2020年03月10日

【1987年】らくがき&ジリオン雑談【ぬーたいぷ】

このブログ始めてからこんなに更新で間を空けたのは初めてかも知れませんが、以降もこんなカンジになってくと思います。クリスタでちまちまと作業してるんですが、描きたいネタが多すぎて渋滞起こしてるという有様なので。睡眠時間4時間弱最悪徹夜でも、平気で仕事と平行して原稿描いていたあの頃にはもう戻れないのですよ!(血涙)

とりあえず。

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本当はこの後めちゃくちゃ濃厚接触を描き足してアップするつもりだったんですが、次のネタで頭いっぱいになって忘れがちになるのでさくっと。麻宮先生のアニス本の謎を追っていくとこういう結論にたどり着かざるを得ない。わたしは。
もう大抵のアニスの謎えっちシチュは、リョウの所為にしたら全部円満解決すると悟りました。その代わりリョウは様々な性癖持ちにさせられる罠。
アレですよアニスが本当に嫌だったらリョウは絶対しないので(断言)、別に問題ないんですよ。ちょっと困っちゃうことを要求される分、めちゃ優しくしてくれるのでアニス的にはwin-winなんですよ。リョウが幸せならアニスも幸せなんですよ。

しかしアニス本ネタはまだ終わりではないです。早く描いて渋滞を解消してしまいたい。

それと、入手したはいいけどこのブログでどう紹介したものかと保留していた記事を。

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ぬーたいぷ1987年7月号。ジリオン特集です。ジリオンという素材を、ぬーたいぷらしい企画で構成し紹介している、素晴らしい記事だと思います。当時のぬーたいぷはこういうことがやれる雑誌だったんですね。最近のアニメ雑誌は全然読んでないので、いまはどういう編集方針なのか知りませんけど。
どういうセンスしてたら、ビー玉のお京…もとい相楽晴子とジリオンをコラボさせようとか思いつくのか(褒めてます)。テキストのノリもジリオンに合ってて、読んでて楽しい内容仕上がってます。
しかしそれだけでなく、JJのイラストはボーグマンで演出で参加されていた寺東克巳氏、ビッグポーターをはじめとするメカイラストは寺東氏と、今はビッグネームという言葉すら追いつかない庵野秀明氏が手掛けているというゴージャスぶりです。エヴァは実質IGタツノコが制作だったそうなので、庵野氏はこの頃からタツノコと繋がっていたということでしょうか。外部の人気クリエイターにジリオンを描かせるとか、今でも胸が躍るような企画ですよね。編集者がやり手だったのかしら。

…まさかこの編集者とボーグマンの記事担当者が同一ってことはないですよね? 正直、このジリオン記事の完成度の高さを前に、いかにボーグマンが手を抜かれていたかを痛感せざるを得なかったんですよ。いや(菊池氏による)ビジュアルはまごうことなく伝説ですよ? しかしそのビジュアルありきでしか記事を組んでなかったじゃないですか。このライターは本当に本編見てたんかしら…と思う位、テキストの内容はズレっぱなしだったじゃないですか。
そう云えばやまだたかひろ氏のメカイラストのみの記事の回がありましたけど、あれ例のファントムスワットのフライングの直後でしたっけ? ボーグマンも5月号の特集記事までは菊池氏のイラスト共々充実してたんですが、途中から(ダストジード萌え語り以外は)テキトー感漂うテキストになったのはその辺から担当者が変わったせいだと思いたい。

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脚本の渡辺麻実氏のコラム。園田氏にノリが似ていてかなりモヤっとしました。文章は園田氏より上手いと思いますけど(こら)。まあ園田氏はさすがにここまで恋愛脳でキャラ見てなかったはずで、女性ライターならではの悪い面かなと思わなくもなく。ただ、「ヒロインには主人公よりもっと素敵な恋人を自分が用意します!」は園田氏もそうだったと思うんですよねえ。渡辺氏と園田氏はマジカルエミやクロノスの大逆襲で一緒に仕事されていたので(クロノスでは連名で脚本をされた回も)、似ているのはそのせいなんでしょうか。
渡辺氏はJJとアップルの接近には相当反発したんでしょうかねえ。別の号の記事ではJJ×アディごり押してたし。しかしまあこの内容、今なら大炎上というか、当時でもそんなに「あたいのかんがえたすっごいアップルの恋人」がやりたいたなら、公式じゃなくコミケで何かやればいいのに、と思われてそうな内容ですよね。でも本編の後半とか、JJとアップルの接近で特に不自然な描写もなかったことから、そこは上の立場のスタッフの判断に従う方だったんでしょう。
しかし渡辺氏がボーグマンに関わらなくて良かった。このノリでりょあに否定に走られていたら園田氏以上に厄介な存在になってたんじゃないの。クロノスではロムとレイナをどう見てらっしゃったんでしょうか。素朴な疑問。

