものに関するセンスのなさが露呈されてしまったと云わざるを得ません。ぶっちゃけ、アニスのコスは肩パット入ってそうなあのジャケットとか色指定がどうにも好きになれない。リョウのコスは良かったのにねえ。
個人的には好きな部分も多い(特にBパートの演出)ラバレですが、考察を深めるごとに脚本の(リリースされた時点で)古臭さ、どうしようもなさが浮き上がってきて辛いところ。この辺はまた後日に。

ここで思ったのが、ボーグマンや剣狼伝説シリーズにおける園田氏の作品に対するアプローチで、園田氏は元々舞台を中心に活動されており、80年代後半もアニメ仕事の傍ら劇団の主宰を務めるなど、アニメよりも演劇方面で作劇のノウハウを修得してこられたようなんですよね。
もしかしたら、園田氏は舞台の仕事や人間関係を通じて、「バブル」を体感する機会が普通のアニメ関係者よりも多かったのではないか。雑誌媒体で残した数多くのビッグマウスも「バブルの投影」だとしたら、割と納得いくかも。当時はおそらく舞台の仕事が絶好調だったんでしょう。なんせ「ソが付く分野田秀樹より偉い」とぬーたいぷで豪語なさってたぐらいですし。おすし。

何より、キャラクターや世界観の扱い方の「軽さ」、アニスに思い入れを深めると同時に、他のキャラクター(特にリョウ)や作品そのものをないがしろにしたり、剣狼でもレイナを愛でるあまりに、本来の主人公であるロム・ストールが手にした“財産”をすべてレイナに捧げさせて退場させるなど、これら重みのない所業とファンの思い入れの深さが合致しなかった。当時のアニメファンはバブル景気どころか宮崎事件で肩の狭い思いをしていた訳で、逆にバブルを内包していた園田氏は根本でアニメファンとズレていたのではないでしょうか。
レイナにせよアニスにせよ、園田氏は「バブル景気」のノリでその人気に身を投じたのに対し、根岸監督はアニスの人気を冷静に受け止め、作品がアニスに振り回されないよう配慮し、「園田ヒロイン」としてのアニスをきっぱり否定した。しかしそういったブレーキとなるスタッフ不在で独り歩きをはじめたレイナは、剣狼伝説でクロノスの大逆襲を崩壊させる存在となった。それはもちろんレイナの罪では全くなく、「レイナ人気」というお立ち台で踊り狂ったスタッフの責任で、その後レイナというコンテンツが尻すぼみになったのも致し方なし。今にして思えば、レイナ人気の復活とアニスの奪還という期待を込めた企画だったとおぼしきライトニングトラップは、園田氏の中のバブルの残滓だったんじゃないでしょうか。

ちょっと横道にそれますが、剣狼シリーズリリース当時のアニメVをチェックすると、3関係の記事では羽原氏が出ずっぱりで園田氏はコメントを残しておらず、羽原氏を盾に隠れてファンの反応を見てたんじゃないかとモヤる。受けたら表に出て来てきて語る気マンマンだったんじゃないか疑惑。ロム死亡もリリース後に情報を解禁するなど、剣狼3はまったくもって悪質な作品としか云いようがありません。分かってたらソフト買わなかったファンも多くいたんじゃないでしょうか。まあ園田氏以上の戦犯はPだと思いますけど。

バブルに対する偏見が混じってるかも知れず、ピント外れなことを云ってるかも知れませんが、ずっと違和感を覚えていた園田脚本の「軽さ」は当時の世相の表れでもあったのではないかと、マツコのトークを聞いてふと思ったのでありました。園田氏の性分もさることながら、(生き死にを含めた)キャラクターの在り方の軽さとか、作品やヒロインを好きにできる権限は自分にあると云わんばかりの傲慢さがコメントから見え隠れしていた理由が、それでしっくりいく気がしました。

