2018年11月16日

充電小ネタ。

前回の更新からちょっと沈黙してしまいましたが、久しぶりに風邪ひいてモチベを吸い取られ、仕事と食事と寝る以外のコマンドが出てこない状態でした。しかし更新ペース等を見直すいい機会かなーと思い、年内いっぱいは控えめにしようかと。振り返れば夏以降はちょっと落ち着くと思っていた仕事がますます忙しくなったのが誤算で、心身に余裕がなくなったのが大きいです。
期待してませんでしたが公式で何もない30周年で萎えたし(泣)、来年はゆっくりまったりいきたいですねえ。たぶんもう他ジャンルへの移行もなく、このままボーグマンで行くと思いますし。…たぶん(弱気)。

マンガの作業は亀の歩み以下で進んでますが、まだ時間かかりそうなのとここを放置するのも嫌だったので、小ネタを準備しました。ぬーたいぷ89年6月号のユーメックスインタビュー記事。松本さん登場回です。おわかぁい…。

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正直、ボーグマン関連よりアヌビス役抜擢の経緯の方が興味深いのですが、るーぱークラスタ的には周知の事実だったのでしょうか。以前OUTをチェックした際、アヌビス紹介部分で松本さんではない方の名前が掲載されていて、OUTだし誤植を疑ってたんですが(こら)、その方が急に降板されたことで松本さんに決まったということでしょうか。そういえばぬーたいぷはるーぱーあまり採り上げませんでしたけど、何か大人の事情でもあったのかしら。ワタルもそうか。
リョウ役を得られた時の苦労話は、以降のどのインタビューでも語られているので触れませんが、お酒というワードは欠かせないようですねヽ(´ー`)ノブルーレイのインタビューによると、本編のゲストで参加された先輩声優から飲み会の場でダメ出しされたりしたそうで、そこで萎縮せずに吸収されていったからこそ、今でも第一線で活躍される地位を築かれたのかと思うとしゅごい。
山ちゃんとは今でも飲み仲間なんでしょうか。たぶん海外ドラマの吹き替えで競演されることが多いと思うんですが。鷹森さんとは柔道部物語とか鴉天狗カブト等、主人公とヒロインの関係での共演多かったですよね。今ほど声優さんが多くなかった時代ならではですな。まあボーグマンライブの一週間後に挙式だった鷹森さんの肩を感情を込めて抱くのは、確かによくないと思いますヽ(´ー`)ノ

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前回お出しできなかった、ぬーたいぷ88年5月号の設定資料集。7ページに渡ってキャラクター設定画+菊池氏のラフが紹介されており、ぬーたいぷのボーグマンに対する期待値の高さが窺えます。まあ7月号辺りから菊池ビジュアル推しになって、作品に関してはあまりテキストを割かなくなりますけど。商業誌的に間違ってないけど露骨で腹が立つな。
リョウの紹介から漂うJJ臭。他誌もそうでしたが、JJを踏襲した主人公として見てたんでしょうね。個人的にですが、園田氏はJJを意識して「夏目想太郎」を考案し、響リョウになった後も引きずった(?)のに対して、根岸監督はあまりジリオンキャラを意識してなかったのではないかと思ってます。菊池氏もジリオンとの被りは避けたかったそうで、リョウのデザインは慎重になっていたと思われますし。LD-BOXの菊池氏インタビューによると、チャックの美青年設定は園田氏が提案されたとかで、菊池氏的にはチャンプ寄りの路線変更は不本意だったのかも。まあ初期に想定されていたガチムチ兄ちゃんだと、作品のカラーがちょっと地味になったかも知れないので、チャンプ継承チャックで正解だったのではないでしょうか。
でも「夏目想太郎ありき」の世界観が初っ端で崩れた時点で、ボーグマンの綻びは始まっていたのもかもしれません。園田氏が初期設定こだわらずに、さっさと切り替えていたら違ってたんじゃないですかね。
アップしてないページにフリッツ博士の紹介があったんですが、この段階では博士ではなく「学園のインケン教師」で、ギリギリで「世界警察と繋がりを持つメモリーの元同僚」に変更されたのかしら。
マリモ先生も初期ではヒス持ち性悪女教師だったりと、そういったトゲのある設定を根岸監督が没にし、極力不快な登場人物を出さないようにしたんでしょうか。そういう意味ではジリオンよりマイルドなんですよね実は。逆に園田氏はビターな要素を入れたかったのかなーと。ボーグマンがメモリー・ジーンという“母性”視点の物語であるという前提が、厨二エッセンスの濃い園田氏のアイディアを通りにくくしてたように思えます。メモリーに対する思い入れの差と云うか…本当、相性の悪いスタッフが作ってたのねえ…。