今月はあと2回ぐらいは更新したいです。あ、来月でボーグマン32周年なので、それはそれでぼちぼち準備進めます。
posted by はらよしかず at 18:36| ボーグマン

2020年02月18日

小ネタin玩具&フィギュア。

ジャンプの某ラブコメで推しの敗北が決定し、その恋心の喪に服している最中だったりネトフリで通しで再視聴したエヴァの考察が脳内をぐるりと回っていたりと、実にとりとめがありませんがやっぱりボーグマンは落ち着くよねということで。
相変わらず諸処進みが遅くてトホホなのですが、久しぶりにワンフェスから朗報があったのでその辺を。




ビーチクアニスのウェーブのアニス新作。ビーチクと同じ原型師なので、出来は心配ないでしょう。
しかし、なんでまたドスケベ水着やねん!? という軽い失望感がないと云えばウソになります。普段のコスはそんなにコスト面で躊躇されるものなんですかねえ。業界的に(唯一の普段コス完成品である)ふるプニは失敗作という認識なんでしょうか。
いや、真面目なハナシそこそこの価格で買えるドスケベ水着より、多少値が張ってもガチな出来の普段コスの方が元が取れるんじゃないかとこの素人は思うんですが、もっと他に大人の事情があったりするんでしょうか。ウェーブは菅生あすかやナディア等、懐アニ系のオーソドックスなフィギュア出してるだけに何故アニスだけそういう路線で出さないのか、本当に疑問です。もしかしたら葦プロ&東宝がやる気あんまりないのかしら。
版権クリアした後で菊池氏と直接やりとりして制作…というのも無理なんですかね。まあ麻宮氏が関わっていたと思われるフリーイングのバニーガール香津美がデコマスの段階で似てなかったので、アニスに限らず菊池&麻宮キャラの立体はがっつり監修してもらえる環境にないのかも知れず。あのバニーは麻宮キャラに似せる努力をメーカーにもっとさせて欲しかったですよ麻宮先生ェ。

とにかくもアニスのポーズがはしたなすぎるのが気になって仕方ない。ムサシヤの鏡の国シリーズのオマージュも兼ねていると思うので、四つん這いまでは許容できます。しかしなんでこんなに大股開いてゐるのか。天野めぐみ以下のIQの低さを感じてちっと萎える。いや好きですけどね天野めぐみ。今回のは購入しても飾れませんわコレ。
なんというか、アニスはこんなに恥じらいの欠けた仕草はしない娘さんだと思うんですよ。ちゃんと足閉じると思うんですよ。それもだし何よりポーズの前後にドラマが感じられない。麻宮氏のアニス本がどれだけ至高であるか、それを自動的に再認識させられました。ビーチクは表情や右手の仕草にアニスらしさが感じられたんですけどね…。

まあ当時のワンフェス等でムーブメントを起こしたアニスと、TV画面の中のアニスは決して同一ではない。「菊池通隆氏が生み出したキャラクター」をベースに時の造形師たちが作り出した「もうひとりのアニス」という面があると思ってます。ガレキでしかアニスを知らないという層も結構いたようですし。
それはそれですごく面白いネタなので当時の個人ディーラーのガレキ等調べてみたいんですが、さすがに当時のホビージャパンやモデグラを入手するのは金銭的にも収納スペース的にもしんどいので、保留せざるを得ないです(´Д`)
いま知ってる情報での印象としては、ムサシヤが鏡の国のアニスをシリーズ化して以降、「ガレキのアニス」のひとり歩きが始まったのかしらと。菊池氏がパッケージイラストで関わっていた間は、まだTVアニメのアニスを意識していたんじゃないかなー。
…いや海洋堂の水着ソフビの段階で、その辺微妙になっていったか。菊池氏もパケイラに関して「アニスなのに似てない」と画集でコメントされていたし。
アニスのガレキ関係は興味はずっとあるので、何かしら関連記事が手に入ったらぼちぼち採り上げていきます。

あとコレ。つべで探し物していた際に発見。



バトルフィギュアシリーズのレビュー動画。遊び方をしっかり紹介されていて素晴らしい。
しかし動画を拝見した限り、玩具そのものは

・フィギュアのパーツがボロンボロン逝く
・音声がでかい
・武器から出るのはBB弾


「パワーセーブ」「保管」という概念のない低年齢層に本当に遊んでもらいたかったのか、ものすごく疑問です。リサーチ足りてなかったんじゃないだろうか。何より家庭の財務大臣である母親が嫌う要素満載じゃないですか。「その玩具キュインキュインうるさくてテレビの音が聞こえないでしょ! ちょっと! ちっさい玉がいっぱい転がってるじゃないの片付けなさい!」と怒鳴る姿しか想像できない。

