2018年04月01日

【超ザッピング】TVシリーズ21話感想【チャンプ顔芸】

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もうすぐジリオン31周年ですね早いですね。呑気ですよねここジリオンブログなのにすいません。という訳で1番リピートしたと云う割に、なかなか感想を書かなかった21話を語るわよーヽ(´ー`)ノ
21話はタツノコ作品でおなじみの小山高男氏唯一のシナリオ回で、本編でもかなり浮いたはっちゃけ回です。演出も作画もエピソードの主役であるチャンプいじりに全力投球しており、個人的には高松信司監督作品で時々垣間見えた狂気と同じ匂いを感じた次第。高松勇者3部作でさえ90年代だというのに、こういったウィットがアニメに浸透しきっていない87年に、こんな「真面目にバカをやる」エピソードに挑戦していたのはすごいことだと思います。この狂気の演出に正面から応えた井上和彦氏の演技がまたノリノリで素晴らしい。

・冒頭。すわアップルのシャワーシーンか!? とブラウン管の前で前のめりになった男性視聴者をあざ笑うかのように、マッパのチャンプ(黒いフェイスパックのオプション付き)現る。もうこの時点でキチガイじみている。
・それまではオーソドックスなフェミニストで、基本的にはちょっとキザでクールな軍人として描かれていたチャンプが「女にモテる」ことにアイデンティティを見出しているナルシストに肉付けされており、1回こっきりの参加である小山氏のキャラ解釈をよくスタッフが容認したなあ。
・JJはセシルの等身大フィギュアなんか持ってたのかと空目しましたがポスターだったのか。フィギュアだとオリエント工業になっちゃうでしょ!(止めなさい)
・チャンプにちょっとからかわれただけで復讐の鬼と化すJJがこわい。どれぐらいこわいかというと、この後延々と悪戯グッズの入った偽装プレゼントを山ほど作る執念を見せるぐらいにはこわい。その間ずっとチャンプのことを考えていたのかと思うと萌えるこわい。ラッピングの材料だなんだで金欠になったんじゃないのか。
・チャンプとJJの掛け合いで、チャンプのデコが非常に広いという設定をわざわざ本編終盤で蒸し返す嫌なスタッフである。
・一方ノーザサイドでは(自称)宇宙一のスナイパー・バルガリさん登場。一見いかにもノーザの百戦錬磨の戦士という風貌ですが、宇宙一です!!!11!!! とアドミス様にけおった時点でキナ臭さが漂ったのだった。
・郵便のマークってマリスでも〒なんや…。あれ? あの手紙に疑問も持たず、JJにほいっと渡したデイブにも後半のあの展開の責任はあるんじゃ?
ホワイトナッツは公に知られてないのにチャンプ宛にプレゼントが届くのはおかしい、とツッコミを入れるアップルがこの回の常識担当。彼女がいなかったら世界は狂気に満ちていたところである。それだけオレがモテるから(ドヤァ)で済ましたチャンプはマリスの命運を背負うスナイパーです。大丈夫なのかマリス大丈夫でした。
・プレゼントのびっくり箱の顔がマジモンにぶっさいくで、これ作監の水村氏が大真面目にデザインして原画も念入りに修正したんでしょうか。アホとちゃうかちょっと(※褒めてます)。
・マリスにもスイカがあるのはともかく、スイカがそんなに嬉しいのかチャンプ。マリスでは高級品だったりするのか。JJ破産じゃないのか。
・スイカ爆弾抱えての爆走チャンプの高品質の演出と作画の無駄使いっぷりが最高にキチガイである。チャンプはこの回まで(一応)ニの線を守っていたのに、ここでもう止めて! チャンプの顔面偏差値はゼロよ! というぐらいまで崩壊。とばっちりのデイブかわいそう…。ドサマギでチラリしたエイミのぱんつは当時話題にならなかったんだろうか。
高級レストランの招待券入りラブレターに綴られた愛の文句と、今なら壇蜜で例えられそうなセクシーな女性の写真を、全部こいつが大真面目にあなたのミドリより(はぁと)と仕掛けたのかと思うと耐えられない。宇宙一のスナイパー半端ねえ。
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・実はこのエピソード、JJとバルガリという2人の男が周到な準備の上に「チャンプを罠に陥れる」ドラマでもあるんですよねえ。そこがリンクした瞬間から、いつものジリオンのノリに戻るのがお見事。
・バルガリさんの狙撃術とビル(の中の人々)というホワイトナッツ側に不利な状況を、JJがトライチャージャーでバルガリさんにカミカゼアタックという思いつきで打開。JJが内包しているこういう“不確定要素”がジリオンという作品のキモなんですよね。
・しかし途中でJJの悪戯なのをアップルから聞いてあえてそれに乗り、さらにノーザにハメられたことを察知して即対応できるチャンプの柔軟性がしゅごい。Aパートでさんざん顔芸やらされた分、タキシードでジリオンを構える姿がめっちゃカッコよく描かれてますな。
・クライマックスのバルガリさんとチャンプの撃ち合い対決は燃える。バルガリさん宇宙一のプライド故か、あのリックスでも卑怯上等だったのにそういうことはせずにチャンプと対峙したので、JJの加勢がちょっとズルに見えてしまったり。ここで退場するには惜しいキャラでしたが、あの面白さは一発キャラならではですよね。
・そしてオチ。マドンナちゃんなる女性からラブレターで呼び出されたJJを待っていたのは身長178センチのパツキン大女であった。ベンチで座っている姿でちっとは疑問に思えよ。
・この大女の何がひどいって、冒頭のシャワーシーンではそんなもん描かれてなかったのにここではしっかりスネ毛が描かれていたことである。
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そこは手を抜かずにしっかり剃ってこその女装ではないのかねチャンプさん(あっ…)。
・誰もいないセントラルパークの片隅・(女装の)男子とスーツ姿の男子・二人っきり! 何も起きないはずがなく…! あの後マドンナちゃんの愛()に応えてやさしくしたんだよねJJ! DT卒業だよやったね!(死体蹴り)