という訳でまたしばらく離れます(ズルズル)。
posted by はらよしかず at 19:00| Comment(5) | ボーグマン

2018年11月02日

【大人買い】ニュータイプ1988年5月号【発掘】

コミックぱあてぃという見落としを反省し、とりあえず奥で88-89年のぬーたいぷを買い漁りました。ぬーたいぷはテキストが苦手云々であまり積極的にチェックしなかったんですが、これが更なる反省を招く結果に。今回紹介する88年5月号は当時も持っておらず、完全にノーチェックのままでした。ボーグマンコーナーは6月号からスタートしたと勝手に思い込んでました。嗚呼(ドタンバタン)。

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ぬーたいぷのボーグマン記事の見出しテキストは、本編と離れたライターのポエムすぎて好きじゃないんですが、これは想像を煽られる文章でなかなかカッコいい。この特集のテキストはライターの無駄感想控えめで情報もいいカンジで盛られていて、どんな面白いアニメが始まるのかと期待しますよね。…よね…(遠い目)。
しかし6月号以降、なんでこのオーソドックスなノリを止めて菊池ビジュアルとライターの主観寄りになってしまったのか。まあ序盤で駄目だこりゃ菊池絵推しで行こうと掌ひらりしたんでしょうそういうの分かっちゃう!(血涙)
菊池氏の画集2で特に説明のなかったカットのほとんどがこの特集記事に掲載されており、やっぱボーグマンに関してはぬーたいぷが強かったんですねえ。ラストバトルはほとんど取り上げなかったりと、作品に対してはあまり誠実じゃなかったですが。

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チャック誕でアップし損ねたチャック色紙イラスト(大き目)。当時の画風らしいちょっと幼い感じがいいかも。チャックは菊池氏の画風の変化関係なく、TVシリーズ中はデザインが安定しませんでしたなあ。描き慣れるほど描く機会がなかったのかも知れませんが。安定したのはTVシリーズ終了直後ぐらいじゃないかしら。

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振り返れば特に活きることのなかったバルテクターやソニックウェポンのスペック。園田氏が考案されたのかやまだ&大畑両氏なのか。広域攻撃用とか電子戦用とか、胸躍るワードなのに…なのに…。放映前の時点で、ガンウォーリアはアニスの愛機になることが決定してたんですね。
この当時の菊池氏のお気に入りはモーリー&メモリーで、モーリーがこの後も生徒代表としてビジュアルイメージで頻繁に持ち出された辺り、菊池氏の思い入れが窺えます。実際の生徒代表はシンジなんですが、菊池氏的には生徒のひとりでしかなかったんでしょうなあ。大畑氏はマンガ家でもあったんですか知らそん。

他誌もそうだったんですが、アニメ誌編集部サイドがヒロインとして注目していたのは、もしかしたらメモリーだったんでしょうか。アニスは可愛いヒロインだけどアップルの後継としては弱いとか、そんな認識だったのかしら。あの変身バンクで評価が一変したのかしら。なんていやらしい!(棒)
ダストジードがメモリーの弟(?)設定が明かされていたのは、それありきで今後の経緯を見て欲しいということだったんでしょうか。容れ物は戦闘用ボーグマンというワンクッションは置く予定じゃなかったんだろうなあ。なんとなくそう思えて仕方ない。というか、そもそもあのややこい設定必要だったんでしょうか。メモリーが4話でジード見ても反応薄かった云い訳の為か。