データチップとか、ギミックそのものは魅かれるんですが、コンビニの来店音みたいなメロディが流れるだけなんですね…。光るけど、光るだけってすぐ飽きそうだし…。
ガンウォーリアが電池で動くのは動画見るまで知りませんでした。一旦止まった後でちょこっとだけ動くのkawaii。
スーパーサンダーは素直にカッコ良くてちょっと欲しくなりました。ボーグマングッズの中でもかなりのレアアイテム化してるっぽいので、現物見るだけでも難しいでしょうけど。

この流れで思い出したアイテム。



會川氏のTLより。カタログは関係者のみに配布されたのか東京おもちゃショー的なイベントで配られていたのか。もうめちゃ欲しいんですが無理かなあ。
このカタログでビーグルヘッドの商品化が進んでいたことが判明してて驚きました。打ち切りのせいでお蔵入りしちゃったんでしょうか。ボーグマンの玩具に四輪がなかったのは惜しい。バイクより車派のお子様もいたと思いますし。ソニックバズーカも出てないんじゃ…チャックかわいそう。

という訳でまたしばし沈黙します。そういえば香港のバルテクターはもうやる気ないのかあと最低でも三年は待ってて! なのか。もう待たねえよ!ヽ(‘Д´)ノ
posted by はらよしかず at 18:00| ボーグマン

2020年02月07日

【遅刻】アニス・ファーム生誕祭【ブログ5年目突入】

…5年? え? 5年目なの? まだやってないこと山盛りなのに? と我ながら素で驚きましたがそれはともかく。日帰り手術で右の頤にブラックジャック張りの縫合をされて週明けの抜糸までイテェイテェな状態だったりなんやかんやで忙しく、当日はついったで精一杯だったアニス誕でございます。今回は作画監督別に見るアニスの傾向と対策です。個人名は敬称略とさせていただきます。菊池氏のアニスだけがアニスじゃないよ、ということで前からやってみたかったんですよね。リョウ誕とチャック誕でもやろうかな。


【工藤征輝】


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1話、22話、34話と、ボーグマンで印象に残る回を担当。キャラは全体的にややシャープかつ骨太な印象。工藤作監の本領はアニスのバルテクターにあると思います。

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時々アレンジが加わるバルテクターのバスト部分や骨盤周りにこだわりが感じられ、独特の色気が漂ってます。ヒロピン属性の方に受けがいい回は高確率で工藤作監じゃないかと勝手に思っていたり。


【川筋豊】


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4話、17話、23話とモーリーと美姫が美味しく、作画面でも気合いが感じられる回を担当。アニスに関しては前述の2人程思い入れがなかったのか、どうもイマイチだったんですが、優秀な原画陣が揃い始めた後半からは安定。29話はなかなか神作画でオススメですよ。

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【野中みゆき】


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8話、15話、19話等を担当。キャラ表に沿った作画でしたが、リョウのモミアゲが妙に長いのが特徴(そんな)。どのキャラもマイルドな雰囲気を持っていて、アニスのふわっとしたボディラインを上手く表現されていたと思います。

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【池田好美】


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リョウがギャル化乱堂もイケメンにしてしまう超安定作監ですが、湖川キャラを彷彿とさせる画風だったので(お弟子さんだったのかしら)、キャラ表からはちと離れたものになってましたね。まあ当時のアニメでは珍しくもなんともないというか、そんなこと云ってたらクロノスは毎回ストール兄妹の顔が違ってましたしヽ(´ー`)ノ

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アニスは可愛いというより美人という印象。池田作監ならではのポイントがココ。

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アニスの襟足が見える作画は池田さんだけなんですよね。ただ、ポニテならともかくハーフアップでこういう見え方は難しいと思うんですが色っぽいは正義(終了)。


【本橋秀之】


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最終回を担当し、根岸監督から最も信頼されたと思われる作画監督。ゴットマーズのイメージからかラストバトルの起用からか、ボーグマンではあまり評価されてない気がする本橋氏ですが、安定という点ではトップクラスじゃなかったかと。コミカルな場面等、表情のバリエーションの広げ方は熟練ならではですし、キャラクターの掘り下げにも一役買ったと思います。

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ここからは単発の作監。


【只野和子】


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唯一のスタジオライブ回となった27話の作画監督。ぬーたいぷだったか、アニメーターのコメントコーナーで只野氏は27話以降も何回か作監を予定と語られていましたが結局27話のみだったのは残念。同時期で佳境だったはずのワタルに行ったのかしら。
どの作監よりもキャラ表に近く、尚且つ表情の付け方の解釈も素晴らしい。ぶっちゃけ菊池氏よりもキャラ表から広げた作画を成せていたのではないでしょうか。菊池氏が劣っているという意味合いではなく、絵の変化のせいでキャラ表に似なくなっていたのは確かなので。