以上、4/1の更新でした!ヽ(´ー`)ノ
ここまでお付き合い下さった皆様ありがとうございます。書いてて楽しかったですが、さすがにボーグマンで書いてるようにはいかなかったですねー。
posted by はらよしかず at 10:00| 雑談

2017年02月04日

アニス誕チャット会場。(終了報告追記)

という訳でアニス誕チャットはじめますよーヽ(´▽`)ノ
下記リンク先までどうぞ。


終了しました。ボーグマンでいっぱいいろんなお話ができてとても楽しい時間でした。本編の真面目な話からエロ同人まで、幅広くそして濃く語り合えたのではないかなーと。
またやりたいですねー。29周年とか(すぐじゃん)。もしくは女性限定でカップリング語りとか。(調子に乗ったね)

この記事は次回更新時に削除します。
ここ用のアニス誕更新は明日の夕方以降になると思います。作業ちょびっと遅れ気味ですがなんとか…!
posted by はらよしかず at 23:00| 雑談

2017年01月26日

緊急連絡。

火曜日以外あまり見られてないので大丈夫かなーと思いつつ。

生活パターンの変更のせいで、しばらく土日がぱかーんと空くことに気が付きました。ここ数年土日が忙しかったんですよ…。
なもんで、躊躇っていたアニス誕チャットの開催を2/4(土)の23:00〜25:00という塩梅で検討してみようかと。参加して下さる方がいないと話にならないので、参加希望者の確認から。あと、スマホユーザーが多いようならLINEでの開催も考えた方がいいのかどうか。でもわたしいまだにLINEよく分かってない上に、あえて時代の遺物となりつつあるチャットでやりたいかなーとも思っていたり。

まだこの辺で考えがまとまってないので、ちくっとご意見を募集致します。WEB拍手のコメント機能を一時復活させましたので、参加表明やLINE希望など、そちらの方でいろいろお聞かせ下さいませ。ちなみにチャットはタカミン(お絵描きチャット)のアカウント持ってるので、それになると思います。「お絵描きチャット」を使用するだけなので、別に絵は描かなくても全然OKです。でも描きたい方がいらっしゃったらむしろウェルカムですわ! わたしは描かないと思うけど!(えっ)
コメ欄はトラブル防止のため、名前の記入必須とさせていただきます。参加表明される方は必ずHNを記入してくださいねー。

ずーっと壁打ち続けてきたわたしとしましては、もっと他の方とボーグマンで四方山話がしたいんですよ! わたしばっかりぶつぶつ云ってて恥ずかしい! しかも2年近くも!(今更)

そうそう、これ書いてる最中にボーグマンぬりえの落札を確認しました。ネタがいっこ増えるよやったねよしかずちゃん! あとコレもゲットしたので、次の更新かアニス誕が落ち着いた後で採り上げます。

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ボロカス云ってたクセにどうしたのかと思われそうですが、どうしても最後のマンガを読み返したかったのと、阿乱レイ先生の表紙イラストを入手したくなって奥で落札しますた。当時の印象が悪すぎたのかトシ食って許容範囲が広がったのか、思い出の中のアニスクラブよりマシな内容でした。意外にも。詳細はまた今度。
posted by はらよしかず at 22:47| 雑談