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左ページはテキストを読みやすくするために部分的に簡単に加工してます。サンダーカッコいい…。このサンダーは当時ゼオライマーでおなじみだった森木氏の作画なのは有名ですよね。市販のオートバイをリョウが自力でカスタムしてアレだったのか。リョウすごいな。水上レースの話ぐらいしか、リョウのそういうエンジニア的なスキルが活かされなかったのは残念。もしかしたらジリオンのデイブポジも担えたかも知れないのか。その辺はメモリーが全部請け負った感。サンダーがAI内蔵で会話が可能なことまでは載ってないですな。

Q・「三神官とは一体何か?」A・ダストジードの前座です。おっぱい女神官はちょっとだけ活躍しました。
ボーグマンの宿命も何も、リョウはそういった009的な苦悩は特になかったですよね。だからこそ彼は前向きな「ヒーロー」を貫けた訳で、そこがボーグマンの良さだと思ってます。

テキストはまあアレですね。園田氏はその後脳内ででも野田秀樹氏に謝罪したんですかね。今読むと名言どころか失礼千万としか思えませんけど。素朴な疑問で皮肉でもなんでもないですが、そんなに当時は飛ぶ鳥を落とす勢いがあったんですかね。この当時から声優プロデュースに取り組んでいたのは初耳でした。
ホントにねえ、このおじちゃんアイディアだけ出して引っ込んでてくれていたら…と思ってしまうんですが、それだとボーグマンが毒にも薬にもならないド凡作になった可能性もあるんで痛し痒し。しみじみ、スタッフの未熟なパワーで押し切った作品ですよね。

まだマンガ作業中なので(泣)、次回の更新もちょっと間が空くと思います。
posted by はらよしかず at 19:38| Comment(3) | ボーグマン

2018年10月23日

【チャック誕】TVシリーズ17話感想。【美姫登場】

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チャック誕の企画でチャック×美姫の愛のメモリー()をやろうと準備進めてたんですが、めっちゃ長くなりそうなのとイマイチ頭の中でまとまってくれなかったので、ふたりのキーイベント回である17話感想に変更。今まで何度も云ってきましたが、17話はAパートの作画がしょっぱい以外は、ソツなくまとまってる良回なんですよ。加戸氏の丁寧な演出、Bパートの美姫愛にあふれた川筋作画は何度見ても心地良く、空気扱いされてるのが本当に勿体ない。ので今回みっちり語らせていただきます。
と云うか、この話の前の16話が会川節炸裂の超ほも回なので、チャック先生はほもじゃないよちゃんと恋人ができるよ! と視聴者にアピールしたかったのでしょうかんなわきゃーない。16話もいいエピなんですが、如何せんほもほもしすぎて恥ずかしくてなかなか採り上げられずにいます。せめて作監が本橋氏辺りだったら耐えられたかも試練。あの内容で池田作監はBL臭がしゅごすぎる。リョウがショートヘアのギャルにしか見えん(えー)。

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「お互い第一印象は最悪でした」


ケルベルスが紳士を襲う冒頭(語弊)。紳士はメガロシティの人気アミューズメントパークであるナイトメアシアターの支配人。しかし別に支配人を通さんでも、直接施設を乗っ取れば済んだんじゃないのん。16話の映画スタジオ乗っ取りといい、そこは段取りを踏むタイプだったんかケルちゃん。律儀だなケルちゃん。
・ケルちゃんは頭の脇に人面瘡があって、それと脳内会話してるんですな。きっと人間だった頃に友だちいなかったんやな。デザイン上の特徴付けは悪くなかっただけに、印象に残る活躍もなく退場したのは勿体ないです。この持て余し感はフェルミナでも改善されなかった訳で。三神官って結局ダストジードの露払いにしか見えなかったんですよね。
・異変を感じて現場に駆け付けたボーグマンチームですが、先にファントムスワットが到着しており妖魔に警告。カウントダウンって普通数字が減っていくもんじゃないの。いいけど。
・10秒後にきっちり支配人室に乗り込もうとする美姫を咎めるチャック。その後も美姫と押し問答してリョウに制止されますが、これ、従来ならチャックとリョウの役どころは逆なんですよね。16話も意固地になったのはチャックで、リョウが(腹を立てながらも)それを受け止める立ち位置だったのは、「熱血主人公」がまだ主流だった当時では珍しい関係だったのではないでしょうか。
・美姫が支配人にキズひとつ負わせる気はなかったのは後に明らかになりますが、なんせ言葉が足りないのでチャックを怒らせる一方なのでした。
・で、チャック先生ストレス発散でゲーセンでシューティングゲームやって新記録作ったら、隣の美女が速ニューレコード。振り向いた美女に一目惚れしたチャック先生でした。