【松尾慎】


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云うまでもなく13話の作画監督。松尾氏も13話以降レギュラーで作画監督を務める予定だったのが、諸事情で泣く泣くヴィナス戦記に行ったと「80年代スーパーロボットアニメ秘話」にありました。残念なハナシですが、松尾氏だとアクションに特化されすぎてて、22話みたいな日常回のキャラの芝居に対応できたかはちっと疑問。
アニスの出番は非常に少なかったのですが、菊池キャラから離れまくった「松尾アニス」として成立していてインパクトあります。

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という訳でアニス誕でした。今年はプライベートとボーグマンで山積みの宿題と向き合う所存(主に二次創作)なので、更新頻度は非常に遅くなります。まったりお付き合い下さると幸いです。まだまだ何かやれそな感じなのが我ながら恐ろしい。まず資料の整理しないとなあ…。
ついったでは思いつくまま何かやってると思います。
posted by はらよしかず at 18:56| ボーグマン

2020年01月21日

ANICE in Wonderland簡易レビュー・補足

補足と云うか雑談。アニス本は通販で2回ほど在庫切れになったようで、あのキャラブックシリーズでも上位の売れ方したのかしら。由貴はすぐなくなったようですが。菊池名義のキャラということもあるんでしょうけど、アニスだけ(漢字一文字のタイトル等)コンセプトが他のキャラと違ってるので、もしかしたら2もあり得るのかなと勝手に思っている次第です。アレだ、次があったらバルテクターでパンチラ(どうやって)。

前回の記事で菊池氏の「真面目な姿勢」に触れましたが、それが如実に表れているのがアニスの変身バンクだと思います。



バルテクターの「分割された各パーツがボーグマンに装着されていく」というプロセス、この「分割」に大畑氏も関わっていると思うのですが、これを基に菊池氏は絵コンテ&演出担当の羽原氏と共に作業を進められたと思います。そこはブルーレイBOXのインタビューでも触れておりましたし。胸の原画は菊池氏本人が手掛けられたことも明言されておられます。
アニスのバルテクターの胴体のパーツと胸のパーツが合体する過程で、胴体のパーツが胸に密着し、押し上げられるのは物理的に当然として菊池氏は原画を起こされた。こここそが菊池氏の「真面目」な点で、あくまで「装着される動きをきちんと考えたらそうなるのは当たり前」と捉えていて、胸プニはその副産物でしかなかった。これがもし「アニスたんのおっぱいを動かしちゃうゾgff」という邪心ありきだったら、下品なものになってしまい今日に至るまでの「伝説」にはならなかったのではないでしょうか。
二次裏やごちゃんで何度か聞きかじったソース不明のハナシでは、菊池氏は「描いてみたけどどうせ動かないだろう」と期待しないで胸の原画を起こしたら、動画陣が超頑張ってあの胸プニが誕生したそうで(原画集辺りに事情が載ってるのかしら)、本当なら(いやガセであったとしても)スタッフに神が降りていたのですね。すけべえなヽ(´ー`)ノ
まあ一番の神は羽原氏となる訳ですが、羽原氏も露骨なお色気描写を避ける傾向にあったようなので(レイナも控えめだったし)、伝説は生まれるべくして生まれたということになるのでしょう。
大畑氏によるバルテクターの分割設定、あったら見てみたかったですね。バルテクターの設定はかなり作り込まれていたようなので。

あとこれも。

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ラバレBパート、リョウがイワーク(違う)妖魔からアニスを救出した際のショット。よしかずさんはオッサンなので、もしかしたら見えてるんじゃないかとコマ送りしたら見えてませんでした。Aパートでパンチラサービスしたとはいえ「見えなくていいところで見せるようなサービスはしません」というスタンスだったことが、ここにも窺えると思います。「見えても良かったら見せるけど、見える必要がないなら絶対に見せない」は全盛期のるーみっく作品もそうなんじゃないでしょうか。

本当に推論ですが、菊池氏はボーグマンと同時期に連載が始まっていたサイレントメビウスのメディアミックス戦略等で、(麻宮名義を含めた)自身のブランド化を目論んでいて、「アニスの胸プニ」など、エッチなイメージが定着するのを避けたかったのもあったんじゃないかと。ぬーたいぷのダストジードのイラストとか、女性のアニメファンの取り込みも意識されてたと思いますし。
アニス人気が出た後の、菊池氏のインタビューやコメントを読む限り、変身バンクのその部分がピックアップされがちなことに対する遺憾を感じるものもありましたし、自身のボーグマン仕事に対する正当な評価が、アニス人気に覆われて見えづらかったのかなとも思ったり。根岸監督からも本編終盤からある意味「否定」されちゃいましたしねえ。ゼオライマーの美久の方に思い入れがあったのも、アニスのような先入観を持たれない、菊池色100%の美少女ヒロインだったからかも知れないと、いま思いました。原作の美久からはリボンを拝借したのみでしたっけ?