2016年07月01日

取り急ぎ連絡。(※追記あり)

6/30に、web拍手から下品な言葉による中傷メッセージがありました。
対応策として投稿者のWEB拍手のメッセージ書き込み禁止と、その人物のものと思われるIPのブログへのアクセスブロックという処置を行いましたが、念のためweb拍手を一時撤去し、メッセージは各記事コメント欄のみとしました。当面は内容をブログ上で公開できるメッセージのみを受け付け致します。もしコメント欄でも同様の書き込みがあるようなら、別途対策を練ります。

いままで火曜日の週イチ更新だけは続けてきましたが、正直この件で非常に萎えたのと、7〜8月は自宅仕事が忙しくなるので来月からはスローペース&不定期になります。
今までやってきたどのジャンルでも、頭のネジが2、3本吹っ飛んでそうなアレな方々に遭遇したりしてたので珍しいことじゃないんですけどやっぱり気分のいいもんじゃないですし、何よりこんな懐古ジャンルで、同世代しかいないと思って楽しくやってきたつもりだったんですが、見通しが甘かったんだなあと。

また回復したらお付き合い下さい。あーせっかく昨日はアワーズの発売日でドリフ載ってるのにテンション沈没ですわー。

7/2追記:
WEB拍手の設定画面からメッセージ送信機能を取り外しできることに気が付き、ないと微妙に困ることもあり拍手のみツールとして再設置しました。正に知らなかったそんなの…。
どうも通り魔タイプだったようで、その後特に何もないですのですが現状維持で。妄想キモイBBA()は用心深いのでな!(思い切り省略してるだけで実際はもっと下品なことを書かれました)
posted by はらよしかず at 00:01| 雑談

2016年05月23日

水谷優子さん追悼。

つい最近まで、セラムンCで育子ママの声を聴いていただけに訃報はショックで、かなり凹んでました。特別好きな声優さんではなかったんですが、声を聴くと安心できたというか、(自分の世代的に)傍にいて当たり前なイメージの声優さんだったので、本当に残念で悲しいです。
水谷さんもさることながら、少し前なら本多千恵子さんや永井一郎さん、最近では漫画家の小山田いく先生など、ずっと楽しませていただいた声優さんやクリエイター様方を見送ることになり、今後もそうなる年齢に自分は差し掛かったんだなあ…と、そういう意味でも無常感を覚えずにいられません。
ついったで流れてきた松本さんと井上さんのTLに本当に泣きました。お二方は競演作多かったですし。松本さんはプライベートでも親しい方を亡くされることが多いようで、そういう意味でも心が痛みました。
水谷さん独特の、あの甘く優しい御声は決して忘れません。ゆっくりお休みください。

今回は手持ちのアニメディアのバックナンバーを漁って目についた、水谷さん関連の記事を上げてみました。ご本人の記事はさすがにまだ直視できないので、ここ見て下さっている世代の方々直撃なキャラ関係で。

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アニメディア1988年6月号の、日本アニメ大賞キャラクター人気投票の結果発表。テキストが読めるように載せたかったので、画像は大きいですが画質は粗いですすみません。アップル関係は88年の記事でも結構多く載ってるので、要望があればまたアップさせていただきます。
ボーグマンの前身だし、そろそろジリオンもちゃんと見てみるか…と思ったらGyaoになかったんですねーうーん。
アップル絡みで流れてきた情報で知ったんですが、ジリオンのブルーレイには声優さんのコメンタリーが収録されてるんですね羨ましい。でもボーグマンのメンツでいろいろ語りそうなのは松本さんぐらいな気が。井上さんはLD-BOXのインタビューの時点で既に大半をお忘れになられていましたし、鷹森さんもアニスに関してはファンほどに思い入れなさそうですし、山ちゃんに至ってはスケジュール押さえられるかすら疑問。何よりそんなに語るほど出来のいい作品じゃnええいだまらっしゃい!(セルフツッコミ)。
…まったくの余談ですけど、昭和カラー版サイボーグ009のブルーレイ箱のコメンタリーだかインタビューだかで、009と002は当時のスタッフ間でもほもくさいと云われていたことが明らかにされていたらしいです。ヽ(´ー`)ノソースはついった。

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アニメディア1988年10月号の付録ポスター。マシンロボはまったくの未見ですまない…ライトニングトラップが当時のアニメージュのレビューで、あさり先生にボロクソ云われていたことしか覚えてなくてすまない…(おい)。

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これも同号の付録。時間ができたら内容を紹介したいです。ちなみにアニスとチャックもチョイスされてます。