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めっちゃ楽しそう。


・桂美姫と名乗った美女とキャッキャしながらゲームを楽しむ訳ですが、それを学園ニュースのネタを探していたシンジとモーリーがパパラッチ。美姫がガチで楽しんでる様子が可愛い。
・15話でチャックはファントムスワットに顔バレしてるので、美姫の目的はチャックとの接触だったのは明らかですが、しかしチャックを具体的にどうしたかったのかは不明。ハニトラ仕掛けて利用しようと思ったのか、自分にケンカ売ってくる「ボーグマン」に興味を持ったのか。最初に視聴した当時は前者だと思ったんですが、ゲーセンでの様子を見る限り演技してるとも思えないんですよね…。
目障りなボーグマンチームを大人しくさせるために、一番うるさいのと接触してみたらコロっと行きました、なチョロインだったということでしょうか。
・再会を約束してご機嫌で出勤したら文春砲(違う)が炸裂してたでござるの巻。うろたえてパパラッチシンジを追いかけるチャックを笑って見守るリョウとアニスという図は、ボーグマン3人の関係の変化をそれとなく示唆していたのでしょうか。まあシリーズ構成者がアニスこじらせて御破算にしちゃうんですけど。
・ゲーセン前で待ち合わせしてデートにGO。しかし超お嬢様がゲーセン前での待ち合わせにOKするってすごいですよね。美姫はおめかししてきてるのにチャックは普段通りという。作画の都合だからね仕方ないね。
ナイトメアシアターを貸し切ったからそこにしましょうと、こともなげに云い切る財閥令嬢。それに驚きながらも、二人きりになれるんならいいかと特に引かないチャックがしゅごい。この時点で、チャックはうっすらと美姫の正体に気付いていたんでしょうか。
あんな閑散としたアミューズメントパークでどう楽しむつもりだったのか。ハナっからチャック連れて調査する気マンマンだったから計画通りだったのか。さり気にチャックの腕を取っている辺り、もう落ちてたんじゃないの。
・とことこ歩いてたらトランプモチーフの人形たちに強襲され、とにかく美姫を守ろうとしたら彼女は逆襲に転じる女でした。ぱんつも見えてました。この辺の美姫のおっぱい描写は川筋氏の執念を感じるレベルですが、特に言及されてないのが勿体ない。ダメか? アニスみたいにぽよんしないとダメなのか?
・倒した人形たちはナイトメアシアターの管理人を襲ったものと同じ、と呟いたチャックに頷いた美姫。案外もう隠す気なかったというか、ナイトメアシアターに連れ込んだ時点で目的達成してたのかなと。同行したからには役に立ってもらうつもりでいたら、思った以上に頼り甲斐があってキュンキュンしちゃったのかしら。
・チャック先生ネタで次弾を狙い、後を付けてきたモーリーとシンジですが、途中で飽きたのかモーリーはせっかくだからあたしたちも楽しみましょうよーとシンジを誘惑。だがシンジは知らない。モーリーは夏休みに行われるキャンプで国語の先生を落とす気でいたことを。まったくわるいおんなよのうヽ(´ー`)ノ
・キャッキャしてたらケルちゃんの罠に引っかかり以下略。シンジはそういう運命にあるみんな知ってるね。ちなみにケルちゃんは15話でもシンジを人質にしている。
・ここいらのある場面でコマ送りすれば、モーリーのぱんつ見れるらしいですがキャプりません。川筋作監は美姫>>モーリー>アニスな気がする。
ナイトメアシアターの奥へと歩みを進めるチャックと美姫。美姫のふとした挙動がきっかけで、ふたりはお互いの正体を指摘し合います。ここの美姫がめっちゃ可愛いんですよ。