本当はヘルシングのセラスとかFateの凛とか、「アニスの遺伝子」を感じるミニスカニーソヒロインの話までしたかったのですがここまで。画像も用意したんですがMPが切れました。そこから蒸気の鈴々まで語りたかったんだけどなー。
今後の更新ですが、次回はアニス誕まで潜ります。以降も更新頻度は落ちると思います。
どっかで落ち着くだろうと思っていた仕事がまったく楽にならず、毎度帰宅したらヘロッヘロになって、平日は基本ご飯食べて風呂入って寝るだけライフなもんで(;´Д`)今年は細く長くというカンジになると思います。しかし密度は減らさないようにしたいです。
posted by はらよしかず at 21:35| ボーグマン

2020年01月14日

【本家の】ANICE in Wonderland簡易レビュー【底力】

全然違うことをやるつもりでテキストを進めていた矢先に、通販申し込んでいたアニス本が到着したのでそらソッチをやらん訳にはいきませんわな。いや発送まで1週間は見といた方がいいかなと思ったらすぐ届いたので。新年一発目の更新で新ネタがやれる喜びよ。

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通販の詳細はここ。
保存用まで購入はオタクのたしなみ。だからいつまでもお部屋が片付かないんですよよしかずさん。

さて本題。同人誌なので宣伝の後押しになればという感じで。前述の通販サイトでサンプルが掲載されているので、そこで内容を確認されてからお読みください。

アニスを含め、ボーグマンはどうしても麻宮(菊池)氏の絵の変化が悲喜こもごもを呼び込んでしまうのですが、今回のこの1冊、80年代後半〜90年代前半の菊池絵こそ至高な懐古派も今の絵も好きだよ派も問答無用でねじ伏せる、生みの親が繰り出す、いや生みの親にしか繰り出せない一撃が込められた内容となっております。正直、ここまでやられたら黙って頭を垂れるしかない。

サンプルの時点でお察しですが、ぱんつそしてぱんつ(+α)です。なぜこんなにぱんつなのか、というシチュへの疑問から「そのぱんつに至るまで」の想像を喚起させる構成が非常に上手く、18禁なエロ描写は一切ないにも関わらず、今まで発表されてきたアニスのうすいえっちな本は道を開けろな、エロスに満ちた1冊となってます。

そもそもアニスのタイトミニスカ+ニーソックスは菊池氏の考案によるものなのは云うまでもありませんが、その「アニスのコスチュームなら誰よりも分かっている」方が、「ここがこうなったりアニスがこういうことをすればぱんつは見えます。ニーソックスもこうなります」を画で実践した訳で、さらにはぱんつが見えたら何でもいいでしょ? という志の低いことをせず、「アニスならどういう下着を身に付けるか」をきっちり考え選び抜いたことも窺える。それらを「こういうのが見たかったんでしょう?」と至極真面目な顔でお出しされてしまったら、画風の変化云々などは些末なこととなり、「ありがとう…ございます…!」と拝礼して受け取るしかありません。

わたしがこの本で甚く感じ入ったのは、画風がどれだけ変化しても、女性の描写に対する「真面目」な姿勢は一貫していたことが、「最新の」アニスを通じて窺えた点です。
ボーグマンやゼオライマー、サイメビコンパイラを含めた全盛期、それ以前の作風から感じていたことですが、麻宮&菊池氏は女性の肢体へのこわだりを隠さない一方で、下品になることを嫌っていたのではないでしょうか(たぶん照れもあったと思うのですが)。
サイメビのAMPの制服のストイックなデザイン、ゼオライマーの幽羅帝と颱爬のベッドシーンや美久の全裸に、それらは窺えていたと思います。平野監督のエロ描写って結構ねちっとしていたので、ゼオライマーのアレがほどほど加減だったのは菊池氏の技だと思ってるんですが。
ぬーたいぷで発表されたアニスの版権イラスト、ドスケベ水着にせよすっぽんぽんポスターにせよ、菊池氏的にエロの領域になる手前で線を引いて、そこを越えないように心がけていらっしゃったんじゃないかと。それでも「どうして!? どうしてそう変な方向にばかり思い切りがいいのよ!?」(画像略)感はありましたけど。