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おまけ。
かなり前にラフだけ描いて忘れていたネタを仕上げました。ライトニングトラップのリョウ君は羽原監督的には「子供時代のロム」だったそうですが、本編に関しては、園田氏はロムよりリョウを意識してキャラメイクしていたように思えるんですよね。小説版ではリョウ君は妹と一緒に登場したりとロム兄さんっぽいですが。
クロノスのレイナは、接触した(味方サイドの)男性は自分に好意を寄せて当たり前と素で思ってそうな気がするのはわたしだけでしょうか。あのものすごく危ういキャラメイク(お嬢様・わがまま・同性に当たりがキツイ・足手まとい)を可愛いは正義で成功させたのは、水谷さんの演技の賜物だと思います。
実は不快感が少ないという点で、ライトニングトラップは剣狼よりマシという考え方です。たとえ脚本が作品の体を成していないレベルであっても、ライカのぱんちらで誤魔化されてあげられます(えー)。
posted by はらよしかず at 19:00| Comment(3) | その他アニメ

2019年02月26日

【超雑多】80年代アニメ感想。

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スマホの機種変に思ったより手間取り、更新のネタがなかなか練れませんでした(;´Д`)とりあえず忙中閑ありな時に見ていた、ボーグマンスタッフ関連のアニメの感想をつらつらと。これらを土台にしないと語りにくいことも出てきてしまったので、ざっくりとでも目を通していただければ。思うところを並べるだけなので、作品に関する概要等はwikiで確認して下さい。ボーグマン以外のカテゴリ使うの久しぶりや…。

【マシンロボ クロノスの大逆襲】

全47話という長丁場でありながら各話ともそこそこの面白さを保ち(さすがに作画は粗いですが)、後半のロボット大戦争を経てラストをきちんと締めた佳作という印象。敵対組織のギャンドラーは憎たらしいけど味がある一味で、ここはボーグマンに継承されて欲しかった。弱気になってパパと霊界チャネリングで会話したり超ブラコン妹に振り回されたりする主人公のロム・ストールのキャラ造形は、井上和彦氏の演技も相まって魅力的に仕上がっておりました。「バァァイカンフゥッ!(ビシィ)」は本当にクセになりますた。

しかし、作品の何でもアリなカオスなノリと同時にスタッフが暴走していったのが、ヒロインであるロムの妹・レイナの描写。回を重ねていくごとに、スタッフの寵愛を一身に受ける存在となっていったのは明かなレイナですが、ボーグマンのシンジが可愛く思えてくるぐらいの地獄のトラブルメーカーぶりに戦慄せずにいられませんでした。それでも「可愛いは正義」で許されるギリギリのラインを保てたのは奇跡としか思えません。
各話の脚本的なクオリティや、伏線の張り方など園田氏はいい仕事したと思います。吉田浩監督がどこまで園田氏を容認したのかがとても気になりますが。クロノスで得たノウハウをボーグマンに持ち込もうとしたら、根岸監督は吉田監督のように寛容ではなく、夏目想太郎をはじめとするアイディアをことごとく「否定」された。そう思えてしまうので。

さらに、88年に入ってもレイナが人気を保ち続けたのと同時に、アニスがレイナ以上の可能性を秘めた人気キャラクターになったことで、園田氏はアニスに「第二のレイナ」の期待を抱いてしまった。剣狼伝説でレイナを囲い込んだように、アニスを取り込もうとしてやはり根岸監督に阻まれてしまった。園田氏にとって、ボーグマンはドラマCD以外はまるで思い通りにならない作品であったことを確信できる、クロノスの大逆襲はそういう作品でした。

あと、レイナとは真逆の「戦うヒロイン」として登場して人気を博し、「守られるヒロイン」の時代に引導を渡したジリオンのアップルは、(水谷優子さんが演じたことも含めて)クロノススタッフに衝撃を与えたのではないかと邪推してます。それが後にアニスに影響を及ぼしたとも。ロム兄さんが井上ヒーローのテンプレートだったのに対して、チャンプは名バイプレーヤーとして井上氏のキャリアに影響を与えたことにも思うところがあって、チャックはその産物だったのではとか妄想したり。