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この表情の変化がイイ…。


・がっかりした様子とは裏腹に、アイコンタクトで意思疎通を図れるぐらいには信頼関係ができてしまっている二人。直後に現れた巨大な鎧人形を前に、さっくり変身したチャックの気合いの入り方、そして彼を見つめる美姫の表情からして、二人の心は決まっていたということでしょう。
・鎧人形を倒して更に奥に行ったらケルちゃん登場。シンジとモーリーを人質に、バルテクター外して跪けと要求。そこは美姫にも要求すべきだろう(何だと)。
・要求を呑んでバルテクターを外そうとするチャックですが、美姫はそれを制止。ケルちゃんの頭上にある巨大シャンデリアに発砲し、彼らを撃退します。ここで冒頭、チャックが非難した「ファントムスワットの乱暴なやり方」問題が浮上します。
・シンジとモーリーは、シャンデリアの隙間に入り込む位置にいたので無事でした。それは偶然ではなく、美姫が計算して撃ち落としたことにチャックは気が付きます。それ、狙ってできることなんですかね。大丈夫、ファントムスワットの隊長だよ! それどこのファミ通の攻略本?
・今回のことも今までの「乱暴なやり方」も、すべて一般人を傷つけないように徹底して配慮して行っていたことにチャックが気付きますが、美姫は何も語りません。この潔さは美姫にしかない魅力なんですが、以降はあまり触れられることがなかったのは、各脚本家のキャラ解釈の相違や、打ち切りが持ち上がってファントムスワットを掘り下げられなかったのが原因でしょうか。
・逃げたケルちゃんはナイトメアシアター自体を変貌させ、チャックと美姫を倒そうとします。建物そのものがアルケロンという妖魔獣に変えられていたのです。その蠢動で飛んできた何かの破片で美姫は怪我を負いますが、気遣ったチャックへの返答は「モーリーに怪我はないわ」。そら惚れるやろう。

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・いい雰囲気になってたらリョウとアニスが到着。チャックは美姫と子供たちをリョウとアニスに託し、ソニックビーグル召喚してオレだけでやるぜ! と恋のパゥワー炸裂。単騎でアルケロンを倒します。で、誰が弁償するんですかね。桂財閥が何とかしてくれるんですかね。

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今後の人間関係の変化を示していた? レイアウト。実際こうはいかなかったのですが。


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・互いへの認識は変わったものの、美姫は打倒妖魔には組織の力が必要、と云い切り、ボーグマンチームと慣れ合う気はないことを表明。ファントムスワットに入るか全面的に任せるかの二択を突き付けて17話終了。本当はこの溝の深さをもっと描写していく予定だったのかしら。でも実際それをやってたら主題からズレたんじゃないかねえ。あまりいざこざをさせず、早期にデレさせて正解だったと思います。
・チャックと美姫の関係は、以降は波乱もなく着々とフラグを重ねていったものの、TVシリーズではプラトニックラブを貫いてるんですよ。信念ゆえにチャックと一線引いてしまい、ファントムスワットの限界を知らされボーグマンチームを認めざるを得なくなった24話で、やっとチャックに素直な態度を取るようになった訳で、進展するには尺が足りなくなってたんでしょう。
・リョウ×アニスといいシンジ×モーリーといい、カップルとしていい要素を備えているのにそれだけで終わったのも、ボーグマンの残念な点かも知れません。
・もしかしたら、いちばんカップル成立が自然だったのってバーガー署長×マリモ先生だったりする…?
タグ:感想
posted by はらよしかず at 22:06| Comment(3) | ボーグマン