あとサイメビ7巻で丸々描き下ろされた香津美とロイのベッドシーン、あれも読者サービスとかそういうことでなく、「ぼくのかんがえたすっごいラブイチャセックス」に超真面目に取り組まれただけで、むしろエロくならないように描かれたんじゃないかと。あれは物語的に重要な場面だったはずですしねえ。余談ですけど、後に香津美が由貴に受胎を告げられた場面、結構好きですよ。あの瞬間のためのあのラブシーンだったはずだし。
前述のゼオライマーのベッドシーンも菊池氏的には「永遠の別離待ったなしのカップルが最後に愛し合う」哀しい場面で、単なるサービスで終わらせたくなかったんでしょう。

(ドラマガコミックス版)サイメビ8巻から。レビアが悪堕ち香津美に嬲られる場面のヒトコマ。
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実はここ、読み返した際に非常に感銘を受けたんですよオッサンだから。あんな風に服を割かれたら下着も割かれるだろう。ブラジャーも割かれたら乳房がこぼれてしまいます!(長男ステイ)と必然的に乳首が見える過程にこだわり、そして割かれたブラジャーの裏側を丁寧に描写することで、レビアのランジェリーの情報を提示し、「つい先刻までレビアのおっぱいに密着していた」リアルまで醸したんですよ。

この「真面目」さこそ、麻宮&菊池氏の女性キャラが持つ色香の根源じゃないでしょうか。おそらくToLOVEるやゆらぎ荘のような、主人公がすっ転んだだけで女の子のちちしりふとももコンニチワな男子の願望で作動するピタゴラスイッチを良しとせず、ちちしりふとももが見えるなら見えるまでの過程がまず必要、という主義なのではないかと、アニス本を拝見して思った次第です。

アニス本は「なんでそうなったのか」「なんでそうなっていくのか」を読者の想像に委ねる形式で過程は描かれていませんが、おそらく麻宮氏の中ではちゃんと状況が考えられていて、その上でシチュを置いていったんじゃないでしょうか。実際知らんけど(えっ)。
しかしわたしはずっと、何とか辻褄合わせするための妄想が止まらない哀れな状態なので、それこそ麻宮先生「計画通り(月画像略)」でしょうね。

「やだやだ! やっぱりあの頃の絵じゃなきゃ嫌だい!!」な原理主義な方には強要できませんが(気持ちは分かるし)、それでもボーグマンクラスタにとってマストアイテムだと思うので、在庫がなくなるまでに検討してみても良いのではないかと思います。実際一時的に在庫なくなったようですし、迷っているだけならさっさとぽちるのが吉です。背中は押しましたよ?
まあ、TVシリーズ当時の画風が田村英樹フォロワーで、そこに独自のエッセンスを垂らしていたのに対して、今の画風はリアル女性のプロポーションに二次元のデフォルメをピンポイントで盛っているカンジなので、好き好きになっちゃうのは避けられないですねえ。
今回の色指定と塗りはとても好きなので、ブルーレイBOXのジャケ絵の評判が芳しくないのは、中山久美子さんの色指定が(あの時点での画風に)合わなくなっていたからかなあとちょっと思いました。正直色の置き方が少々くどいかなと思ってたし。おっとチャックの話はよすんだ。

個人的にはこういうところも必見だと思います。
(サンプルで紹介されている画像と同じもののトリミング引用ですが、問題あるようなら削除します)

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TVシリーズ当時では「ニーソ着用」で終わってましたが、現在ではニーソの食い込みというアップデートが成され、ぱんつと同等のこだわりが窺えます。おっぱいに関しては…実際見て確認して下さい、以上のことは云えません。

以上、現場からお伝えしました。後は止まらない妄想の処理をどうにかしたいです…。
posted by はらよしかず at 18:00| ボーグマン

2019年12月31日

【今年最後】会川脚本を振り返る。

奥様例の本はぱんつだらけだそうですわよあら破廉恥な!(ヒソヒソ)どうしてか、ボーグマンイベントの時よりソワソワするマイマインド。いや横田守氏のるーぱー本とか型月の社長の画集とか島本先生の鬼滅本とか、心惹かれる新刊の噂を聞きかじったもので。

それとは関係なく、イベント直前にやったろうかなーと思っていたネタのひとつである会川脚本特集です。園田脚本とどっちにしようか迷ったんですが、それだと(ここ毎度見て下さってる方的には)褒め殺しとしか捉えられず嫌味度が増す気がしたのでヽ(´ー`)ノ
イベントは無事成功しましたし、参加者の方には嫌な顔されそうですが、それでも最終回以外はすべて園田脚本回の上映で、ボーグマンの何が伝わるのか伝えたかったのか、という引っかかりはあるので。口うるさいBBAが何かやってるよ()と流してやって下さい。