【レイナ 剣狼伝説】

クロノススタッフのレイナに対する“真剣な邪念”の結晶みたいなOAV。というか、スタッフはクロノスに宿命的に付き纏った「子供向け」「玩具」の要素が邪魔で仕方なく、はやくOAVでそのしがらみから開放されたかったのかとすら思えてしまったり。
クロノスのラストで人間の姿を得て、地球に「転生」したレイナの数奇な運命が描かれていくんですが、なんやかんやでいつもの姿で(しかしかつての仲間は全員人間化)クロノス星に戻り、クロノスのラスボスだったガデス様よりおつよぉいな魔導士バルトゥンと戦うことに。その過程でロムがレイナを庇って斃れるというショッキングなクライマックスが待っている訳ですが、クロノスではひたすら足手まといで非力なヒロインだったレイナが、ロムの死を乗り越えて単独でバルトゥンを倒すという結末は、正直ボーグマンクラスタとしてゾっとさせられました。

とにかくすべての中心にレイナが据えられている世界観で、ロムの死、クロノスの「顔」であったバイカンフーの闇落ち、ロムと共にレイナを守り死地を潜り抜けてきた仲間たちはモブ状態と、すべてがレイナを輝かせるためのパーツとして処理されており、「クロノスの大逆襲」で培ったものを全部ひっくり返した上にレイナを立たせている。そういう意味では非常に悪質な作品ですが、レイナたんをペロペロできればそれでいいお!(^ω^)というアニオタ「だけ」をターゲットにしていたなら間違ってない。むしろ、悲しみの中から立ち上がりバルトゥンに一矢報いるレイナの反撃の演出は神がかり的で、傑作といっていいレベルなんですよ。
この辺は当時のOAV事情(ビデオが一万円越えする高級アイテム)、まだキャラクタービジネスが確立していなかった(スト2の春麗ブーム以前)ことを考慮しないと、一概に批判できないとも思ってますが、剣狼自体が園田氏の脚本ありきだったことを考えると、ボーグマンで主導権を握るようなことがもしあったとしたら、アニスのためにどれだけの要素を「否定」し排除したのか。想像するだけでも恐ろしいです。そういう意味で、ボーグマン本編の後半以降、園田氏を遠ざけた根岸監督に改めて感謝の念を強めずにいられない作品でした。

余談ですが、園田氏のコラムや小説のあとがきそのまんまなご高説を、女子高生レイナとタイラントに垂れ流させている1話が(作画や演出のクオリティの高さやレイナの可憐さはさておいても)大嫌いです。園田氏の独壇場すぎて胸が悪い。Pは何で野放しにしたの。

【ライトニングトラップ Leina & Laika】

剣狼とあんまり(まったく?)関係のないレイナ主役のOAV。当時のアニメージュのレビューであさりよしとお先生が脚本を悪し様に罵っていた記憶があったり、今も尚誉め言葉を聞いたことがない作品ですが、ライカが本来アニスであることを踏まえると、ボーグマンクラスタ的には収穫はなくもありませんでした。
確かに脚本は素人かというぐらいにお粗末でしたが(小説はまだマシ)、当時菊池氏の中でブームだったであろう森高千里をモチーフにしたライカの作画はなかなか艶っぽく、そこは楽しめました。鷹森さんもナディアに染まる前のアニス声でしたし。
しかしレイナ(麗奈)はクライマックスでライカを助けた以外特にええとこもなく、彼女をウリにする気が本当にあったのか。これに関しては一番舐めてはいけなかったレイナたんペロペロなオタクを甘く見過ぎたなと。
「レイナVSアニス」の企画や小説版含めて、後日じっくり「アニスの名残」を採り上げますが、レイナとライカを影で支えた少年・リョウが意外に興味深い存在だったことを一応。

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鷹森ボイスで「リョウ」と呼ばせたいだけの子かと思ってたんですが、キャラメイクから「響リョウの子供時代」を意識した節が感じられ、そういう目で見ると萌えられないこともなく。もしかしたら「レイナVSアニス」の段階ではリョウの登場も考えられていて、リョウ君はその名残だったりしたのかと思ったり。