2018年10月16日

【またまた】山ちゃんダストジードを語る【発見】

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もう10月ですが、リョウ誕アフターまんがの作業は進んでます。すすんでるんです!(悶)もう石油王を待っていられない。ちょっとロト7買ってくる!(ダッ)

さて(素)。
コミックぱあてぃと一緒に入手したぬーたいぷ89年2月号に、山ちゃんのミニインタビューがあったので紹介。ただのインタビューではなく、山ちゃんがダストジードや、当時のボーグマンへの関わり具合を詳しく語っていた貴重な記事でした。ユーメックスのページは侮れないことを知ってて見落としてました。そうですねわたしの目は節穴ですね。

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ダストジードは山ちゃんにとって初の悪役だけでなく、初めての美形キャラでもあったのは意外でした。ジリオンの音響監督でもあった清水氏の推薦枠だと勝手に思っていたので、オーディションだったのも意外。というかリョウも受けていらっしゃったんでしょうか。ブルーレイBOXの松本さんのインタビューによると、リョウも「当時有名でキャリアのある方が多く受けていたはず」だそうなので。しかしダストジードのべちにぱんつ知ってたとは、ぬーたいぷちゃんと読んでいらっしゃったんですね…。
確かに、ダストジードは14話以降出番がぱったり途絶えてしまい、20話からまたぼちぼち出て来るようになったんじゃないかしら。それまで何をやっていたかもはっきり描かれてないので、役作り苦労されたのでしょうなあ。たぶん25-26話の風雲! メッシュ城(への道)! の企画立案メッシュ様へのプレゼンと、妖魔将たちとの打ち合わせで忙しくしてたんじゃないですかね。山ちゃんとジードはワーカホリックなところは似てますよね(割とマジ)。レイナは未見ですが、ザルクはダストジードのヒントになる役どころだったということでしょうか。ザルクとダストジード(+サンダー)で、園田氏が山ちゃんにぞっこんになったのは想像に難くない。その産物があのカセットブックなのは情けないですけど。
「ボーグ・ゲット・オン」の裏話もまた意外…。当たり前みたいに聴いてましたけど、御当人は松本さんに申し訳なく思っていらっしゃったのかしら。しかしそんなよろしくないコンディションでのレコーディングだったとは。そもそも当時は山ちゃんまだ新人だったはずで、歌い手としての起用はスタッフの誰の判断だったのか気になります。

「BATTLE FLOWER」は名曲ですけど、この曲が出るまでダストジードを掴み切れてなかったとか、どんだけ役作りに必要な情報が山ちゃんに提示されてなかったのやら。キャラの情報不足で役作りに悩んでいたという点では、鷹森さんと山ちゃんは共通してるんですよね。リョウは主人公なだけあって、松本さんはそこは悩まれなかったようですが。チャックは「チャンプの延長」ということで、井上さんとスタッフの間で事前に話がついていたんでしょう。
歌詞を確認した限りでは、ジードたたかうのだいしゅき! 過去? 知るか馬鹿! ということですよね(※個人の解釈です)。やっぱワーカホリックじゃん…。

しかし、

「日毎 奴が強くなるなら それもひとつ 俺と奴(リョウ?)の絆」(歌詞より抜粋)

はどうかしら。腐女子的に大狂喜もんだし本当はそういう熱い関係になる予定だったとも思うんですよ。ジリオンとの大まかな骨子の継承的に、JJとリックスの関係の踏襲は意識してたでしょうし。でも実際のダストジードはリョウとの決着のこだわりより、メッシュの悲願を優先しちゃったからねえ。打ち切りでなかったら、13話レベルの熱いバトル再びが見れたのかしら。まあ根岸監督のメモリーへのこだわりからして、やっぱりその辺より彼とメモリーの因縁の決着が優先されたと思います。
個人的には、ダストジードがリックスみたいな執着をリョウに向けるのはちょっとなあ。彼がメッシュの意志より、私的な思惑だけでリョウを優先するのは抵抗ある。何よりどほもになりすぎて恥ずかしくてきっと正視できない。リックスは見た目がアレだから、あのほも丸出しっぷりに耐えられた(ひどい)。