作画や演出との兼ね合いもあると思うのですが、見終わった後で印象に残らない話が多かった園田&岸間脚本回に比べ、エッジの効いた内容で何かしら心に残るのが会川脚本回だったと思うのです。これはOAVのテイストを効かせたくて大畑氏と共に会川氏を招いた根岸監督の思惑が当たった形になったと思います。
園田&岸間回は子供たちありきの「先生と生徒」のドラマになりがちだったのに対して、会川脚本は13話以降はボーグマン3人、後半ではメモリーの内面を重視。プロット自体も各話まとまってて、素直に面白く見れるクオリティを保っておりました。ただし(読広の大野氏と日テレの堀越氏が同席している場で)書いたという4話は、ちょっと取っ散らかっていたかも。

未レビューの回が多いので、それは後日じっくりやります。

【4話】最強の敵・ダストジード

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ジリオンで云えばリックスに当たる妖魔最強の戦士・ダストジードの登場に、ロードサンダーの大破、フリッツ博士退場と、「序盤の終わり」に必要な要素が盛り込まれた回。しかし作画はイマイチ、演出ももっさりしており、どうにも魅かれない回になってしまったのが残念。ダストジードの存在感、壊れて沈黙するサンダーの物悲しさは山ちゃんの演技で体裁を保てた印象。
ボーグマンを否定することでしか、自分のメモリーへの想いを表現できなかったフリッツ博士の不器用なツンデレぶりは良かったんですが、メッシュが再度動き始めるまで2年もあったんだからもっと早く口説いておけや! と思わなくもなく。ダストジードはキャラ立てを模索したまま今回はここまで、という感じだったんでしょうか。以降で微妙にキャラ変わっちゃったんですよね。
意固地なフリッツをビンタして「“いま”戦う以外にあの子たちに何がしてやれるのか」と毅然と云い放つメモリーの描写は、27話で活かされることになります。
ボーグマンたちでなければ「今この時」子供を守れない。そこを押し出そうとしてちょっと消化不良になった気がします。

【10話】妖魔兵器! 過去から来た少年

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難病を患い、治療が可能になる未来で目覚めるためにコールドスリープしていた少年・シロウとモーリーの偶然の出会いと心温まる交流、そして別れを描いた物語。単発のエピソードとしては申し分なく、モーリーの愛らしさも良く出ているんですが、会川氏はアニメージュのインタビューで、主題をどこに置いていいのか迷っていた時期の脚本であることを明かしており、ボーグマンでなくても(それこそジリオンでも)成立する話なんですよね。確かに、この回のボーグマン3人のポジションは「教師」なのか「街を守るヒーロー」なのか、どっちつかずな印象は受けます。クライマックスでリョウを差し置いて熱血して美味しいところを持って行くチャックに、この後更に顕著になる会川節の片鱗が見え隠れしております。

【13話】血戦! リョウ最期の日

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云うまでもなくボーグマン屈指の神回。会川氏だけでなく、すごいもの見せてやる! とスタッフ一丸となって制作されたという点では、最終回も凌駕する気迫が込められているんじゃないでしょうか。
困ったことに、わたくしいまだに13話を語るだけの語彙が用意できていません。ただ、ここでリョウとチャック、メモリーの過去が描かれたことで、会川氏が夏目想太郎前提の世界観から脱却し、登場人物に深みが増したことと、次の世代に「夢を託す」ための戦いであることを明示できたせいで、1クール目のような迷走が以降は見られなくなったのは大きかった。それだけ13話が投じたものは、作品にとって重要だったということは記しておきます。
メモリーありきのドラマではなく、リョウとダストジードの対峙に終始した点も重要。メモリーって(23話まで)会川氏にとって物語を構築する上で枷だったのかなあと思ったりします。16話は回想にしか出てこないし。リョウを中心に据えたボーグマンがやりたかったのかなと。
ところでリョウとちょっと連絡取れないだけで、ウロウロソワソワするチャックの心配性ぶりにくさった微笑みが浮かぶのは、ごく自然なことですよね?