【冥王計画ゼオライマー】

大抵の方はボーグマンとセットで通過していると思われる、説明不要の菊池作画120%OAV。
「菊池キャラサイコーだったろ!? ロボットバトルサイコーだったろ!? 山形ユキオさんの歌声サイコーだったろ!? でももう収拾つかないから全員ころすねバイバイ!」というのが当時の印象で、安易な終わらせ方しくさって結局世界規模に迷惑な自作自演バトルじゃんかと冷めたんですが、見直すとそうでもなかったです。1-2話の登場人物の誰にも共感できない息苦しさは今でもやっぱり馴染めませんでしたが、3-4話は個人的な嗜好の部分でハマったというか、オタこじらせた年寄りになってやっと腑に落ちた感。3話のローズセラヴィーがめっちゃ好き。
木原マサキの野望の駒だったマサトと幽羅帝が、自らの意志で内なるマサキを拒絶し、それを貫くには互いの意志を合わせる(=自決)しかなかった。ということだったのねと。マサキの拒絶に成功したところで、秋津マサトという普通の少年にもう戻れない。崩れた自己を前に「僕は…誰だ?」と吐露するマサトの演技に圧倒されました。関さん上手かったんだなあ(失礼な)。
各キャラの掘り下げの甘さを演出で押し切った感はあるんですが(沖さん何で最後であんなに綺麗になってんのとか)、それは脚本の会川氏の若さ故で、それ以上を求めてはいけない作品だったのかなーと。当時では充分及第点取ってる内容ですね。
まあでも、ちょっとチートすぎますよねマサキ。遺伝子いじって個人の恋愛事情まで干渉できるってどんな変態なの。美久なんて変態じゃなきゃ創造できないしヽ(´ー`)ノ科学者じゃなく、エログロバイオレンス上等でSNSをしょっちゅう炎上させてもへっちゃらな漫画家かライトノベル作家にでもなっていれば平和だったのにねえ。そんな問題か。

上記の作品は全部dアニメストアで視聴可能です。ただしゼオライマーはdアニの都合なのか、1話の幽羅帝と大爬のえっちシーンはカットされてます。大事なことだと思うので書いておきました(事務的な顔で)。
タグ:感想
posted by はらよしかず at 21:51| Comment(3) | その他アニメ

2015年08月25日

ぶいぶいぶい!

やっと忙しさのヤマを越えたんですが、まだ少しだけ仕事が残っている上にフタを空けたらMPが空っぽでした! という状態。

という訳で久しぶりに他アニメというか動画。疲労困憊している時はこれでテンション上げてました。



パチ版コンバトラーVの公式プロモ? 映像。
数年前についったのワードに出るぐらいに話題になった時にショートバージョンは見たんですが、最近になってフルで見て夜中にテンション上がりすぎ問題を引き起こしました。
いや凄い本当にしゅごい。合体プロセスは当時のエッセンスを残しつつ、細部に渡ってブラッシュアップされてるし、各パーツの見せ場をしっかり押さえてるしちょーでんじすぴいいいいいいん!(三ツ矢雄二声を脳内再生しながら)だしで、このクオリティでリメイクされたら間違いなくハマる一品でした。あとヒロインは乳を揺らしてナンボですが何か? なこの21世紀に、色香も控えめにちづるを「戦士」として演出した点にも好感持てました。ちゃんと可愛いし。
三ツ矢さんと云えば上杉達也ばかりが話題になりますが、個人的に真っ先に思い出すのは猿飛肉丸です。あとア、アニメトピア…(古すぎる)。芸幅の広さは今からでももっと認知されていいと思うんですがのー。あと日高のり子さんといえば南は正直どうでもよくて、犬夜叉の桔梗とデスノのニアさんなんですがのー。(いやそれはおかしい)