この山ちゃんが声優の枠を超えたエンターテイナーになられるとは、この時点ではご本人すら思ってなかったことでしょう。そこを意識されるようになるのは、トイ・ストーリーのウッディの件でしょうし。山ちゃんにとってダストジードはワタルのクラマ共々、飛躍のきっかけになったキャラだと思いたいです。

次回はチャック誕? 何かやりたいのですが今週また忙しいので、20日に更新できるかは不明です。
posted by はらよしかず at 19:00| Comment(3) | ボーグマン

2018年10月07日

【突然の】アニメディア別冊コミックぱぁてぃ【発掘】

ついったにて、リョウ誕マンガとFC会報ネタを吹っ飛ばすレベルの新ネタを知ったので更新。いや作業は進めてますよ?

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アニメディア1988年7月号冊子付録「コミックぱあてぃ」より。菊池氏のゲストキャラに関するイラストコラムです。もー本っ当にまったく知らなかったので、タイムライン閲覧中にリアルで椅子ガタッでしたよ。疲労困憊状態だったのに元気100倍よしかずまん! でしたよ(頭の悪い文章)
しかし、こんなどこを見ても貴重な情報しかない記事はちょっと初めてで、今まで気づかなかった己のアンテナの精度を呪わずにいられませんでした。現物がどうしても欲しくなって即探索即発見即ぽちりました。アニエッグにあって良かった…!

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8話がまだ放映されてなかったようなので、TVシリーズがはじまってまもない頃に寄稿されたのでしょうか。アニス人気ブレイク前の菊池氏が、どうボーグマンと関わっていたかが窺えるという点でも貴重。
まさか1-2話のバリアン描いてるとは思わなかった。彼女はお気に入りだったんですね。変身形態は大畑氏がデザインされたのでしょうか。そう云えば妖魔のデザイン全般どこまで大畑氏が関わっていたのか、まだ検証してないんですよね。宿題にしておきます。大畑氏は作品に関しても丁寧に語っておられる記事が多いので、ちゃんと整理したいです。
アニスのドスケベドレスイラストもあるよーと、なんで誰も教えてくれなかったの…?(情報惰弱者の恨み言)あれでも充分ドスケベドレスなのに、もっと色っぽくしたかったとか、菊池氏はメイン視聴者のお子様たちにどんな性癖を植えるおつもりだったのか(こら)。鷹森さんの演技に注目されていたようですが、麻宮名義の作品に鷹森さんが出演されることがなかったのは、鷹森さんが既に結婚を控えていてあまり仕事を増やせなかったのか事務所の関係なのか。麻宮作品にはちょっとでも出て欲しかったので残念ですね。
このコラムで、ファントムスワットはスーツ等のメカ関連と小物、美姫は先行してデザイン作業が進んでいたことが判明。スーツは青メインになっちゃいましたね。云われると黒色でもちょっと見てみたかった。さらに「女性だけの戦闘チーム(しかしキャラデザインは未着手)」であることも記されており、この後にぬーたいぷ編集者にそそのかされてフライング事件が起きたんですな。ということは、「AMP的な美少女5人組」なのは初めから確定していたということで、誰の発案なのかますます気になってきた。少なくとも、菊池氏的にはだっだーんぽよよんぽよよんなタカさんチームにする気はなかったということですね(ふっるー)。

しかしこの記事最大の衝撃は、レイコちゃんとサトミちゃんにフルネームが用意されていたという事実。菊池氏も推していたんですねー。白鳥レイコってえらく安直だったんや…スタッフに宮沢りえのファンがいたんですね。まさかあの当時、宮沢りえがあんな波乱万丈の人生を送る女優になるとは誰が想像できたというのか(遠い目)。サトミちゃんの河合は河合奈保子なんでしょうか。そんな名前のグラビアアイドルがいた気もしますが気のせいかも。