【16話】美女の罠! 映画スターチャック大ピンチ

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本来とは別の意味で会川節が最高な回。リョウとチャックの関係の掘り下げが行われたのは、実はこの話だけなんですよ。そういう意味で貴重なエピなんですが、くされなわたくし、見る度にうひぃ! グフゥ! と背中を捩っちゃうぐらいにほもセンサーが反応していけません。美形度マシマシの池田作監だったのも罪深い。
どっちが映画出演にふさわしいかが発端となり、意地を張り合いケンカしてしまうリョウとチャックですが、本当にささやかな諍いで終わって後はふたりの世界でヒロインは空気という、他作品の会川脚本でもデフォルトになっていくほも領域展開がすごく…会川です…(日本語で)。某魔胎伝も、ヒロインの恵ちゃん空気化で南雲と武昭の悲恋物語になっちゃったしね…(一部曲解あり)。
ほもはともかく、クライマックスで「俺たちは奴らと戦うために生まれた!」と云い放つチャックは会川節極まれりすぎて、やりすぎ感すら。いやアンタ本当は宇宙に行くためにボーグマンになりましたやん。
ラストの男2人の掛け合いを見守るアニスとシンジ、という締めが気持ちいい回でもあります。13話で会川氏の中でキャラが出来上がったこともあってか、地に足の着いたキャラ描写をされるようになっていったので、そういう意味でも会川脚本回は安心して見れるようになります。園田氏は終盤まで夏目想太郎を引きずり続け、アニスに過剰に思い入れていったので尚更ですね。

【19話】妖魔都市! 不思議の国のアニス

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レビューやりましたのでそっちで。ぱんつしか語られないのは勿体ないぐらいに、本編ではよくできたエピソードなんですけどねえ。会川氏がアニスをどう解釈し、魅力的に描こうとしていたのか。それがよく分かる回でもあります。

【23話】シンジを救え! 襲われたボーグマン基地

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再燃してからかなり後まで、岸間脚本だと勘違いしていた回。それぐらい会川氏のアクの強さが控えめな珍しい回ですが、会川氏はこのエピで「子供番組」としてのボーグマンを描けた、そういう意味でお気に入りと語っておられます。
4話からこっち、会川氏がほとんど触れなかったメモリーが中心のエピとなってますが、メインはボーグマン基地そしてメカのおさらい。玩具の販促回として見ると、いいカンジにまとまってます。チャックと美姫のフラグもちゃんと立ててるんですよね。
メモリーがボーグマンたちの「司令官」として何を思い、リョウたちも知らないところで何を成してきたか。校長先生としての振舞いも描かれてるので、メモリー回としても秀逸な内容です。

【27話】崩壊の序曲! ギルトライアングルを攻略せよ

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26話から空気がガラっと変わり、終盤に向けてのターニングポイントとなった回。妖魔界で深手を負ったボーグマン3人が、ダストジードに囚われたファントムスワットを救いにスペースブロックへと赴き更なるダメージを受け、ギルトライアングルの降下も止められずに終わるという重いエピソード。バルテクターのブースター機能が初披露されましたが、打ち切りの余波であんまり活用されなかったような。
チャックと美姫、リョウとアニスの関係の転機、教師の仕事を通じて守りたい存在が増え、よりヒーローらしさを増したリョウなど、会川氏でなければ描かなかったであろう場面が盛り込まれてます。28話でこの辺を(脚本家がアニス可愛さに)まるっと無視した流れに持って行ったのは本当に許しがたい。ただ、個々のキャラクターのドラマは秀逸ですが、俯瞰で見るとダストジードのターンすぎる、ダストジードの背後で何が起きているのかが、やや分かりにくいかも知れないですね。

【29話】崩壊の日! メガロシティクライシス

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28話で別方向に持って行かれた流れを引き戻した回。ぶっちゃけ27話&29話でひとつのエピと思った方がいいんじゃないでしょうか。冒頭のリョウとアニスの会話とか、会川氏は主人公とヒロインの恋愛を重視するタイプに見えないせいか、リョウとアニスの関係性を大事にしていたのは意外でした。メガロシティの人々まで守れない。だけど学園内の子供たちだけは守り抜く。そんなメモリーの決意や、シンジとトオルに優しい視線を向け、ダストジードに毅然と挑み続けるリョウのヒーローとしての姿など、会川氏が必要と感じた要素を置いていった感じですね。特にリョウは動かしやすくなってたんじゃないかと思います。松本さんの演技も相乗効果になってたんじゃないでしょうか。


このエピを最後に会川氏はボーグマンの現場から離れますが、会川氏が少しずつ積み上げたダストジードの人物像、「子供たちが夢をかなえられる街に戻すために」戦うというボーグマンの存在意義は、13話で会川氏が明示したことで成立した要素であり、会川氏の功績を抜きにしてボーグマンは語れない。そう思ってます。終盤まで、園田氏も岸間氏もその辺はあまり深追いしてなかったし。両氏が重視したのは生徒たちで、リョウとチャックの「教師」以外の側面は、会川氏に丸投げしていた印象なんですよねえ。岸間氏はダストジードの描写はあんまり上手くなかったし(ボソリ)。

という訳で今年最後の更新でした良いお年を! 来年もこんな調子かな! …かな???
posted by はらよしかず at 18:36| ボーグマン