しつこくて申し訳ない。しかしRE:はよくMAD作られてますが緩いのかな。
誰がためには昭和版ありきと思っているせいで避けていたんですが、人様の再生リストで前述のコンV映像の前後に入っていてたまたま視聴。今まで見たRE:関係のMADの中でいっちゃん痺れました。よしちょっとレンタル屋行ってくる! という錯覚を起こさせるぐらいに見事な詐欺映像ですね! いや素直に褒めてますよ!
サンジゲンの映像に文句はなかったんや…すべての元凶はシナリオなんや…。まあ降板した押井氏絡みの事情とか聞くと、神山監督ばっかり責められないなあとは思い直してるんですけどね。レンタルで見て、画面に向かってリモコンぶん投げたくなってから丸二年経ってるので、もっかい見て改めて罵倒良かった探しをしようかなと思わなくもなく。

ボーグマンは時期的に22話感想をやりたかったんですが、本館で久しぶりにサンデーを採り上げたいので今月中はちょっと無理くさいかも(´・ω・`)というか、まずMP回復させないとモチベも何もあったもんじゃなくてトホホ。
posted by はらよしかず at 16:30| Comment(0) | その他アニメ

2015年04月22日

やっぱり神オープニングだと思うの。

009の話題をちょこちょこ出したせいで、ちょっと懐かしくなってつべで昭和アニメ版のOPを探したらあっさり発見。



昭和アニメ屈指の傑作OPだとずっと思っているのですが、見直してみて改めてそう思いました。未見の方はぜひぜひ。かっちょええわああああ(*´Д`)穏やかなEDにも癒されます。何気に93が可愛いねん…。こういうのを見ると、009メンバー全員幸せになって欲しいなあと願わずにいられません。完結編? 知らんな! 二次裏のまじぽかコラでしか知らんな!
それにしてもこの動画だと映像がえっらく綺麗なのですが、リマスター&ブルーレイ版なのかしらー。

あとついでに。RE:CYBORGのプロモーション映像です。
本編のことはこき下ろしまくってますが、これはオススメですぜひ見ていただきたい。



これ見た時は、まったく新しい解釈の009が生まれるんだなあとそりゃ期待したもんです。もう本当、これだけだともんげー面白そうでワクワクしますよね! ジェットの飛行シーンとかジョーの加速場面とかジェロニモ無双とかもう燃えに燃えますよね! まあ結局騙された訳だが! わしはあんな宗教薀蓄垂れ流しっぱの009なぞ見とうなかった!

あとこれも。



93のいちゃいちゃだけをチョイスしたMAD。シックでええわー(*´Д`)
ネタバレになるからあまり云えませんが、クライマックス近くのラブシーンみたいな、確かな絆で結ばれているのに儚げな空気を常にまとわせているところが93の良さだと思ってます。どんだけラブラブでも100パーセント幸せになり切れないカップルですよね…。まあ島村が危なっかしいのが原因なんですけど。

ここからは懐かしアニメ枠から外れますが、個人的神OPということで貼ってみる。エヴァの残酷な天使のテーゼも、初見の時の「こんなん今まで見たことねえ!」という衝撃を未だに記憶しているぐらい神OPなのですが、メジャーすぎるので止めました。



「カードキャプターさくら」さくらカード編。「笑わないさくら」をコンセプトに制作されたそうですが、本編では見れないさくらちゃんの「静」の可愛さが出ている映像だと思います。コスチュームもすごい好きです。これでスケールフィギュア出ないかなあ。



「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」前半OP。うおあああああ黒さああああああんんん!!!!!! もう何度見ても黒さんに萌え狂わされるんじゃああああああ!!!!!!(うるさいな)いやそれはおいても、映像が実にスタイリッシュで格好いいのでぜひ。ああDVDBOX欲しいわあ。
ちなみに本編では松本さんがオヤジ臭ムンムン(でも漢前)の探偵で出てたり井上さんがパツキンイケメンMAPPAもあるよ! な能力者の11月さんだったり、鷹森さんがヒロインのおかん役で出てたり松井さんがエロい未亡人で出てたりしてます。天斎監督はわたしぐらいの世代を見ながらキャスティング考えたとしか思えませんな。

余談ですがボーグマンは後期OP派です。あれぐらいの時期の菊池さんの絵がすごい好きです。今見ても全然古びてないと思います。
posted by はらよしかず at 22:59| Comment(0) | その他アニメ