今週はボーグマンでまたもっかい更新しますー。
posted by はらよしかず at 02:16| 雑談

2016年03月26日

お気づきになられたでしょうか。

実は今回の更新で、ここの総記事数が(トップの注意書きを除いて)100になったんですよ。ボーグマン関係ない記事込みですけど3ケタですよお兄ちゃん(何)。1年足らずで、本館ブログで数年かけてだらだらアップしてたサンデー(&マガジン)感想と同じぐらいになるとは思いませんでした。まああっちは2年ぐらい停滞気味ですけど。
それにしても一体何をそんなに書くことがあったのか自分。うすいほん出していた当時、実力不足で表現しきれなかったアレコレを、PCやネットのお蔭でできるようになったというのも大きいような。個人的に文章書いてお駄賃もらえる程度のスキルを身に着けたので、当時うまく伝えられなかったことを書けるようになり、それで再発見したことも実は多いです。
…まあ実際はアニスのおっぱいとか、そんなんばっかりな気がしますけどヽ(´ー`)ノ

いやしかし、今まででいちばん気楽に活動してると思います。なんせ80年代アニメ、対象はおっs…いい大人になった同世代なので、カプ厨根性丸出しにしようが、リョウは総攻だろチャックとダストジードは受だろいい加減にしろ! とか(割と本気な)寝言云おうが、ハッサンを糞ヒゲと呼びシンジをこれ以上足手まといになったら首に付けた輪っかでちょんぱすんぞオラァ!(あれ?)と罵ろうが、年季の入った微笑で華麗にスルーしてもらえる!(たぶん)嗜好を違える血気盛んな方々と揉める心配がない!(たぶん)実に楽ちん! …冗談抜きで、そのテのトラブルやストレスって馬鹿にできんですからねえ…。
その代り新鮮な燃料も供給もありませんが、それは覚悟してましたし。でも余所様のボーグマン見れたら嬉しいです。アニスの凌辱エロはノーセンキューです。探したら簡単に見つかるし

らくがきを何点か仕上げてアップする予定だったんですが、(上記の文章で説得力薄いですが)一時的なものだと思うんですがメンタルの調子がよろしくなく、テンションがすぐ落ちて作業が遅延しまくってるので、一緒にアップする予定だった画像だけ先に採り上げさせていただきます。
以前ちょっと紹介した、スタジオトロンのトレカのSPです。ついったで再会したむぅ☆様にいただきました。ありがとうございます。実は当時、同人誌方面で多大にお世話になった方で、いやインターネットって本当にすごい。当時はいろいろ不義理したので恐縮です。

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SPだけあって、箔押しとか装丁が凝ってますなあ。水道局ポスターのイラストは初見でした。へー。
ダークエンジェルのは応募で当たるカードだったようで、なんでダークをチョイスしたしと思わざるを得ない。そこはAMP全員の水着とかじゃないですかね。
ダークエンジェルはぬーたいぷと麻宮先生が決裂する原因になったと小耳に挟みましたが(ウロ)、そら当時なんだかんだで麻宮信者だったわたしでも、どう読んでも面白くなかったですもん。オリエンタル風ファンタジーなんて当時からもう手垢付きまくってて、どっかで見たようなシチュの大行進だった記憶。いろんなジャンルに手を出していたチャレンジ精神は認めますけど。そういう意味じゃ、調理次第でナンボでも面白くなりそうだった蒸気がいちばん勿体なかった気がします。話さえ面白ければなあ…。
そう云えば、企画だけ一時期熱心にプロモーションしてて、結局出版社から相手にされなかったっぽい幕末ものはもう先生の黒歴史フォルダの中なんですかね?(鬼)

余談ですけど、わたくし当時はクラブサンドに入会していたぐらいに熱心なファンでしたが、麻宮先生が会報のエッセイで某同人誌の座談会を(サークルが特定できる表現で)ディスったのは悪手でしたよねー。まあ確かにあの本、菊池・麻宮の良さはアニスのおっぱいで他はうーn?(困)みたいなことばっかり書いてた気がするけれども!ヽ(´ー`)ノ
でもそれがきっかけで、あの主催者は当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったセーラームーンに完全に乗り換えたんジャマイカ。知ったようなこと書いてますね気のせい気のせい!
サイメビの映画辺りからかなあ、なんかファンへの対応がしょっぱくなっていって、それがオタク層の菊池・麻宮離れに拍車をかけた気がします。あくまで個人的にですが。

今回の記事は麻宮メインなので雑談扱いでエントリ。ボーグマンで記事数100越えたらその時は惜しみない称賛をわたしに浴びせて!(何処のあずまんがのともだよ)
posted by はらよしかず at 04:04| 雑談