で、この4コマのバックナンバーはどこでみれますか(ありません)。この時点では、リョウもアニスも「園田フォーマット」で描かれてるようで、菊池氏もリョウは夏目想太郎、JJ的なやんちゃ坊主のイメージだったんでしょう。13話以降から明確にJJとの差別化がなされていきますけど。

まだまだ知らないボーグマンはあったということで。もっとがんばってアニメ誌もっと探そう…。
posted by はらよしかず at 19:00| Comment(3) | ボーグマン

2018年10月02日

LOVERSRAINファンクラブ会報さわりだけ。

リョウ誕アフターはどうしてもマンガ描きたくてネームに取り掛かったらえらく難産になってしまい、ネーム完成後にやっと調子が戻ってきたかなーという。しかし健康運が相変わらず低調で、カタツムリの歩みの方が早いんじゃないのかという速度で進行中です(;´Д`)もしかしたら老い先短いのだろうか自分。待ってせめてドリフ完結を見届けるまでは。ハンタはもう諦めてるわ。

取り急ぎ、早くここで採り上げたい会報から少しだけアップ。
リョウ誕直後なので。

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会報最終号に掲載されていた菊池氏の色紙。全然忘れてましたよわたしは。アニスではなくリョウなのは珍しいですね。スキャンしたら折り目の跡がすごかったので、リョウの顔部分のだけ加工で消しました。

会報はラストバトルもそうなんですが、担当した編集者がどこまで本気なのか掴めないというか、ボーグマンをある程度熟知してるのは窺えてもそれ真面目に云ってます? それともふざけてます? とちょっと物申したくなるんですが、わたしの心が狭いだけかも知れない。会員にダストジードファンが多かったらしく、(OAV2本ともほとんど出てないのに)彼を意識したテキストが散見されます。この辺は後日改めて。

で、会報3号目に掲載されていた園田氏インタビュー。

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ね、どうでもいいことばっかりでしょ?ヽ(´ー`)ノ
インタビュアーがそっちに話題を振って、やっと答えてる感がすごいですよね。「監督以下作り手の個性が〜」のくだりで、企画段階で構想していた要素のほとんどを没にされた恨みが透けて見えるように思うのは、わたしが捻くれた目で園田氏(のボーグマン仕事)を見ているからかも知れません。
サントラの解説文って解説もへったくれもない、園田氏個人の思想を連ねただけの駄文で辟易したんですが。思想を語りたがるのはこの方の悪癖なのか、ライトニングトラップの後書きもそういったことをチラチラ匂わせていたんですよね。読みたいのは作品に関する思いであって、書き手個人の思想はどうでもいいというのが読み手の本音じゃないの。
夢といっても、当時でも安易だなあと思ったし、安易なりに描写が上手ければ気にならなかったんですが、(村山監督には申し訳ないのですが)ダストジードをぶん殴ったらメモリーがコンニチワしました! はどうも笑っちゃう。菊池氏主導でアクション中心のBパートは見せ方がシンプルでいいんですけどねー。
アニスのサンドイッチに関しては、そんなこといちいち云われなくてもTVシリーズをちゃんと見てたら分かるとしか。もー本当、そんなにやる気なかったんなら参加しなきゃ良かったのに。そもそも園田氏のTVシリーズ時のアニス語りやアニメディア付録のSSを思い返すと、リョウにすげなくされてもじっと耐えているような、しおらしいアニスを描きたかった訳ないでしょ?
まあ菊池&村山氏のために一肌脱いだというのと、作品もアニスも自分から取り上げて独断でラストバトルを作った根岸監督への「反撃」は、やらずにいられなかったんでしょう。
園田氏のこのモチベのなさは「ライトニングトラップ」も関係してるんじゃないかと思ってますが、これはまた別の機会に。

では作業に戻ります。チャック誕もうすぐですね(吐血)。
posted by はらよしかず at 19:00| Comment(1) | ボーグマン